小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるルーシャオ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、ルーシャオ先生よりいただきました文面となります。
はじめまして、ルーシャオと申します。今回初めてお便りを送らせていただきます。
色々書籍化して三年くらい経つのですが、嬉しいことにこのたび私が原作を担当した漫画が発売されます。
・『婚約破棄ですか?はい喜んで。だって僕は姉の代わりですから! 1』
2026年8月28日発売(マイクロマガジン社・ライドコミックス)
作品の出版社紹介ページはこちら→https://www.ivy.comicride.jp/detail/bokukawa_s/
原作はこちら→https://ncode.syosetu.com/n9197hu/
婚約破棄もののテンプレートを変化球で投げた短編一本からの読切版前後編、そして連載へ、ついには紙の本が出ることになったため、これで胸を張ってお便りコーナーにお便り送れるぞ!と送りました。マジでそんなノリでずっと書いてきました。
☆☆☆ ☆☆☆
さて、私は今まで一度たりとも公募の賞は取れず、しかして異世界恋愛を主戦場に短編も長編も書いてきました。
執筆ジャンルは異世界恋愛に留まらず、歴史、SF、ミステリ、ホラー、異世界転移/転生など投稿作は割と節操なくなんでも書いちゃうタイプです。実際、小説家になろう各種ランキングにもあちこち名前が残っているはずです。
では、ランキングに載れば出版書籍化に繋がるのか?と言われればこう答えます。
——「まあそうかもしんないけど、実際にはかなり運が絡むし編集者の好みにもよる」。
巷でランキングが、ポイントが数字が、ブクマがPVがと書籍化ラインなるものが大っぴらに語られていますが、根拠は何一つとして明白ではありません。実際、私のところに来た書籍化打診もジャンル以外あんまり共通項はなく、日間ランキング一位取ったから書籍化した、という理屈は成り立ちません。
ただ多くの人々の目に留まる、という意味では確かにランキングに載ることは意味があるのかもしれません。それが即座にイコール書籍化打診とはならない、というだけの話です。
そもそも考えてみてください。
その書籍化ライン、実際にあったとして、公表したところで誰が得をするのか? 公表している人間は何のために公表した? 一体誰がその基準を作った? その根拠は? 有効サンプル数は? いつの話か? 検証データの取得方法は? 再検証と基準による再現性の確認はできているのか?
パッとこれだけの疑問が浮かぶような書籍化ラインというものは、本当は存在しない、砂漠の蜃気楼がごとき幻ではないか? と考えるのが筋でしょう。
仮にもし将来、出版社や小説家になろう運営が書籍化ラインという明確な基準を公表するのであれば話は異なりますが、今のところネット上で出てくる話は眉唾と思っていたほうが身のためです。
書籍化を夢見て日々一生懸命作品を書き続ける人々にとって、曖昧な夢よりも具体的な数字があるほうが目指すべき目標にしやすい、という心理につけ込んだホラ話である可能性もあります。
まあ、世の中には他人が一喜一憂するのを見てせせら笑う悪人も存在するので、常に「ホンマか?」と疑う姿勢を持っていましょう。『石橋はダイナマイトで砕いて自腹で再建して渡れ』、というではありませんか。
作者プロフィールでゴリラゴリラ言ってる人間が何言ってんだと指摘されたら「まあそうね」となりますが、私だって十年前はちゃんと書籍化打診を夢見るアマチュアだったんですよ!
そして何度も騙されては希望が打ち砕かれてきてつらかったので、ぜひ後続の書籍化作家を目指す方々には挫けずチャレンジしてほしいと本心から願っております。
あともう一つ、筆名は思いついたものを適当につけるのはやめたほうがいいです。ルーシャオ、本当に何の意味もないんです。本当は変えたい。辛子マヨネーズとかどうだろう。ダメかな。
ルーシャオ
小説家になろうマイページ:https://mypage.syosetu.com/2448784/
【お便りコーナー】第271回: ルーシャオ先生
お便りコーナー
2026/08/28 11:00




