小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である相有枝緖先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、相有枝緖先生よりいただきました文面となります。
はじめましての方、お久しぶりの方、ご覧いただきありがとうございます。
この度、拙作「修理屋の悠々」をオーバーラップ様より書籍化していただきました。
なお、サブタイトルを少々変更しまして
「修理屋の悠々 1 ~辺境の村でスキルを活かしてのんびり転生スローライフ~」
となっております。
イラストは、ゆーにっと様です。
華やかでめっちゃ素敵な表紙が目印です!
挿絵も思わずにんまりするくらい素晴らしいですよ!
番外編を書き下ろしたほか、エピソードを追加したり、カイ画伯の新作も掲載されたりと、Web版をご覧になった方にもさらに楽しんでいただける一冊になったと思います。
ご興味のある方、よろしければぜひご覧ください。
書店特典のSSも各種ございます(多分残っているはず)ので、気になるお店をチェックしてみてくださいませ。
特設サイト
https://over-lap.co.jp/narou/824017901/
Web版本編
https://ncode.syosetu.com/n7357lf/
◆◇
さて、宣伝はこのあたりで終わりにして、コラム的なものにうつります。
執筆の息抜きに、素敵な小説を読んだ味変に、さらっとご覧いただけますと幸いです。
今回は、ちょっとだけ作家っぽい話題で、
『登場人物や地名・国名などの名称の決め方について』です。
私は、9割以上は異世界ファンタジーを書いておりまして、人物や地名はヨーロッパ系の名称を使用しています。
本当に初期のころは、聞いたことのない響きの言葉とか、知っている言葉をもじってオリジナルっぽく変えたものとか、創意工夫を重ねようとしていました。
すぐにネタ切れになり、そこに割くエネルギーがもったいないと感じるようになりました。
下手をしたら、一つの名前を決めるのに何日も悩んでいたんです。
私が書きたいのは物語であって、何かの名前ではないので、それが楽しくなかったというのもあります。
そこで、試しにヨーロッパ圏の名前を並べて、そこからイメージに合う名前を選ぶようにしてみました。
すんなり決まって、物語を作ることに集中できるようになりました。
『名前を考えないと』というプレッシャーもなくなりました。
個人的には、良いことづくめですね。
こだわっているのは、ふんわりと適当に選ぶのではなく、言語を統一することです。
例えばフランス語と決めたら、その国の人物はフランス語の人名から選びます。
町や国の名前などは、イメージする言葉をフランス語に翻訳する形で作ることもあります。
ウェブで翻訳すると、発音までしてくれるのでとても助かっています。
ただ、ウェブでは思い通りの言葉を探せないことがあります。
拙作「修理屋の悠々」なら、『ウムランツ村』です。
作中では、ウーロン茶っぽいお茶の産地です。
そのため『ウーロンっぽい響きのドイツ語』で検索しましたが、うまく探せませんでした。
使ったのは、久方ぶりに引っ張り出した独和辞典です。
・『U』で始まる
・読み方は『ウーなんとか』的なもの
・途中にラ行が入るとベター
・村の名前にするのに良さそうな名称
を前から探した結果、『Umland』を見つけました。
カタカナにすると『ウムランツ』、日本語訳すると『周辺地域』です。
地方都市の周辺にある村、というイメージに合うと思って選びました。
これに味をしめて、仏和辞典と英和辞典も掘り出しました。
多分、しばらくは名前決めで何日も悩み続けるようなことはないと思います。
絶対ではないところが、なんとも言えませんね(笑)
作者の皆様は、名前決めはどうされていますか?
きっといろいろなお悩みと、同じだけの工夫があると思います。
私の方法が、何かの参考になれば幸いです。
お読みいただいてありがとうございました。
それでは皆様、良い読書ライフ・執筆ライフをお過ごしくださいませ。
【お便りコーナー】第275回: 相有枝緖先生
お便りコーナー
2026/09/30 11:00


