お便りコーナー 2018年04月17日 16:33
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるりょうと かえ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 りょうと かえ先生よりご連絡いただきました文面となります。



 はじめまして、りょうと かえと申します。
 小説家になろう様にて「紅き血に口づけを ~外れスキルからの逆転人生~」(https://ncode.syosetu.com/n3668ef/)を連載しております。

 こちらが2018年4月に書籍として発売されるにあたり、今回筆をとらせていただきました。
 アドバイスというよりも、こんなことをしたら書籍化まで行きました、という実体験になります。

 1、ひたすら読んだ
 登録前から現在まで約1年間、小説家になろう様で読んだ文字数は、おそらく2000万字ほどです。文庫本で200冊分になります。
 私が得難いと思ったのは、「書籍になる前」の生原稿が読めることです。公募ではそうはいきません。応募したそのままが世に出ることはないからです。
 web版と書籍版を比べることで、どのようなポイントがあるかも体感的に会得できました。
 これまで公募で駄目だった10年間よりも、遥かに多くのことをこの1年で学べたと思います。

 2、好まれるタグ
 読むのと並行して、いくつかの作品要素やタグに人気があるのがわかってきました。これまでは全くわからなかった「読者像」がぼんやりと掴めるようになっていました。
 今まで意識しなかった要素を書いてみる、という挑戦が出来る様になったのです。
「紅き血」は婚約破棄というオーソドックスな要素を使った作品です。小説家になろう様を読まなければ、この作品は生まれなかったと思います。

 3、得意なことに集中する
 人によって書きやすい場面やキャラは違うと思いますが、小説家になろう様はそれを絞って長期間書ける場でした。
 これは本当に良かったことです。今までの執筆は霧の中を歩いている様なものでしたが、現在は自分の強みを活かせていると思っています。リアルタイムな読者の反応は大きな糧となりました。
 もちろん苦手は少ない方がいいのでしょうが、客観的に得意・不得意がわかるのは非常に有難いことでした。

 以上です。創作は楽しくも辛いことがありますが、続ければそれで良いものです。

 最後に4月12日ノクスノベルス様より発売の「紅き血に口づけを ~外れスキルからの逆転人生~」を宜しくお願いいたします。
 果てのない創作を、できる限り楽しみましょう。
投稿者:kuro 
お便りコーナー 2018年04月09日 14:50
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるぐう鱈先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 ぐう鱈先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めまして、ぐう鱈と申します。

 4月16日にアース・スターノベル様より「ダンジョン農家! ~モンスターと始めるハッピーライフ~」を発売させていただけることとなりましたので、ついにこのコーナーにお便りできる! ということで駄文似て恐縮ですが送らせていただきます。

 さて、テーマが「アドバイス」という事ですが、今まで投稿した皆さまが的確に書いています!
 非常に参考になります!……ぐう鱈のアドバイスなんて必要あるのだろうか……。
 と、ちょっと悩みました。ちょっとだけね。むしろ私だから説得力のあると思って書きたいと思います。

≪アドバイス?≫
 1.どんなモチベーションで書き始めるべきなのか
 2.どんな方法論があるのか
 3.ゴールは実はスタート地点
 4.ファンタジー書いてるけどリアルのお話をしよう


□.1つめ、「1.どんなモチベーションで書き始めるべきなのか」。

 書きたい!で続けられるほど簡単ではありません。書くのには時間がかかるし、想いだけで書いたら途中でわけがわからなくなる。プロットをしっかりしようと思ったらそこで時間切れになってしまう。書き始めても1話2~3時間執筆にかかるし……。
 そこで私の場合は複数の目的、つまりモチベーションをもって挑みました。

≪ぐう鱈のモチベーション≫
 ・最近報告書類しか書いていなかったので、文章としての文を書く
 ・なろうのロジックを体感してみる
 ・読みたい内容の小説がすぐ違う展開に行く。なら自分で書いてやる!

 モチベーションが1本折れようがまだ、我々には2本ある!!
 ……そんな感じでプロット書いたら非常に長くなりました(汗)。
 折れないモチベーション。
 なんてものはありません。分散することでリスクヘッジするのです(ヲイ)。


□.2つめ、「2.どんな方法論があるのか?」

 いろんな人が言っていますが、とりあえずランキング上げる為には同じ趣向の同士を集めて(1作目で大ヒットなんて……貴様ら天才か!あ、天才か……)、その時分に流行ってそうな要素を読んで欲しい内容の上っ面に乗っけて発表です!
 ……。そっ、そんなことで。自分の作品の特徴(上記した自分が書きたい・読みたいこと・読んでほしいこと)をしっかり持つことが大事だと思います。


□.3つめ、「ゴールは実はスタート地点」

 本を作るという事において、書籍化決定は『開始の合図』です。WEB公開しているものをそのまま本にしてしまってはあまり意味がありません。そこから如何に上乗せをし、業界諸先輩方の考え方を学ぶこと、更によくしていくスタートになります。なので作品の芯をしっかり持つことが、書籍化したあと迷わなくて済むかなぁ……なんてね。


□.4つめ、「ファンタジー書いてるけどリアルのお話をしよう」

 私は天才ではないです。高校の時代に賞に応募した小説は酷い内容でした。
 では何故書籍化できたのか?
 それはそれまでの人生の積み重ねから染み出た、人生の味、の様なものだと思います。
 ファンタジーであろうが、SFであろうが、出てくる人間は人間です。人間関係の狭い高校時代に自分ではキャラクターを書くのには限界がありました。ですが社会に出て、リアルで破天荒な先輩や、飛びぬけて冷徹な先輩。まさにオーラをだして圧迫してく上長。色々いたはずです。そんな経験を経てキャラクターを考えたとき、彼らが投影されると現実味を持った魅力的なキャラクター。そしてシナリオに反映してくるはずです。そう、おっさんにチャンスありです。


 という事で、こんな私でも自身の利点を理解すれば書籍化になれます!
 でも……、書きたいんだけどもどうしたらいいのか?
 という方が居ましたら。ちょっとだけ自分で考えたうえで私までご相談ください。
 執筆そっちのけで回答します(あ、これ秘密で)。

 最後にそっと宣伝を……。
 ぐうたら初書籍化作品「ダンジョン農家! ~モンスターと始めるハッピーライフ~」(https://www.amazon.co.jp/dp/4803011796/)が4月16日発売されます。WEB版(https://ncode.syosetu.com/n1787dy/)と見比べてお楽しみいただけると幸いです。

 では皆さん、面白い作品ができたらそっと見に行きます!
 よろしくお願いいたします。
投稿者:kuro 
お便りコーナー 2018年03月30日 14:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である高井うしお先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、高井うしお先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めまして、高井うしおと申します。小説家になろう様で『金の星亭』繁盛記~異世界の宿屋に転生しました~(https://ncode.syosetu.com/n8313dv/)を連載させていただいております。

 こちらの作品は2017年12月に書籍化いたしました。本当はそのタイミングで、お便りを出したい気持ちもあったのですが……。私自身、この作品が小説をはじめて書いた……いわゆる処女作である為に、皆様にアドバイスをとなるとどうもおこがましい気持ちになってしまい控えておりました。

 そんな私が、なぜ今回こうして筆をとっているかと言いますと……書籍化してからこんな私めなんかに相談をいただく事が少なからずあったからです。

「書籍化したいのですが、どうしたらできますか」
「おもしろいものを書くにはどうしたらいいですか」

 その際に私は……ろくにアドバイス出来ませんでした。何度かその際にお答えしている事ですが、書籍化ってゴールではないんです。これ、スタートでしかないのです。やる事なんて正々堂々自分を削って書いていく事……それ位です。そしてその為の方法なんて私は知りません。ただ、書籍化がゴールだって思っていたら無理かもね、ってくらい。

 待って! 帰らないで! ステイステイ。一応、なんでアドバイスできないのかなーと考えたので少し聞いていってください。
 アドバイスとは自分の理論や方法論を伝える行為じゃないかと私は思っています。最初、私は分析や研究をするタイプではなく野生の感で書いているから、こういった事はできないのだ、と思いました。

 けれど、どーもしっくりきません。野生の作家はいます。確実にいます。けど、それと私はどうも違う。読まれる為に、面白いストーリーの為に頭をひねってウンウン言いながらえっちらおっちら書いている私はどうもそういうタイプじゃない。ただ、それが良い物かダメな物かはなんとなく匂いで分かる。……半……野良かしら……。

 そこまで考えて、ふっと思い出したのです。他の作家さんと決定的に違う自分の特性を。実は私、元役者なのです。執筆歴は1年ちょっとですが、演劇畑で25年ほど創作活動をしておりました。(大学の専攻もソレ関係です)
 ですから、本当に物心ついたときから私は創作活動をしていたのです。それが私のベースになっております。

 ありがたい事に「会話が魅力的」という評価をいただいたりしているのもコレが大きな原因だと思うのです。言語化できないはずです。もうすっかり私の生活に、人生に癒着して一体となっている肉体言語のようなものなのですから。

 それを踏まえて、今一度……アドバイスをするのなら。

「うだうだ言ってねーで、外にでろ!」

 です。待って! 帰らないで! ステイステイ。行くのはコンビニでいいです。そこで店内を見渡してください。商品を選んでいる人の様子は? レジの店員さんの考えている事はなんだろう。新商品のプリンの売りはなんだろう。コンビニに行くだけで読み取れる事って満載なんです。

 日々是全てがネタだと思って過ごしてください。見た事のないものをひとつでも多く見てください。話した事のない人と話して見てください。アンテナを立てて、日々を過ごしてください。書籍化するかは分かりませんが、面白い物が書ける可能性はこれでぐっと上がると私は考えています。

 小説……物語は、それが神でも草でも仮の人格を与えられたものたちの紡ぐものだと思います。だから人間を否定してその受け入れる器官を鈍化させたものに魅力があるでしょうか。中には孤独の中で、熟成されたものをすさまじい輝きで世に放つ方もいます。ですが……そこまで割り切れますかね?

 あと、この方法のいいところはですね、小説家にならなくて、サラリーマンでも公務員でもタクシー運転手でも看護師でも宇宙飛行士でもなんになったって損にはならないってところです。やったね!

 せっかくの創作活動です。くるしー! と言いながらも楽しんで行きたいではありませんか。その創作活動はあなたの人生を彩り豊かなものにしてくれる、私はそう信じています。



 最後に。
 そんな感じで書いた『金の星亭』繁盛記~異世界の宿屋に転生しました~2巻がカドカワBOOKSより4月10日発売されます。
 1巻よりもぐっとキャラクターも増えて、私の(多分)得意とする会話の織りなす人間模様がたっぷりつまっているかと思います。何卒よろしくお願いいたします。
投稿者:nana 
お便りコーナー 2018年01月31日 11:46
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である初枝れんげ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、初枝れんげ先生よりご連絡いただきました文面となります。



いつもお世話になっております。
小説家になろう様で「異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件」http://ncode.syosetu.com/n9759dd/ を連載させて頂いている、初枝れんげです。

2月10日に第2巻が無事出版される運びとなりましたので、この場を借りて皆様にはお礼申し上げますとともに、わたしごときが僭越ですが、新人の方へ、どうすれば書籍化できるかについてアドバイスをさせて頂きたいと思い、筆をとらせて頂きました。

前回も1度ここで掲載させて頂いた時は、要するに「自分なりに時間を確保する術を身につけて下さいね」という身もふたもない意見を書いてしまいました。

ですが、よく考えてみれば、新人の方の中には、書きたいのにそもそも筆が動ない、であるとか、キャラクターが書けない、といった類の悩みをお持ちの方も多数いらっしゃるのではないかと思い当たりました。

これは私の不徳の致すところ。

今回はそのあたりについてお話できればと考えています。

さて、書きたいけれど書けない。

分かります。私も十年くらい全然筆が動きませんでした。書きたいけど書けない。つらいところだと思います。

これを解決する手段は大きく2つあると思っています。間違っているかもしれませんが、その時は忘れて下さい。有益な情報だけ、獲得してくださればよいと思います。

まず一つ目。キャラクターを先に作る、ということです。

特にライトノベルというのはキャラクター小説と言われるくらいで、キャラありき、みたいなところがあります。

いきなりオリジナルはつらいかもしれません。そんな時は好きな漫画とか映画とかアニメとかドラマとか、なんでもいいです。何でもいいので、そのキャラクターたちをイメージの中で動かしてください。2人以上、用意して、実際に会話をさせてみてください。

どうでしょうか? 何か始まりませんかね? 喧嘩したり、丁々発止のやりとりをしたり、なぜか意気投合したりするでしょう? しなかったらごめんなさい。

でも、キャラクターはそういうものなんです。そう、キャラクターは勝手に動いて、勝手にストーリーをつむいでくれます。作家の都合なんておかまいなしに。ともかくいう事をきいてくれません! そして、そこから、ストーリーとかプロットとか、そういったものが着想されていきます。それをつなげていけば、小説になるのです。

それが一つ目。キャラクターから物語を構築する方法でございます。オリジナルのキャラクターが出来て勝手に動き始めたら、それは小説の赤ちゃんが産声を上げ始めたと思って差し支えありません!

さて、二つ目。それはプロットから先に作る方法。

プロットなしでババーンといきなり書いちゃえる天才が世の中にはおります。実在します。でも、それはごくわずかっぽく、私も残念ながら天才ではありません。プロットを作って、地道にストーリーを肉付けていきます。

邪魔くさがってプロットを作らなかったり、何となく曖昧な感じにしてしまっている方は、書こうと思ってもその部分で混迷してしまって、筆が止まってしまう。そういう事態に陥りがちです。プロットはストーリーの点であり、そしてその点は「魅力的」でなくてはいけないと私は考えております。退屈な点がないよう細心の注意を払いながら、点を構築する。そうすれば、あとはその点を線でつないでいけば、あら不思議、魅力的な物語=小説になるのですっ?

…と、以上、偉そうに申し上げました。

いかがでしょうか? 読み返してみると当たり前のことしか言ってません。

ですが、この当たり前が出来るようになると、きっと執筆が軽快に、軽やかに、楽しくできること請け合いです!

ぜひ、幸福な執筆ライフを。死ぬまで出来る稀有な趣味ですからね!



あと、最後に少しだけ。

「異世界で孤児院を開いたけど、なぜか誰一人巣立とうとしない件」第2巻、TOブックス様より2月10日発売。Web版とは大きく変化した書下ろしストーリーをお楽しみに!

主人公のマサツグ君はもちろん、永遠のライバル・ミヤモト君も大活躍するぞ!
投稿者:nana 
お便りコーナー 2018年01月24日 14:27
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である青猫 草々先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、青猫 草々先生よりご連絡いただきました文面となります。



 「小説家になろう」というサイトがあります。

 仮にこのサイトの名前が、「小説家になりなさい!」だったらどうでしょうか?
 何だか、無駄に偉そうです。
 小学生の頃、母親によく言われた「宿題やりなさい!」に通じるものがありますね。
 これでは、

「うるさいなあ。今からなろうと思ってたんだよ。そんなこと言うから、なる気が無くなっちゃったじゃないか」

 という事態を招きかねません。

 あるいは「建築家になろう」というサイト名だったら?
 一見、悪くなさそうです。活用する価値アリかもしれません。
 きっと志を同じくする人々が集っていて、デザインや図面を上げると助言や批評をくれるのでしょう。

 しかし、そこで切磋琢磨し腕を上げいい感じに馴染んできたころ、あなたはふと気付くのです。
 もしかして、ここに居ても小説家にはなれないのでは? と。
 何と巧妙なトラップ。油断も隙もあったものではない。

 そう考えると「小説家になろう」という名称は、偉そうでもなく押しつけがましくもなく、また建築家ではなくちゃんと小説家の道へと誘ってくれる、サイトの趣旨を適切に表現したものではないでしょうか。

 ――どうも、はじめまして。青猫草々と申します。
 まずは少しだけ、自分語りにお付き合いください。

 そのとき私は、大変貧乏、かつ時間だけは大量にあるという立場でした。
(あ、ちなみに学生ではなくいい年の大人ですよ。ヒントはノージョブ)

 ありていに言って暇を持て余していたというか、持て余した暇を将来の不安に怯え布団の中でガクブルすることに全ぶっ込みしているような有様だったため、こりゃいかんと何か生産的な活動を始めることにしたのです。

 そこで思いついたのが小説の執筆。
 昔から本を読むのは好きだったので、この機会に何か書き上げてアマチュア作家を気取ってみるのも悪くなかろう、ふふん、と考えたわけです。
 いえ悪くなかろうも何も、部屋に転がってぶるぶる振動してるだけの排泄物製造器より悪いものなど世の中にはそうそうないのですけどね。

 このように元を正せば自分のために始めた活動だったわけですが、いざ書いてみると誰かに読ませたくなるのが人情というもの。
 そこで私は、どこかの小説投稿サイトにアップしてみようと思ったのでした。
 なお「友達でいいんじゃ?」などという疑問は今すぐ忘れてください。悲劇が浮き彫りになりますから。

 さて、創作というのは価値観や思想、感性など、己の全てを作品に込める行為です。
 それを公開することは、しばしば自分の裸をさらすことにたとえられますね。

 当時、私はなにもかも未経験の、初心なおっさんでした。
 自分のあれやこれやが全て衆目にさらされると考えると、それだけで頬が熱くなってしまう恥ずかしがりやのおっさんでした。

 しかし弱気を克服しないと、いつまで経っても前に進めないおっさんのまま。
 私は覚悟を決めます。
 どうせなら! できるだけ大勢に! 俺の裸を! 堂々と! 見せつけてやる!

 であれば、その場所は慎重に選ばなければなりません。
 一糸まとわぬ私のすべてを、もっとも効果的に解放できる舞台はどこだろう?
 そうして辿り着いたのが、このサイト「小説家になろう」でした。

 さっそく私は自分をさらすことにしました。
 私の私自身をあらわにし、惜しげもなく見せつけました。
 幸いなことにそれは多くの人の目に触れ、多くの声をいただくことになりました。

「な、なんて見事なブツなんだ……ボクの中に何度も激しく刺さったよ」(注:作品の感想です)

 という行為的、じゃない好意的なものもあれば、

「テクがない。雑で乱暴ね。イタいだけだわ」(注:作品の感想です)

 とか、

「貧弱で粗末(文才が)。入れるのをためらうくらい(ポイントを)」

 という辛辣なものもあったと記憶しています。
 いずれにしろダイレクトな反応が目に見えるというのは私にとって大きな刺激で、それはまさに未知の快感とも呼ぶべきものでした。

 ところで。
 小説作品には必ず書き手と読み手が存在します。
 双方いないと文化として成立しえず、どちらが偉いというものでもないのですが、数から言えば書き手の方が少ないでしょう。

 ここで私は、読み手側の経験しかない方に対し、えいやと裸になって境界線を飛び越えてしまうことを提案します。
 そこにはきっと、お話を読むのとはまた違った楽しさがあるからです。

 「小説家になろう」というサイトは、その名前が示す通り気軽に書き手となって作品を発表できるシステムになっています。
 せっかくここを訪れたのですから、最大限に楽しまないのはもったいない話だと思うのですね。

 ええ、つまるところ創作のススメなのでした。
 皆さんも、まずはお気軽に最初の一歩を踏み出してみてはいかがですか?
 裸になるのはなかなか勇気が必要ですが、やみつきになるような開放感が味わえることうけあいです。

 そして、もう一つ。
 もしそういう勇気ある姿を目にしたなら、読み手の皆さんはぜひ積極的に「すごくおおきい!(志が)」「なんて立派なんだ!(度胸が)」と伝えてあげてください。
 作者は大いに悦び大いに興奮し、さらにむくむくと天にも届く勢いで膨れあがらせるに違いないのです(執筆意欲を)。

 そういう私が全てをさらけだした作品はこちら。

「押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。」
なろう連載版
https://ncode.syosetu.com/n4513dn/
書籍版特設ページ
http://over-lap.co.jp/narou/865542387/

 1/25に2巻が発売されます。
 気が向いたら、目を通していただければ幸いです。

 それでは、よいなろうライフを。
投稿者:nana 
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