小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である
佐藤真白先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、佐藤真白先生よりいただきました文面となります。
皆様こんにちは。お初にお目に掛かる方々にはじめまして。
佐藤真白と申します。以後お見知り置き下さいますと幸いです。
さて、最近はなろうにもなかなか投稿出来ない程度には忙しくさせていただいておりました。
はい、この度「本当の娘が帰ってきたので養女の私は消えることにしました」の電子書籍が4月25日発売となります。コミカライズのお話も出たりなんかしてます!ありがたや。
気になる方は是非ヤナギヨミ先生の表紙絵だけでもご覧ください。
https://www.cmoa.jp/title/1101482891/vol/1/
出版に際し、設定の一部見直しや大幅な加筆、修正等々、本業と相まって中々に目まぐるしい日々です(笑)
無事、第一巻が出版されることとなりましたので、憧れのお便りに投稿させていただいた次第です。
そんな私ですが実はちゃんと完結させられた連載作品はこちら一点だけなんです。
そんな私が経験豊富な方々のようにアドバイスが出来る点があるとしたら、それは「パクリと言われて筆を折りそうになったら」だと思います。
実は当該作品連載中、ちょっとバズったんです。それも悪い方で…。
海外ドラマの設定にそっくりだと話題になったそうで…。
私は個人的にもSNSをやっていない人なので実害は殆どなろうのコメントのみでしたが「パクリですか?」「オマージュですか?」「そこまでして有名になりたいの?」のようなコメントやメッセージが多数流れてきました。
身に覚えのない言われように憤りを感じでコメントにも「違います、オリジナルです。その作品をそもそも知りません」と返信していたんです。それ自体は悪い事であったとは思いませんが、やり方を間違えました。
私はその憤りを連載中の本編前の前書きで苦しい胸の内として書いてしまったんです。それにより一層火に油を注ぐ事態になりました。
私同様に名を上げられた作品を知らない人、知っていても私の作品とは切り離して考えてくれていた読者、やっぱりパクリだろうと思うユーザーの方々で荒れてしまいました。その中でも応援して下さった多くの方々に支えられて完結出来たと思っております。その節は誠にありがとう御座いました。
その中でも大変参考になるアドバイスも多く頂きました。
まずは前書きで鎮静化を図ろうとするのは悪手である事。
物語を純粋に楽しむ方々には不快に感じられるし、物語を楽しんでもらえなくなり、結果読む手を止められるという本末転倒な結果になる可能性を孕んでいます。
自己主張は活動報告で行うのがベストなのだと教えられました。
前書きでは「作者の今の考えを活動報告に記載しておりますので、興味のある方はお読み下さい」と誘導する方法をアドバイス頂きました。
次にメンタルの立て直し方です。正直心が折れました。
そもそもドラマを観る習慣のない私にとって海外ドラマなど未知すぎる分野でしたので…。バズるなども異世界の話で自分の身におきるなんて思っていませんでした。
多くのコメントで、物語がこれ程飽和しているご時世で全く別物の物語を生み出す事は不可能だと頂きました。その通りだと思います。
なので、私は指摘されたドラマを完結まで見ない選択をしました。見たら多分書けないと思ったんです。ネタバレサイトでざっくりとした確認はしましたけどね(^◇^;)
勿論、パクリやオマージュならそれを公表して謝罪するのが1番だと思います。しかし身に覚えが無いのならば書いた先で判断してもらうべきだろうと私は思ったんです。
書き上げた先で、やはりそっくりだ!パクリだ!と言われる恐怖もありましたけど、愛着を持って書き綴った人々の人生をなかった事にしたくなくて…それに職場で長期間続いている嫌がらせと同じで屈したくなかったんです。
でも自分を守るために一時的にコメント欄を閉鎖しました。再開後もなろうユーザー以外からのコメントは出来ない設定にしました。なろうユーザー以外からの攻撃が存外多かったと気付かされました。もしかしたら同じ人が何件も同じ様なコメントを送っていたのかもしれません。私の作品を読まずに叩いていた人もいたかも知れません。
結果、最後まで書き上げる頃には心無いコメントを頂戴する事も無くなりました。
今後は参考にした作品などは事前にお知らせするのも有りなのだと感じた事柄でした。
そして何より、なんと言われても最後まで書き上げる事!これが1番大事だと思います。実際最後まで書き切って、問題視されたドラマと同じだと言ってこられた方はいらっしゃいません。それが何よりの私の無実を証明するものだと考えます。ある程度のデフォルトは物語には付き物だと割り切って進めるのも有効かもしれません。
途中でパクリと言われたから悲しくなって筆を折りたくなる…分かります。私も何度も悩みました。でも最後まで書いてから筆を置いてもいいんです。コメント欄を閉じてもいいんです。何より自分が面白いと思った物語、最後まで完結させてあげましょう。
先にも述べましたが、もしも、本当に参考にしてパクってしまった物語ならば謝罪をして、オマージュならばなおのことリスペクトをもって書き切ってみては如何でしょうか。
その先に私のように完結後に声をかけていただくパターンもあるのです。それに、個人的見解として連載中の作品よりも完結済みの作品の方が終わり方が分かっているので多分出版社様側から見ても安心材料です。この人面白いけどいつも完結させられない人と思われるのは勿体無いので、是非完結を目指して下さい。
それに、運営さんも本当に問題がある作品であれば見過ごすはずがありません。自分にやましい心が無ければ堂々として下さい。堂々と出来なくてジタバタと足掻いた私が言うのも変な話ですけど…。
後は物語の余白を考えて置くと書籍化した際にちょっとしたボーナス特典になり得ます。私の場合力量不足で書ききれていなかった部分を加筆という形で書かせていただけています。書籍化しなくても最後まで読んでくださっていたユーザの方へのサービスとしてお返しする事も出来ますから、何が何でも書きたい事を書き切らなくても良いんだと個人的には思っています。勿論本当に書きたい事は絶対書くべきです。
あとは文脈のユレを無くす努力は現状個人的課題です…。これ本当に難しいのです。でもこれが無くなると、ぐっと文章が読みやくすなるんです。
誰が何を言ったのか、誰視点なのかを考えながら構成するのは最終的に文の魅力と力を上げてくれます。
まだまだ私も経験不足の不勉強ですので、皆様と同様に磨いていきたいスキルです。
長くなりましたが、なろうさんは書きたいものを書ける場です。好きなものを最後まで頑張って書いていきましょう!