【お便りコーナー】第167回:ミミ@5/31『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』発売先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるミミ@5/31『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』発売先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ミミ@5/31『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』発売先生よりいただきました文面となります。

 ふむふむ。規約を読みました。「お便りコーナー」は作家による「アドバイス」や「雑談」を募集しているわけですね。なるほど。
 何のアドバイスとは書かれていないので、上手なザリガニの釣り方を書いても許されると思いましたが、そんなこともあろうかと雑談も募集しているわけですね。なろう運営、なかなかやりおるわい。

 改めまして、5月31日発売『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』の作者ミミです。
 このまま3億文字ほど雑談で埋めて、世界一長い雑談でギネスに載ることも考えましたが、1万5000文字制限があるので断念します。なろう運営、なかなかやりおるわい。

 というわけで、今回のテーマはこちら『非web公募新人賞となろう書籍化の違い』です。私の経験を元に少しお話しようと思います。

 私は集英社と講談社、それぞれの新人賞から刊行した経験がある作家です。どちらも、なろうで応募可能なweb公募新人賞ではなく、誰も見てない原稿をそのまま送るタイプのものでした。
 こういった非web公募新人賞は、基本的に下読みから審査員まで全員が全文を読みます。いきなり主人公が刺されようと削り方間違って重要な説明を入れ忘れたまま応募していようとミミとかいう変な名前で送ろうと、ちゃんと読んでくれます。よく読んでくれたなぁ。
 一方で、なろう書籍化の場合、出版前の読者は皆さん一般ユーザーです。途中で読みやめるのは当然の権利で、更新間隔が広かったりどこまで読んだかわからなくなっただけでも読みやめることがあると思います。私はありました。

 なので、『非web公募新人賞となろう書籍化の違い』はいろいろありますが、私は「読者に読みやめる権利があるかどうか」が一番大きな違いだと思います。

 私はなろうで書くにあたって、この「読者に読みやめる権利がある」ことを念頭に置いて、非web公募新人賞とはまったく違う書き方を構築しました。
 とにかく文章を軽くして読む負担を減らし、最序盤でテーマが把握できるようにしてわかりやすくし、あえて構造をワンパターンにして話の筋が予想しやすいようにしたのです。完璧です。次世代の小説です。もはや、人類は小説の新たな可能性にひれ伏すべきです。
 書き始めました。地の文が一行もない話すらある小説が出来上がりました。なんで?

 そんな不思議な作品ですが、ありがたいことに『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』は1年足らずで1000万PVを突破し、複数社から書籍化やコミカライズの打診を受けました。どうやら、私が思うよりもずっとずっと読者は懐が深かったようです。なろうユーザー、なかなかやりおるわい。

 ここまでお読みくださった皆さんにも一読していただけると大変嬉しいです。それでは、失礼します。

5月31日発売『生放送! TSエルフ姫ちゃんねる』amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4065348455/

Kラノベブックス生放送! TSエルフ姫ちゃんねるページ(こちら、試し読みもあります)
https://lanove.kodansha.co.jp/new_books/2024/6/2.html

【お便りコーナー】第166回:茅先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である茅先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、茅先生よりいただきました文面となります。

はじめまして、茅(ちがや)と申します。
5月23日、5月30日と2週連続で「ダイアナマイトー転生令嬢は政略結婚に夢を見るー」がエンジェライト文庫様より刊行します!
1冊ワンコイン+税とお手頃価格です!

ここまでこれたのも皆様と、ヒナプロジェクト様のおかげです!
応援ありがとうございます!
怪しげな打診を弾き、信頼できる会社だけ取り次いでいただきありがとうございます!

書籍版は新規エピソードを加筆し、展開も一部変えています。
書籍のみ、Webのみでも楽しめますし、書籍→Web続編の流れになっても齟齬が無いようにしています。

1巻は覚醒した主人公・ダイアナが息をするように、立ちふさがる連中をざまぁしまくり。
2巻は怒涛の展開からのハッピーエンド。Webでは語られなかった、天敵の内心描写もあったり。

恋愛小説ですが、同文庫の錚々たるラインナップと比べると、拙作は完全に異色です。
どのくらい異色かは、実物を手にとっていただければと思います。



では本題の、書籍化を目指す方(もしくは多くの人に読まれたい方)へのメッセージです。
私は受賞歴なし、所属団体なしなので、運良く拾い上げされた人間の個人的な考えであることを念頭においてください。

まず既出の意見ですが、完結させましょう。
物語を畳むという経験が得られるだけでなく、信用も築くことができます。
私は長いこと読み専でしたが、面白い作品があれば、その作者の作品一覧を確認します。
更新ストップしている作品が多く、完結作品が少ないと、完結の望みなしと判断して撤退します。これ以上好きになって、涙したくないので……。

伸びなかった作品に見切りをつけるのは問題ありません。
その場合は、キリの良いところで終わらせましょう。
もったいなく感じるかもしれませんが、次の連載がうまくいったらそちらに夢中になるのが人というもの。

次に設定やキャラクターを、いっぺんに放出しないようにしましょう。
私は過去にやらかしました。
序盤にまとめて説明した方が良いだろう、と見事に脱落者を量産しました。
文才のある人は問題ないんでしょうが、そんな人はとうに書籍化していて、このメッセージの対象外です。

才も経験もない私は、世界観は小出しにし、新キャラの登場も1話につき3名まで(理想は2名)。読者が咀嚼してから、次を出すよう心がけています。
上記の人数は自分が読者だったらの基準です。国名、人名、スキル……初見の固有名詞を並べられ其々についてつらつら説明されると、目が滑るというか読み飛ばしてしまいます。オレ馬鹿だからよう。
商業作家を目指すなら、ユーザーフレンドリーの姿勢は大事です。

最後にイマジナリー読者(or編集者)に、執筆を見守ってもらいましょう。
読者の設定は、その小説のターゲット層です。
そのスピリチュアルな存在の言いなりになれ、という話ではありません。
あくまで主導権は貴方の状態で、二人三脚状態で作品づくりをしてみてください。

書いたことに満足して終わらず、世間に公開するのなら、貴方の世界を小説という形にして他人と共有することが目的だと思います。
その文章を目にした読者が理解できなければ、目的が達成できません。
作者のこだわりは最優先に。ただ話の展開や設定において「なんでそうなるの?」「それ矛盾してない?」と第三者目線で質問された時に、これはこうだと答えられるようにすれば充分です。全てを書き連ねる必要はありません。

ダイアナマイトがどんな読者をターゲットにして書かれたかは、1巻あとがきに書いています。
興味のある方は、本文を呼んだ後にそちらもご一読ください。

今は低ポイントでもレーベルにマッチすれば打診がきますが、そのジャッジをするのは編集者です。
編集者は目の肥えた読者です。
ぜひとも一般の読者も、プロの編集者も釘付けにするような作品を書いてください。

隙あらば宣伝を挟みつつ、私からは以上です。
「オメーの小説に興味ねぇけど、このコーナーは参考になったわ」という方はXの書籍告知にリポストお願いします!
本買ってくれとか、レビュー書いてくれとか、評価くれとか言わないんで! いや本音はそっちもお願いしたいんですがね!!

販売ストア一覧(https://angelitenovels.com/stores-on-sale/
茅X(https://twitter.com/31ohgaUMA

【お便りコーナー】第165回: 霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生よりいただきました文面となります。

 初めまして。
 もしくはこんにちは。
 霜月零です。
 霜月は『しもづき』と濁らせて読んでくださいね?

 さて、本日お手紙を送らせて頂いたのは、新刊告知の為です。

『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』
Amazon様URL↓
https://amzn.asia/d/8qFA7Yn

 小説家になろう様掲載のこの作品が、5/17(金)発売となります。
 こちらの作品を見て頂くとわかるのですが、なろう様掲載分は2万文字程度のお話となっております。

 いわゆる短編~中編のお話なのですが、書籍化のお声をかけて頂き、約8割書き下ろしました。
 最初、なろう運営様からのメッセージを頂いた時は、アンソロジーかコミカライズかなと思いました。

 なんせ、2万文字。
 一冊の本にするには大分足りません。
 ランキングには載っていましたが、まさか2万文字で書籍化の打診を頂けるとは思わないですよね?
 でも、こうして一冊の本にして頂けることになりました。
 これは、とても夢のあることではないでしょうか。
 
 一昔前ですと、書籍化打診は10万文字以上でしたよね。
 それが、2万文字。
 短編でも書籍化して頂ける。
 10万文字を一気に書くことは困難でも、2万文字から機会がある!
 
 なのでわたしは、書籍化を目指している方々には、短編を多く書いてみてほしいな、と思います。
 書籍化の打診を頂いても、書籍一冊分約10万文字書けるかどうか不安な方は、連鎖短編などもおすすめです。
 
 今回書籍化して頂いた『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが~』も、本編と、本編に出てきた重要キャラのお話と、そして本編後のお話と。
 3つの話を書かせて頂いています。
 短編を、どんなふうに書籍一冊分にするのか。
 ぜひ、読み比べて参考にして頂けたらと思います。

小説家になろう様掲載URL↓
https://ncode.syosetu.com/n3216ib/

Amazon販売ページURL↓
https://amzn.asia/d/8qFA7Yn

 また、これだけですと「新刊のCMだけでは?!」と誤解されてしまいそうなので、短編を書く時のわたしのコツなどを少々。

 わたしは、常に小説家になろう様の短編ランキングを読んでいます。
 読んでいるうちに、「あれ? この場合、こっちのパターンもあるのでは?」と思いつくことがよくあります。

 今回書籍化して頂いたお話も、書いた当時『君を愛することはないと、初夜で主人公に吐き捨てる酷い旦那』が流行っていました。
 酷いことを言って、結局そんな旦那はざまぁされるのですが、ふと、思ったのです。

「旦那様のほうに、やむにやまれぬ事情がある場合はどうだろう?」と。

 そうして出来上がったのが、『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』でした。
 執筆のご参考になったら、幸いです。

【お便りコーナー】第164回:岩上翠先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である岩上翠先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、岩上翠先生よりいただきました文面となります。

はじめまして、岩上翠と申します。
このたび小説家になろう様で連載していた『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』が、4月18日に小学館様ガガガブックスfより刊行されました。

小説家になろう版『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』
https://ncode.syosetu.com/n7087ii/

また、イラスト担当のサザメ漬け先生によるコミカライズも予定されています!
改めて、応援してくださった読者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

この作品は、私の初めての書籍化作品となります。
商業作家としては完全に初心者なのですが、以前からこちらの【お便りコーナー】を愛読していたこともあり、初心者なりにみなさまの創作のお役に立てるようなことが書ければと思いお便りさせていただきました。



このコーナーを読んでいらっしゃる方には、書籍化を目指す作者様が多いのではないでしょうか。
私も書籍化が夢で、出版されるような作品を書くためには何が必要なんだろう…と試行錯誤していました。
それを踏まえ、今回は「王道」×「モチーフ」という書き方をご紹介させていただけたらと思います。

王道が大事、ということは多くの先輩作家様がおっしゃっていますが、王道≒テンプレとなり、他の作品との差別化はしにくくなるかもしれません。
そこで私が取った方法は、王道のストーリーに加えてはっきりとしたモチーフを作り、それに沿ってストーリーを展開させるというものです。

モチーフ:主題
たとえば野球漫画における野球のように、作品全体を通して描かれる主人公にとって重要な何か。

私の「王道」×「モチーフ」の書き方は以下のようになります。

①まずはおおまかにどんな作品かを決める
(たとえば王道の「悪役令嬢が断罪を回避する物語」「婚約破棄された令嬢が契約結婚をする話」など)
②それからどんなモチーフで書くかを決める
(たとえば「歌」「お菓子」「モフモフ」などたくさん書き出してみる)
③その二つを組み合わせる
(たとえばモフモフが大好きな悪役令嬢は自分を断罪するはずの公爵令息を避けたいけど、いつも癒されている大好きなモフモフわんこの正体が実は魔法をかけられたその公爵令息だった、など)

……いかがでしょうか。
なんだか楽しいストーリーが書けそうな気がしてきませんか?
ちなみに拙作『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』のモチーフは「刺繍」です。

はっきりとしたモチーフがあることで、主人公を動かしやすく、活躍させやすくなり、作品の世界観もイメージしやすくなるのではないかなと思います。

少しでも執筆の際の参考になれば幸いです。
みなさまの創作活動が、楽しく充実したものとなりますように!



最後に改めてお知らせをさせてください。
書籍版『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』発売中です!
どうぞよろしくお願いいたします。

小学館公式ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09461171

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4094611711/?tag=shogakukanonl-22

岩上翠X(Twitter)
https://twitter.com/iwakamisui

【お便りコーナー】第163回:景華先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である景華先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、景華先生よりいただきました文面となります。

皆様おはこんばんにちは!!
景華と申します!!
けいかじゃないよ、かげはなだよ!!

この度、小説家になろうにて掲載中の『たくあん聖女のレシピ集 【たくあん錬成】スキル発覚で役立たずだと追放されましたが神殿食堂で強く生きていきます』が、5月10日、カドカワBOOKS様より発売いたします!!

皆様の応援のおかげです!!
本当にありがとうございます。
今回、かなり加筆をし、バトルも増え、ほっこりとともにわくわくドキドキが盛りだくさん!!
そしてなんと、書籍版では魅力的な新キャラが登場!!
ボンキュッボンの女騎士で、彼女がいることでさらに物語が深くなることでしょう!!

皆様ぜひ、お読みいただけると嬉しいです(*'ω'*)

■■■

さてさて!!
アドバイスコーナーでございます!!

皆様、物語を書く上で行き詰まることってありますよね?
キャラクター作成、物語の構成、言葉の選択など、迷い立ち止まることも多いかと思います。

私は、実はあまりありません。
もちろん全くない、ということはないですけども……。
その理由は、おそらく私の普段からの癖のおかげなのだろうなと思っています。

↓景華の癖↓

・いつも小さなメモ帳とボールペンを持ち歩いて、良いなと思った言葉、名前、花や景色の特徴、自分の感情の移り変わり。それらを自分の感じた時に、メモ帳を出して書き留める。
・職場や友人、SNSのフォロワーさん一人ひとりを観察。会話の一つ一つも自分の中の糧に。

この二つです!!

あぁぁっ、待って!! 引かないで!!
これ本当に創作するうえでものすごく助かっているんです!!

よくインプットとアウトプットが大切、って言いますよね?
あれです。

日常的にそれが癖になっているからこそ色々浮かび溢れるのだと思っています。

例えば今回発売する「たくあん聖女のレシピ集」。
こちらの作品は、私がたくあん好きということから、フォロワーさんと「たくあんを広めるファンタジーとか楽しそうだよねー」と話をしていて思いついた物語です。

そしてこの物語に出てくるたくさんの個性的なキャラクターは、だいたいが私の個性豊かなフォロワーさんをモチーフに描いたものだったりもします。
だからこそ一人一人が愛おしく、そして彼らの物語を深く描くことができるのだと思います。

日常の些細な光景、会話、感情。
それらすべてが、我々物書きにとっては糧なのだと思っています。

そうは言っても立ち止まるときは立ち止まるでしょう。
どうにもならないときは、一旦立ち止まって、好きなことしましょ!!
脳内リセットしたら、案外何かが降りてくるものです。

一人じゃどうにもならない時は、創作の先輩や仲間に自分の思いを聞いてもらうことも、良い切り替えになります。
皆様、快く、自分の経験を交えながらアドバイスをくださると思います。もちろん私も。

──と、私からの今回のアドバイスは以上になります。

景華の大切な日々を彩ってくださる皆様の創作ライフが、悩みながらも楽しいものになりますように。


『たくあん聖女のレシピ集 【たくあん錬成】スキル発覚で役立たずだと追放されましたが神殿食堂で強く生きていきます』
発売日 2024年5月10日
レーベル カドカワBOOKS

カドカワBOOKSたくあん聖女ページ
https://kadokawabooks.jp/product/takuanseijo/322402000472.html

Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4040754549?tag=kadokawa-booksweb-22


皆様どうぞよろしくお願いいたします。

景華