小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である
nkmr@C級魔術学生③先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、nkmr@C級魔術学生③先生よりいただきました文面となります。
【面白い小説を書く方法】
①魅力的な主人公を作る
②主人公の魅力が活きる展開を書く
③読者を感情移入させる
【解説】
①魅力的な主人公を作る
主人公が魅力的な作品=面白い作品、と言っても過言じゃない。
魅力的な主人公が作れたらもう勝ち。どんなジャンルでも共通して面白くできる。
能力・性格・経歴・言動、その他色々。
「〇〇が魅力な主人公が活躍する話を書きたい!」と思ったら、そのアイディアを大事にしよう。
他人の真似が横行しているこの界隈で、自分自身で思いついたアイディアはかけがえのない宝だ。
注意点として、魅力的な能力がてんこ盛りでも中身がスカスカな主人公は書かないようにしよう。
中身がスカスカで人間性に魅力がない主人公が能力だけで無双しても面白くならないから。
②主人公の魅力が活きる展開を書く
魅力的な主人公を作ったら、その魅力や強みを活かせるようなエピソードを書こう。
作品「主人公が主人公らしい能力や言動で活躍しちゃいまーす!」
読者「面白ええええ‼」
↑こうなる。
「このピンチ…きっと主人公なら‼」と読者に思わせるような舞台(+期待を持たせてくれる主人公)を用意しよう。
その舞台で主人公が〝主人公特有の能力〟で活躍したらもう最高。めっちゃ面白い。
「この主人公の才能、どこまで凄いんだ⁉」と、読めば読むほど主人公の凄さが明らかになっていくストーリー構成も面白い。
と、↑ここまでは能力的な魅力の部分だけど、人間性や言動の部分で主人公らしさを演出して活躍させるのは、「能力で活躍させる」よりもちょっと難しい。
それに関しては書き手の技量が試されると思う。
主人公の人間性や言動を魅力的に演出する方法として、割と簡単な書き方は「他の人がしない選択・主人公しかしない選択をさせる」という書き方。
例えば主人公が「お人好しな人物」だとすると、「主人公にとって何よりも大事な試験に向かっている途中で、偶然倒れている人を見つける」という場面で、「自分が試験に行けなくなるのを承知で倒れている人を助ける」ということを躊躇なく選択させたり、
例えば主人公が「正義感の強い人物」だとすると、「絶対に逆らってはいけない相手だと誰もが分かっている中で、主人公の目の前でその相手が理不尽に人々を虐げる」という場面で、自分に未来がなくなることを承知で逆らってはいけない相手に殴りかかる選択をさせたり、
例えば主人公が「義理固い人物」だとすると、「主人公自身のことで手一杯の中、かつて自分を手助けしてくれた人物が苦しんでいる現状を知らされる」という場面で、自分が苦しくなることを承知でその相手を助けにいくという選択をさせたり。
他に安牌な選択肢がいくらでもある状況を用意して、あえて「主人公らしい選択」をさせることで主人公の魅力を描くことができる。
自分自身が不利になる・リスクがある状況で主人公らしい選択をするシーンを見ると読者はグッとくるし、一気に主人公のことが好きになる。(この手法は割と簡単だからオススメ)
そして、その「主人公らしい選択」の結果、安牌な選択をしていた場合よりもポジティブな展開に進んだりすると物語としては滅茶苦茶面白い。
人間性や言動で読者を魅了するのは難しいけど、頑張って魅力的な主人公を読者に見てもらおう。
③読者に感情移入させる
正直、①と②だけで面白い作品になる。
でも、更に面白い作品にできるのが「読者に感情移入させる」という要素。
「主人公が悪い奴をぶっとばす」というシンプルなストーリーでも、読者が感情移入しているかどうかで面白さが段違いに変わる。
読者が「なんか悪い奴いるなー、お、主人公が倒したなー」くらいの感情しか持っていないと、その話を見ていても面白くない。
「主人公が悪い奴をぶっとばす」というストーリーなら、悪者サイドの悪行をしっかり描写して「このクソッたれを一秒でも早くぶちのめしてくれ‼」と読者を怒らせるか、被害者サイドの苦しみを描写して「どうか助けてあげて欲しい」「あまりにも可哀そうだ…」と同情させてから主人公が悪者をぶっとばすと、読者はしっかりと面白さやカタルシスを感じることができる。
ざまあ系が誰でも手軽に面白く書けるのは、「周囲が主人公を罵りながら追放する」という描写を冒頭に入れるだけで、読者が「こいつら許せねぇ!やっちまえ!」と感情移入しやすくて、主人公がざまあするだけでカタルシスが得られるから。そう考えると、読者に感情移入させる・感情移入しやすい描写を入れることの重要性がよく分かるね。
「自分が読み手だったら、この描写で感情移入できるか?」「この主人公の行動を読者は応援してくれるか?」というのを常に念頭に置いて書こう。
以上、3つの要素を抑えて書けば簡単に面白い小説が書けるよ。
是非やってみてね。
ちゃんと面白い小説が書けたら、ポイントが少なくても流行ものとかじゃなくても、コンテストで受賞して書籍化できちゃったりするよ。
面白い作品を書くの、結構オススメ。
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