小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である
藤夜先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、藤夜先生よりいただきました文面となります。
はじめまして、藤夜と申します。
私が小説家になろうさんに初めて投稿したのが2020年の12月でした。あれからちょうど5年が経ち、2025年の12月に角川文庫さんよりはじめて書籍をだすことができました。
『異能の姫は後宮の妖を祓う 平安陰陽奇譚』
https://www.kadokawa.co.jp/product/322507001212/
本当にありがたいことで、応援してくださる方々には厚く御礼申し上げます。
この度、6月15日にマグカンさんより
にしき秋湖先生によるコミカライズ版第一巻
『異能の姫は後宮の妖を祓う THE COMIC』
https://kansai.mag-garden.co.jp/series/a8d7efa41c0ee
が発売されることとなりました。
ご自分のオリジナル作品も描かれている先生にコミカライズを担当していただき、本当に果報者の作品となりました。
平安陰陽師と左近の少将の美形バディとともに後宮の謎を解く物語、美しい漫画となったコミカライズ版をぜひともお手にとっていただければと思っています。
✳︎✳︎✳︎
さて、創作についてです。書き手の皆さんに向けてのアドバイスが出来るような実績はございません。
五年間続けたことでご縁をいただいたので、自分を信じて書き続けることは大事だよということくらいでしょうか。
それだけではなんなので、今回改稿とコミカライズってこんなものだったよ、という裏話的なものをお話したいと思います。
ほんの少し参考になればよいのですが。
この作品、原作発売と同時にすでにコミカライズも第一話が公開されていますが、通常は原作が発売されてからコミカライズの準備がされるそうです。
編集さんも驚きで、改稿している合間にネームが送られてきていました。
はじめから12/25発売が決まっており、まだ原作は完成しておらず、なのに発売までにコミックス一巻分のネームを描き上げておかねばならず、にしき先生が1番苦労されただろうと思います。
本当に頭が下がります(汗)
改稿では編集さんと一緒にあーだこーだと構成を考えたり、文を加えたり削ったり何回もそれを繰り返します。
漫画もそこに並走して描いていたので、改稿で削った部分が一話目には残ってしまいました。
漫画で天壌無窮の神勅を桜子が読み上げるシーンは原作で削ったところです。
校正さんが最終入って時代用語や差別用語のチェックなどもするのですが、才媛とか狂気とかの単語が引っかかり、完成寸前の漫画も台詞まわりを直してもらったりとなかなか大変でした。
コミカライズに関しては、作品は漫画家さんのものなので、原作者はいち読者だと私は考えています。
漫画も映画もそれぞれの見せ方があるので、シナリオを原作に忠実にすると面白くない。監修はしていますが、時代考証や台詞まわりの齟齬がないかだけのチェックがほとんどです。
原作の素材を元に、にしき先生がそれはもう素晴らしい構成と演出を入れて描いています。
平安時代ものなので、ちょっと古典は苦手というかた、特に学生さんにぜひぜひこの漫画をおすすめしたいです。きっと古典も得意になるかも??
『異能の姫は後宮の妖を祓う THE COMIC』
漫画家 にしき秋湖
https://mag-garden-store.com/view/item/000000003110
どうぞよろしくお願いいたします!