お便りコーナー 2021年05月20日 11:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である三上康明先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、三上康明先生より頂きました文面となります。

 新人賞を獲らずに商業小説家としてデビューしてから15年目に突入しました。
「小説家になろう」での初投稿は(今見たところ)2016/3/22なので、こちらは5年を過ぎたというところで、「小説家になろう」の歴史の中では新参だなぁと思います。
 書籍の出版数はもうちょっとで50冊になるかどうかというところで、「小説家になろう」の掲載文字数は450万字くらいのようです。
 15年で50冊弱、5年で450万字。そこそこ多いほうじゃないでしょうか。

 さて、「音楽史上の最高傑作」と聞いてなにを思い浮かべますか?
 ベートーヴェン。モーツァルト。このふたりはすぐに頭に思い浮かびましょう。
 ですが(多くの議論はあるでしょうが)ヨハン・セバスチャン・バッハの「マタイ受難曲」がそれだという評価が多いのはご存じでしょうか。
 ベートーヴェンが生涯に残した作品は、138。
 モーツァルトは600。
 ですが、バッハは1000を超えています。

「ホームランを打つのに必要なことは、バッターボックスに立つこと」というのは当然です。そしてそのバッターボックスに立つ回数は多ければ多いほどいい。バッハだって1000回以上、バッターボックスに立って「最高傑作」を生み出しているのです(ちなみに「マタイ受難曲」を聴いても私にはピンときませんでした)。
 とはいえこれは「数打ちゃ当たる」ということではなく、1度や2度の失敗どころか100度や200度の失敗でへこたれてはならないということです。さらには「毎回が勝負回」だと思わなければバッターボックスに立つ意味がありません。
 私はいまだに、小説の発売日前後は情緒不安定になりますし、生み出した作品は、放り出さずエンディングに導いてやりたいと心底思います(商業的な理由で続きが出ないことは多々……ほんとうに多々あるのですが)。

 書いて、発表した小説に反応がないと、それまで自分の中で膨らんでいた妄想やワクワクが一気にしぼみますよね。わかります。私もデビューまで8年くらい、結果が出ない時期を彷徨い、暗闇で壁当てしているような気持ちで書いていました(一応言っておくとデビューしても「数字の壁」に壁当てしている気分になります)。
 けれど、書かなければ先に行けません。バッターボックスに立たなければゲームは始まらないのです。
 書きましょう。
 書かない理由はいくらでもあります。疲れた。忙しい。やりたいゲームがある。読みたい漫画がある。酒飲みたい。酒飲んだ。すでに二日酔い……。
 そこには目をつぶって「書く理由」だけ見つけてください。他の誰でもない自分にしか書けない小説を書きたい。どうしても誰かに伝えたいメッセージがある。俺のキャラが魅力的過ぎて他の人にも見せたい……。

 そしていつかホームランを打つ未来にたどり着きましょう。
 毎回が勝負回。いまだ新人気分が抜けないチャレンジャーの私もまだたどり着けていません。いっしょに、その未来を目指そうではありませんか。
投稿者:bill 
お便りコーナー 2021年05月13日 11:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である初枝れんげ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、初枝れんげ先生より頂きました文面となります。

こんにちは、初枝れんげです。

小説家になろう様で「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?」https://ncode.syosetu.com/n5256gk/ を連載しております。

本日は、本作が5月7日(金)に第2巻が無事出版されることになりましたので、この場を借りて皆様にはお礼申し上げますとともに、私ごときが僭越なのですが、新人の方へ、どうすれば書籍化できるか、小説家になれるのか、についてアドバイスをさせて頂きたいと思い投稿させていただきました。

初枝が思うに、小説家になるコツというのは、これは本当に簡単で、だけども一番難しいことです。ですが、これは多分プロのスポーツ選手も同じことをしているんじゃないかと思ったりしています。

小説家になるコツ。それは『毎日書く事』じゃないかと思います。

「えっ? 書き方のコツとかじゃないの?」ですとか、「キャラクターメイキングが一番大事なんじゃないの!?」と思われ方もいるかもしれないんですが、もちろん、そういったテクニックも大事なのは否定しません。

ただ、周りを見回してみますと、小説家志望だった方が、1年とか2年。あるいは、1作や2作書いてみて、それで書籍化できずに諦めてしまう。もしくは、飽きてしまって、もう書くのをやめてしまう。

こういった光景を何度も見てきました。

これだと当たり前の話ですが、絶対に小説家になることは出来ません。なぜなら、書いていないから。筆を折ってしまった時点で、小説家になれる可能性は0%になってしまうんですね。

だから初枝が思うのは、ともかく毎日書き続けること、これが一番大事だと思うわけです。

「毎日書くなんて大変すぎる!」

と思われるかもしれないですが、実は、1週間に1度だけ書くとか、不定期で書くよりも、毎日書いている方が簡単なんです。

なぜかというと、人間と言うは習慣とか、惰性で物事を続ける性格があって、なので時々やるよりも、毎日やっていた方が楽にその作業に取り掛かることが出来るんですね。

小説を書く事は、毎日新しい物語を考えて、文章を練り、投稿して、という大変労力が必要で、かつ完成まで数か月や数年かかる、マラソンのような創作活動です。

だからこそ、毎日コツコツと、出来るだけルーチンとして小説を書く事という行為を体に習慣づける。息を吸うように小説を書くことが出来るようになることが、最も大事なのではないかと、初枝は偉そうにも思うわけです。

はい、ということで以上になりますが、皆さま、ぜひとも幸福な執筆ライフを送ってください。小説は死ぬまで続けられる最高の趣味の一つだと初枝は信じているので、ぜひとも継続して、小説家になりましょう!

あと、最後に少しだけ紹介させてください。

「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?」第2巻、SQEXノベル様より5月7日発売。Web版から半分程度書き直しています。

Web版とは違う新たなストーリーをお楽しみください。

また、主人公のアリアケはもちろん、新キャラのラッカライが大活躍するので、そちらもぜひぜひお楽しみください。初枝れんげでした!
投稿者:yuki 
お便りコーナー 2021年05月06日 11:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるふか田さめたろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ふか田さめたろう先生より頂きました文面となります。

はじめまして、ふか田さめたろうと申します。
肺呼吸を会得して陸に上がったさめです。好物は人間。さめなので空も飛べます。

小説家になろうでは『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』(PASHブックス)『やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにグイグイいく』(GA文庫)『魔剣の弟子は無能で最強!』(SQEXノベル)の三作を主に書いております。『イケナイことを教え込む(略)』はコミカライズが二巻まで発売中で、あとの二作品も近々コミカライズ開始予定です。よろしくお願いします。

さめは昔から物語を考えるのが好きで、趣味であれこれ書いておりました。
書いたからには多くの人に読んでもらいたいと思うのが人のサガ(さめですが)。

そのため、さめは【文の読みやすさ】を常に追求しております。
今回はさめが考える【読みやすさ】を作る秘訣を四点ほどまとめたいと思います。


①文はぎっしり詰め込まない!

なろうの読者様はその大部分がスマホやパソコンからの閲覧となりますので、余りにも改行が少なかったり、矢鱈頻繁に画数の多い漢字を使ってみたり、一つの文が延々と続いたりすると画面を埋めてしまい大幅に読みにくくなります。それでも読み易くできる方も中にはいらっしゃるとは思いますので一概には言えませんが、一度自分の文章の見え方を確認してみると良いと思います。この段落はわざと改行を無くし、漢字多めで過剰にしてあります。いかがでしょうか?

さめはこんなとき、文を分割したり、ひらがなを増やしたり、改行を増やしたりします。

「セリフと地の文の間は一行挟んでもいいかも?」
「じゃないとぎっしり詰まっちゃうもんね!」

晦渋(※意味が分かり辛いこと)な言葉を乱用するのも考えものです。カッコいい言葉はここぞというときだけ使いましょう!


②地の文ばかり、会話ばかり続けない!

上記とやや被りますが、地の文が長くなったらセリフを挟み、会話が長くなったら地の文を加えましょう。
それだけでメリハリができます。


③文章の長さはばらばらに!

長い文章が続いた後で、一文説だけの短い文があると締まります。
こんな感じに。


④セリフだけ読んでも内容が分かるようにする!

さめの持論ですが、いくら力を入れたとしても地の文は読み飛ばされがちです。
そのため、セリフだけ読んでも場面が分かるようにしましょう。

「まさかおまえが……」

というセリフより、

「まさかおまえが裏切るとはな……四天王その一」

というセリフの方が、状況を把握しやすいのでおすすめです。


長々と書いてきましたが、これらは「必ずしもこうするべき!」というものではありません。
ただ、読みやすさを意識すると文章を書くのがさらに楽しくなります。どうか皆さんも楽しい創作ライフを!
それでは失礼いたします。さめでした。
投稿者:bill 
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である馬路まんじ@4月25日にマンガ版底辺領主&ブレスキ2巻発売!先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、馬路まんじ@4月25日にマンガ版底辺領主&ブレスキ2巻発売!先生より頂きました文面となります。

はじめましての方ははじめましてーー!!
「底辺領主の勘違い英雄譚」などを書いてる馬路まんじです!
ツイッターのほうでバーチャル美少女アイドルもやっておりますっ☆ みなさま覗いてみてくださいね!
(https://mypage.syosetu.com/1339258/)

え~このたび4月25日に『マンガ版・底辺領主の勘違い英雄譚』のコミックスと『ブレイドスキル・オンライン2巻』が同時発売となりました~!
底辺領主のほうには「マンガ版・フシノカミ~辺境から始める文明再生記~」をコミックガルドで連載中の黒杞よるの先生がスペシャルイラストを寄せてくださり、ブレスキのほうには「シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」を少年マガジンで連載中の硬梨菜氏が帯コメントを書いてくれましたー! 二人とも大好きー!(´;ω;`)
ついでに新連載の『黒天の魔王』ってやつが書籍化するので、ぜひぜひ読んでみてくださいねー! 今ならなろうでタダだよ!

ハイというわけでっ、前回に続いて今回も書籍化するためのアドバイスを書いていこうと思います!
今回するアドバイス――それはずばり、『やけっぱち』になることです!

もう書いても書いても書いても書いても、なに書いても全然書籍化打診来ないときってありますよね!?
「そんなんねーよ何書いても書籍化するよ」って人は永遠に素敵なアナタでいてくださいコンチクショウッッッ!!!!!!(´;ω;`)
ともかく多くの人は何度も挫折を味わい、次第にやる気がうせてしまうことがほとんどでしょう。
そんな時こそ、やけくそになってテキトーに書き散らしましょう!!!!
もうとりあえず書いてみましたってだけのノープロット駆け出し作品だろうが何だろうが構いませんっ、とにかく産んで産んで産みまくりましょう!!!!!!
大事なのは、とにかくテキトーに書き続けることです!!!!!!
ゼロからは何も生まれません。しょぼくれて筆を止めてしまっては、その時点でプロデビューの可能性は一切なくなります。
しかし雑でもいいから作品を生み出しまくれば、その数だけ夢を掴める確率は高まるんです!!!!!!!
そしてどれだけ気合を注ぎ込もうが名作が必ず生まれるわけではない以上、逆に考えたらテキトーに書いた作品から名作が生まれることもあるということですッ!!!!!!!
ならば産みましょう!とにかく産みましょう!やけっぱちになって生み出しまくりましょう!!!!!そしていざ書籍化決定したらそんときに校正作業で文章に気合込めまくれば何も問題ありません!!!!!!!!!!!

大事なのは前に進むこと! あとは勇気と夢さえあれば、いつか絶対に目標に辿り着けるはずです!
どうか諦めず、みんなで頑張っていきましょう!!!!
以上ですっ!(´;ω;`)
投稿者:bill 
お便りコーナー 2021年04月13日 14:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるひつじのはね先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ひつじのはね先生より頂きました文面となります。

はじめまして、ひつじのはねと申します。
この度ツギクルブックス様より
『もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた』
(https://ncode.syosetu.com/n7009fc)
第7巻が発売されました! コミカライズ版もKADOKAWA様より第3巻まで発売中です!

今回はこのようなコーナーがあることを知り、好奇心いっぱいで応募してみました。
ただ、こちらはアドバイス等を書く場所とのこと。
物書き経験の浅い私にアドバイスなど無理な話ですから、一例として情報の分母を増やす役割を担えたらと思います。

私は元々羊毛フェルト作家としても活動しており、その販促の一環として、自分の羊毛作品がどのような世界でどんな風に動き、生きているのかを伝えたいと思っていました。また、自分の小説ならば羊毛フェルトでコラボしても版権がいらない! なんて考えもありました(笑)
そんな中なろうさんを発見、一年ほどは夢中で上位ファンタジー作品を読み、いわゆるテンプレな作品が大好きになりました。なるほど、テンプレなるものがあるならまずそこから始めよう! と書きはじめたのが『もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた』通称『もふしら』です。

ちょうどその頃、本業が多忙で心身が摩耗し、まともに本が読めなくなりました。時間的な猶予ではなく、心が受け付けなくなったのです。元来堅い文体の本が好きだったのにダメになり、山あり谷あり、激しく心揺さぶられるお話、謎が謎を呼ぶ複雑なお話……普通なら最高に面白いはずのそれらに心の体力が持たず、全く読めなくなったのです。

だから、お話を書くときにまず1つ、約束事を決めました。

○自分が、仕事で疲れて帰ってきても読める作品にすること。

つまり、私と同じように心が疲れた人が読めるお話にすること。

それに必要なこと。
それは、普通なら必要なはずの感情の上下する部分を削ること。何よりマイナスになる部分を削ること。HP1では、たった1の攻撃にも耐えられなかったからです。

ですが、単に平坦だとそれはそれで読む気にならないので、『心を可能な限りマイナスに振らずに、プラスの範囲内で振ること』と考えました。また、文体も耳に柔らかく優しいものにしました。
……とは言え、初心者のやることです。そうそう上手にはできませんよ!! けれど、できるできないはさておき、意識するのとしないのとでは段違い――だと思いたいです……。

そして、このお話は『心が疲れた人が読むためのお話』である。そういった芯をしっかり持つことで、色々な意見があっても最終的には揺れずにいられるのではないかなと思います。
激しく心揺さぶるお話ではないけれど、ほんのりと笑い、ほろりとする。読み終わったらなんとなく心が凪いだような……『もふしら』はそんな作品でありたいと思って書いています。

あと、私の個人的な信条として、自分の本は遊園地の乗り物と一緒だと思ってます。
どこかに行けるわけでもない、乗ったら楽しいだけの乗り物。それは役に立たない? そうではないでしょう。色々な感情の中でも『楽しい』という気分を作るのは、割と難しいことじゃないでしょうか。

ライトノベルの作品は、『楽しい』を作るのがとても上手な作品が多いですよね。それってスゴイことです。文章だけで『楽しい』を作り出せるんですから。

乗って、楽しかった。それだけでいいと思うんです。

私の作品がつまらなくても大丈夫、ここにはこんなにたくさん小説があります!(笑)コーヒーカップに酔う人もいれば、ジェットコースターに乗れない人もいますからね。

長々と読んでいただきありがとうございます! 
あ、羊毛にご興味のある方はぜひTwitterや上記小説ページ見に来て下さいね! ご自分のキャラを立体化すると死ぬほど愛おしいですよ!! 小説のことは聞かれても震える子犬になりますが、羊毛のことなら答えます(笑)

いつか、この文がどなたかのお役にたてればいいなと願って。
投稿者:yuki 
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