小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である卯崎瑛珠先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、卯崎瑛珠先生よりいただきました文面となります。
こんにちは、はじめまして。
卯崎瑛珠(うさきえいじゅ)と申します。
2025/10/1に、角川ビーンズ文庫様より『見た目幼女な悪役令嬢は、氷の皇太子(時々可愛い)の腕の中。』が発売されます!
https://beans.kadokawa.co.jp/product/322506000115.html
ぜひお手に取って見てくださいね。
今日は、小説を書いている皆さんが陥りがちな『苦しみ』について、書いてみたいと思います。
私が小説を書き始めたのは、2022年。デビューは2024年です。
こう書くと順調そうに見えると思いますが、実際は全く違います。
もちろん、小説を書くことは、とても楽しんでいます。
一方で結果が出ない・読まれない・評価されないといったことに対して、焦りや苛立ちなど、とても言葉で言い表せない感情を常に抱えております。
これらを『苦しみ』と表現してみました。
Web小説は、気軽に書けて・公開して・評価をもらえて・コンテストにエントリーできる場所です。
便利な反面、全てが可視化されてしまう。
だからこそ、周りを見ればすっごい人たちがたくさんいらっしゃって。
むしろすっごい人しかいないのではないか、と思ってしまいます。
右を見ても左を見ても、「受賞!」「一位!」「書籍予約中!」「好評発売中!」しか目に入らないですよね。
私なんて――
何度も何度もそう思っています。
けれども、書くのをやめられないのはなぜでしょうか。
改めて、考えてみました。
頭の中の世界をアウトプットして、形になる。
それだけでなく、誰かと共有できる。
大好きなストーリーや世界観、キャラ。
ニッチなジャンルだけど、こういうのが好き!
日頃の鬱憤を、バトルで晴らそう。世界を滅亡させてしまえ。
そうなんです。結局、自分の作品には自分の好きなものが詰まっている、と気づいたんです。
当然苦しみは、そう簡単にはなくなりません。
でも『楽しい』が上回ればいいんじゃないかな、と思えてきました。
まだまだ修行中の身ですが、こういう考え方もあるのだなと、ご参考になれば幸いです。
最後にもう一度だけ、宣伝させてくださいね。
角川ビーンズ文庫様より2025/10/1に発売されます。
『見た目幼女な悪役令嬢は、氷の皇太子(時々可愛い)の腕の中。』
https://beans.kadokawa.co.jp/product/322506000115.html
私の大好きなファンタジー要素と陰謀、政治的駆け引きをふんだんに盛り込みました。
是非是非、表紙だけでも見ていただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。
【お便りコーナー】第224回: 卯崎瑛珠先生
お便りコーナー
2025/09/17 11:00