【お便りコーナー】第232回: サイ先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるサイ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、サイ先生よりいただきました文面となります。

こんにちは サイと申します。
『異世界で夫の愛は重いけど可愛い子どもをほのぼの楽しく育てたい』を執筆しております。
12月に2巻も発売されますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
https://www.es-luna.jp/bookdetail/54ottonoai_luna.php

さて、実は私、このお便りコーナーの愛読者で、いつも楽しく拝見していました。
最近、なんと、自分でもお便りを応募できるのだという事を知り、こうして書かせていただきました。
ありがとうございます。

これを読んでおられる皆様は書き手であり、読み手でもあるのでしょうか。
皆さん配分はどうなっているんでしょう?
私はどうしても読む時間が取れなくって。でも、読んだ方が絶対いいのだろうなと思ってます。トレンドも取り入れられないし、魔法の呪文や使い方が分からない(ん?何言ってるんだ私)と、最近思います。だから私のお話は、やや時代遅れの魔法が使われているかもしれません。

本当はもっと小説を書いて読みたい。一日それだけしていたい。それができなくてもどかしく思う事もあります。
ただ、小説に割ける時間はなくても、小説以外の経験もすべてまた小説の種となると思って生きています。
大病を患ったり、終わらない家事育児に辟易し、仕事と家庭の両立に悩み、苦しみながら大学院に通って、叱咤激励を頂いて涙し、また誰かに温かい言葉を貰ったり。という日々の私。それらを時々小説の中に織り込んだりしています。
だから、小説を読めなかったり書けなくてやきもきしても、これも小説の為だと思うと元気になったりします。
つまりはまあ、好きなんですよね、小説を書くのが。
WRAP療法という言葉をご存知でしょうか?自分が元気になる常備薬をいくつかもっておきましょう、という行動療法です。私の場合は「執筆」なので、そこにつながっていくんですよね。
皆様も常備薬を沢山持ちながら楽しく執筆をしましょう!

最後に、この小説投稿という素晴らしいサイト運営してくださっているヒナプロジェクト様には、本当に感謝しかありません。私の人生をがらりと変えてくださった運営様であり、日々の楽しみを作り支えてくださっております。この「小説家になろう」というサイトの存在する時代に生まれて、本当に良かった!

それでは皆様、またどこかでお会いできれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【お便りコーナー】第231回: 朱音ゆうひ先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 朱音ゆうひ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、朱音ゆうひ先生よりいただきました文面となります。

こんにちは、いつもお世話になっております。
初めましての方は初めまして。朱音ゆうひと申します。

11月5日、一二三書房様から『桜の嫁入り~大正あやかし溺愛奇譚~』が刊行されます。
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4824205328/
念願の受賞・紙書籍化を果たせた感謝の気持ちを綴りたいなと思い、お便りコーナーにお邪魔しました。

私は元々「小説家になろう」の読み専ユーザーで、ランキングの小説を読んだり、気に入った作品の作者様の別作品を読んだり、検索して好みの作品を探して読んだり……と、皆様の作品が日常の一部になっていました。
例えば、いわゆる「ぼっち飯」を学校で食べるときに小説を読んでたりとか(友達がいなかったんや)、「明日が嫌だな」と憂うつな夜に(毎日しんどかったんや)、「でも明日になったら好きな作品が更新される予定だ、続きが楽しみだな」と明日の楽しみをいただき、励まされていました。

Web小説ならではの「商業ではできない」おふざけネタや、尖った作品。
「ええっ、そんなこと書いちゃうの」とびっくりするような展開。
ここには独自の文化があって、ひとりひとりの「どや、俺の文を喰らえ!」がひしめいている。
私はそんな「小説家になろう」が大好きです。同じような読者はきっと多いのではないかなと思います。

作品を投稿なさっている作者様へ。
あなたの作品は、どこかの誰かを知らない間に癒したり、救ったり、心の支えになっていたりするかもしれません。それってすごいことだな、と思います。
感想がなくても、実は読者は笑ったり、感動したりしているかもしれません。

さて、そんな読み専だった私ですが、身内の不幸がきっかけで気持ちの変化が起きて自分でも小説を書くようになりまして。
「自分、未熟だな」と思うことも多いのですが、先輩作家様や読者様のおかげで、書籍化することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回書籍化する『桜の嫁入り~大正あやかし溺愛奇譚~』は第五回一二三書房WEB小説大賞で銀賞を受賞した作品です。
2023年9月に「小説家になろう」に一日で全文を投稿した作品で、ずっと埋もれておりました。
「小説家になろう」の作品のブックマークは(これを書いている10月23日時点で)183件、評価ポイント合計446ポイント。いわゆる「低ポイント受賞」です。
よく小説家界隈で話題の「プロローグ」もあります(笑)。

世界観は和風・大正時代で、女性向け、文芸寄り。
才能を秘めているけど不遇な少女が救われて才能を開花させるタイプのシンデレラストーリー+作中で文学賞を受賞した作家にゴーストライター使用問題が発覚して、その作品の是非を考える、という内容です。

高ポイント作品はファンが付いていて、そのファンの何割かが購入してくれることが期待できますよね。
その点、低ポイント作品を刊行するのは、出版社側には割とリスクのある挑戦なのではないかな~と思うんです。

この出版不況の時代に、挑戦する気概のある出版社様や編集者様がいるって、素晴らしいことだなと思います。
「私も精いっぱい宣伝努力しよう」と思い、お便りコーナーにお邪魔いたしました。
もしよろしければ、ぜひ応援してください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

【お便りコーナー】第230回: みやび先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみやび先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、みやび先生よりいただきました文面となります。

 みやびです。いつもありがとうございます。
 2025年10月24日に、『最強の荷物持ち追放からはじまるハーレムライフ』を発売します。下はオフィシャルサイトへのリンクです。ちょっと覗いていただけたら嬉しいです。

https://dash.shueisha.co.jp/release/#978-4-08-631595-1

 ここは、アドバイス的な事を話す場所だそうですが、初めての出版なので、大したことは言えないのですが、出版で感じた事を少しだけ。
 個人的に思った事で、プロとアマチュアとの違いで大きいのは漢字の使い方ではないかと。私自身が校正で一番多かったのがそれですので。
 『分かる』なのか、『解る』なのか『わかる』なのか。微妙に語感が違うので使い分けてたのですが、それって必要な事なのかと。
 色々な本を読んでたら、その時代の流行なのか、その作者の趣味なのか『斯くして』とか『於いて』とか漢字を使ったりとか使わなかったりとかじゃないですか。特に学校の勉強で古典や漢文なども入ってきてもうごっちゃごちゃ。
 それで、タイムリーに先日、とある文豪先生がラジオでその使い分けをリスナーさんに聞かれてるのを耳にしたのですが、その答えは、『ワープロの変換の一番最初に入ってたもの』って言われてました。まあ、自由って事ですね。
 じんわり考えてみて思ったのが、マナーみたいなものなんじゃないかと。レストランで出てきた料理を手づかみで食べるのは自由ですが、それって周りの人を不愉快にさせると思います。そんな感じで、あんまり他の方が使ってないような事を漢字にするのは、個性ではなくてただ文章を読みにくくしてるだけだったんだなと。
 私も勉強中なので偉い事は言えないですが、少しでもいい作品を書こうと頑張ってる方の参考になったなら嬉しいです。
 最期に、書籍化できましたのは、まずは読んでいただいた方々、それと、その場所を作ってくれた小説家になろうに関わるすべての方々のお蔭です。ありがとうございます。とってもとっても感謝してます。

【お便りコーナー】第229回: 晩夏ノ空先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である晩夏ノ空先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、晩夏ノ空先生よりいただきました文面となります。

みなさま、初めまして。晩夏ノ空と申します。
主にスカッと系異世界ファンタジーを書く物書きにして、全ての作品に猫(っぽい生き物)が出てくることで定評がある猫の下僕です。お見知りおきください。

地味にX(旧Twitter)( https://x.com/banka_no_sola/status/1962122377271378094 )なんぞもやっておりますので、よろしければそちらもどうぞ。

今年8月、拙作『修羅場丸ごと異世界召喚 ~ダンナは『勇者()』、浮気相手は『せいじょ』サマ。『主婦』の私は不要ですね?~』のコミカライズ1巻、ならびに小説1巻が発売されました!
また、コミカライズは只今カドコミ&ニコニコ漫画にて絶賛連載中です!

コミカライズ1巻(8月7日発売):角川コミックス・エース
https://www.kadokawa.co.jp/product/322504000493/

小説1巻(8月25日発売):MFブックス
https://mfbooks.jp/product/shurabamarugoto/322504001231.html

コミカライズWeb連載サイト
カドコミ
https://comic-walker.com/detail/KC_006351_S/
ニコニコ漫画
https://manga.nicovideo.jp/comic/71802
応援してくださったみなさま、改めて本当にありがとうございます。
まだご覧になったことがないみなさま、この機会に是非、覗いてみてください。


…さて。
このコミカライズと小説の発売日の並び、「あれ?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう。「ほぼ同時進行だがコミカライズが先行で、後追いで小説が出版される」というかなり珍しいケースとなっております。

実はこの作品、注目を浴びたのは連載中ではなく、本編完結後でした。

完結すると閲覧する読者様が増えるという現象はみなさまご存知かと思いますが、それが極端に作用して、
完結→アクセス数増→評価ポイント増→ランキングを駆け上がって出版社の目に留まる
という流れになったようです。
お声掛けいただいた当時、人生、何があるか分からないもんだなあ…と心の底から思いました。いやホント。

この経験から私が言えることは一つです。
『小説は、完結させた方がお得』

……すみません、言い方がちょっとアレですが。

実は『修羅場丸ごと異世界召喚』以外の作品でも前例がありまして。
拙作『スーパー派遣令嬢は王宮を見限ったようです ~無能上司に『お前はもう不要だ』と言われたので、私は故郷に帰ります~』、こちらも完結してからアクセス数が増え、ランキングを駆け上がって行きました。
逆に言うと、連載中はそれほどでもなかったんです。
同時進行中だった他の作品より、ちょっとだけ反応がいいかな?くらいでした。

なので、連載中はそれほど閲覧されていなくても極端に悲観することはないと思います。
完結している作品を優先して読む読者様は多いでしょうし、そういう方は積極的に反応を返してくれます。実際、おすすめレビューをいただいたのも、作品が完結した後でした。

あと、1つの作品がランキングに載ると、連動して他の作品へのアクセス数も増えます。他作品が完結済みだと、よりその傾向が顕著になります。お得です。

ただし、もちろん、それで確実に人気が出るとは言い切れません。
実際、『スーパー派遣令嬢』の次に完結した『アベル・イグナシオ回想録 ~国境で捕えられた敵国人は、俺の命の恩人でした~』、その次の『丸耳エルフとねこドラゴン』ともに、『スーパー派遣令嬢』ほどのアクセス数の増加は起きませんでした。
でも確実に、「自分は物語を完成させた!」と、自信になります。

だから、とにかく書き続けてください。
一つ完結させることができると、次の作品を完結させる難易度がぐっと下がります。
「この作品も、完結させたらみんな見てくれるかな?」と楽しみにさえなってきます。
実は現在連載中の『兼業農家冒険者のスローライフ(?)な日々~農業滅茶苦茶キツいんだけど、誰にクレーム入れたらいい?~』も、それをちょっとだけ期待しています(笑)


以上、執筆の参考になりましたら幸いです。
それではみなさま、良い小説ライフを!

【お便りコーナー】第228回: 藍 敦(アイ アツシ)先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 藍 敦(アイ アツシ)先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、藍 敦(アイ アツシ)先生よりいただきました文面となります。

(´・ω・`)はじめましての方ははじめまして、藍 敦(アイ アツシ)と申します。

今回は、デビュー十周年の節目に、こうして新作を出版して頂くこととなり、初めてお便りコーナーというものを利用しようと思い立ちました。

早いものですね、この作家豚が世に解き放たれて、もう十年ですよ、十年。
赤ちゃんなら十歳、おじいさんなら十歳、犬なら十歳年齢が増えるだけの年月ですよ。
それどころか、アフリカなら十年の歳月が経過していてもおかしくないんです!

こうして作家として活動を続けられるのも、私の作品を読んでくださる皆様のお陰です、本当に感謝しているのです。
私は普段、読者の方々と積極的にコミュニケーションを取らないタチなのですが、それでもこの節目に、改めて皆様の目に触れる形で感謝の言葉を述べたいと思い、こうして筆を取らせて頂きました。

このような場を、作品を披露する場を提供してくださっているヒナプロジェクト様、読んで下さっている読者の皆様、このサイトを支えている、私の作品を読んでいなくても利用しているユーザーの皆様。

その全ての方達に改めて感謝の気持ちを述べたいと思います。





(´・ω・`)あ、『じゃあ俺だけネトゲのキャラ使うわ』の一巻の発売は12月13日となっております!