【お便りコーナー】第133回: 瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生よりいただきました文面となります。

なろうの皆様、お久しぶりです。

2年前、第八回ネット小説大賞から『辰巳センセイの文学教室』を書籍化していただいた瀬川雅峰です。なろうで続編 https://ncode.syosetu.com/n4100if/ もひっそり連載中です。どうぞよろしくお願いします。


さて、先日ちょっと珍しい発表をしました。

『サクヤコノコイ』ミュージックビデオ(YOUTUBE)
https://t.co/G2XsUcvf8S

 こちらなんと拙作『辰巳センセイの文学教室』のイメージソングです!
 都内のライブハウス中心に活動しているバンド、KONSOME+(コンソメプラス)さんが、イメージソング制作を申し出てくださり、1年がかりで制作。

 ヒロイン・咲耶の「サクヤコノコイ」と主人公・辰巳の「月明かりの君へ」2曲セットでリリースされました。

 ……なろうから小説の書籍化、コミカライズ(憧れますねぇ)、時にアニメ化(凄く憧れますねぇ)はときおり見ますが、イメージソングでCDリリース、小説をモチーフに実写化(ドラマ風ミュージックビデオ化)というのはなかなかレアではないかと思っています。

 私も作詞に参加していたり、CDには読み切り小説を入れたりと、全面的に協力しています。サブスクや配信で「サクヤコノコイ」「月明かりの君へ」をチェックしたり、コンソメプラスさんの公式通販 https://onl.bz/H7hLb4t からCDを買っていただけたら大変嬉しいです。(CDジャケットには鈴木次郎先生の表紙イラストを使用しています!これも凄い)





……と、宣伝まみれにしてしまいましたが(汗

 振り返ると、しみじみ縁を感じる歩みだったなぁ、というのが今回のテーマです。

 私は4年前、かなり大きな病気を二つして、死にかけたことをきっかけに長編執筆を始めました。2019年の『辰巳センセイ』完結、そして2021年の書籍化までの流れは、ひたすら奇跡のような縁の連続に恵まれました。

 詳しくは、エッセイ『エタってばかりのおっさんはガチで死にかけて~』 https://ncode.syosetu.com/n8808fw/ で書いてますが、病気になったタイミング、運ばれた先の病院環境、出会ったお医者様……その他数々の選択で、私は見事に正解を選べていた……いや、きっと選ばせてもらって生き延びたんだと思っています。

 病院から自宅に戻ってなろうを知りましたが、ここでも縁に恵まれました。辰巳センセイを書き切りたい、書籍化したい……受賞前からそう語っていた私に、たくさんのなろう仲間が24万字の原稿を読み込み、親身になってアドバイスをくれました。
 今なろうに掲載している辰巳センセイはバージョン3。書籍化はなんと5です。全面改稿だけでこの回数です。流行ジャンルを完全無視した『辰巳センセイ』には、作品の完成度を徹底的に磨いて、クオリティを上げていくことだけが頼りでした。ネット小説大賞受賞の日も、800ポイントほどしかありませんでしたから。

 そして、今回のイメージソング。
 ミュージックビデオによる実写化……

 コンソメプラスさんとの関係も、7年前に偶然ストリートで会った縁からです。一ファンとして応援し、病気のときは彼らの歌に励まされ、元気になってまたライブに行くぞ、と思いながら闘病しました。
 書籍化報告をしたらとても喜んでくれて、今回のイメージソング制作に繋がっています。


 ◇


 私は、自分の力だけで書籍化できたとは思いません。

 『辰巳センセイ』自体は、胸を張って傑作といえます。構成、ドラマ性、そして文体も、プロ作家様・編集者様からも沢山の高評価をいただきました。

 でも、ここまで来られたのは、ブクマして、ポイント評価やレビューで励ましてくれたネット読者の皆さん、改稿のアドバイスをめちゃくちゃ真剣にしてくれたなろう仲間たち、じっくり評価してくれた審査員の方々、書籍化してくれた出版・広報スタッフの皆様や、展開に協力してくれた書店さん、倒れた私を支えてくれた職場の仲間に家族……そして、二年経った今、さらに音楽で世界を広げてくれたコンソメプラスさん。

 本当に多くの方々との縁で、力を貸してもらえたからこそ、楽しいことがいっぱい起きたんだと。自分だけの力では体験できない嬉しいことを、まわりの方が陰に日向に支えてくれたことで体験させてもらいました。


 だから。

 お世話になったぶんだけ、私に、そして『辰巳センセイ』に関わった皆さんにはオイシイ思いをしてほしいとも思うのです。

……恩返しのためにも、もっといい作品を、実績を、重ねたいと今は思うようになりました。どうか引き続き応援いただければ幸いです。まだ辰巳センセイ読んでない?という方、ぜひ書籍版 https://amzn.to/3w0XMXu を手に取ってやってください(宣伝)。


それでは、また次の物語でお会いできますように。
瀬川雅峰

【夏のホラー2023】企画サイト公開のお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきましてありがとうございます。

本日、小説家になろう公式企画「夏のホラー2023」の企画サイトを公開いたしました!

作品投稿の受付は、7月3日(月)0時からです。
※7月3日0時より前に投稿された作品は、企画参加を行っていただけませんのでご注意ください。

企画サイト内にて企画内容の詳細な説明を行っております。
ぜひご一読ください!

▼夏のホラー2023企画サイト

夏のホラー2023




今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

臨時休業に関するお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら下記の期間を臨時休業とさせていただき、お問い合わせ対応等の窓口業務を休止いたします。

■休業期間
2023年6月16日(金)~2023年6月18日(日)

上記期間中及びその前後にご連絡いただきましたお問い合わせに関しましては、
2023年6月19日(月)の営業開始以降より順次対応を行ってまいります。
(ただし、システム不具合等の緊急対応は随時実施いたします。)

なお、大変恐縮ではございますが、当該期間の前後は多数のお問い合わせへの対応が予想されますため、確認や返信が遅れる場合がございます。
可能な限り迅速な対応を心がけてまいりますが、あらかじめご了承をいただきますようお願い申し上げます。

今後とも小説家になろうグループをよろしくお願いいたします。

【コンテスト情報】「第2回ドリコムメディア大賞」開催のお知らせ


コンテストのお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、株式会社ドリコム様とのタイアップコンテストといたしまして、「第2回ドリコムメディア大賞」を開催する運びとなりました。

本日、作品応募の受付が開始されましたのでご連絡いたします。
詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第2回ドリコムメディア大賞」公式ページ
https://drecom-media.jp/award

皆様の奮ってのご応募をお待ちしております!
今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第132回: みねバイヤーン(石投げ令嬢〜6/14書籍発売)先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみねバイヤーン(石投げ令嬢〜6/14書籍発売)先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、みねバイヤーン(石投げ令嬢〜6/14書籍発売)先生よりいただきました文面となります。

小説家になろうの皆さま、はじめまして。みねバイヤーンと申します。

この度、6/14に「石投げ令嬢〜婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった〜」(イラスト:村上ゆいち先生)がGAノベルさまより刊行される運びとなりました。

【特設サイト】https://ga.sbcr.jp/special/ishinage/

貧乏領地で育ったミュリエル。領地の未来のために、王都に有能な婿を探しにきたところ、王子の婚約破棄イベントにでくわし。思わず石を投げて王子を気絶させちゃってー。やっべーと思いきや、陛下に褒められ、なぜか王弟が婿入りすることになりました。というお話です。

まっすぐで生命力の強い、石を投げて獲物を狩る元気な女の子が主人公です。強い女主人公が好きな人におすすめです。クスっと笑えて、スカッとし、サクサク展開します。
よろしくお願いいたします!

さて、このお便りコーナー、大好きで、全部読んでます。自分が書けるなんて感無量です。ド新人の私が書くのもおこがましいのですが、私なりにお伝えできればと思います。

<お伝えしたいこと7つ>
①毎日書きましょう
執筆は、楽器やスポーツと同じです。毎日書かないと、腕が鈍ります。オエッとなりながらも、毎日書きましょう。

②短編から練習してみるといいですよ
いきなり長編ではなく、5000文字ぐらいの短編から練習するとコツがつかみやすいです。そして、なろうでは短編の方がポイントも入りやすいので、モチベーション維持につながります。

③感想との向き合い方
短編がランキング上位にあがると、心無い感想が届くかもしれません。
私も最初の頃、「こんなクソ作品がランク上位にあがるなんて」みたいなことを書かれました。
心が折れかけました。世の中には、作者の心を折り執筆をやめさせることを趣味とする人がいます。
あなたの心が折れそうなら、その感想につき合う必要はありません。
さっさとブロック、ミュート、削除です。
あなたの心を守れるのは、あなただけです。

④感想欄は開けるのか閉じるのか
辛ければ、感想欄は閉じればいいと思います。「感想が届きました」の赤文字メッセージで、動悸が激しくなるようなら、迷わず感想欄を閉じましょう。
私は、最初は開けて、ひどい感想が来てしばらく閉じて、今は開けています。
読者さまからの感想はとても励みになるからです。そして、感想からの気づきはとても貴重です。
「なるほど、ここが分かりにくかったか」「このキャラが人気あるから、出番増やそう」「うわ、このキャラめっちゃヘイトたまってるー」みたいなことが、すぐ分かり、軌道修正できます。

⑤書籍化が決まったら契約書を弁護士に見てもらいましょう
はっきり言って、お高いです。でも、見ていただく価値は十二分にあります。
著作権に強い、経験豊富な弁護士に確認してもらいましょう。

⑥名刺、落款、サインを作りましょう
私は名刺と落款は身内に作ってもらいました。サインは「ご署名ネット」さんに依頼しました。
名刺と落款の画像を送り、イメージのあったサインを作ってもらい、気分が上がりました。
【ご署名ネット】https://gosyomei.net/kuzushikata/

⑦色んなノウハウを勉強しましょう
私は執筆の本やネットの記事を読み漁りました。多数読んだ中で、noteの「ニジマルカ|崖っぷち作家」さんの記事が最も参考になりました。色んな切り口の記事があるので、全部読めば、一通りの知識は身につきます。

【ニジマルカ|崖っぷち作家】https://note.com/nijimaruka/

私は執筆が辛い時、「長編を10作書くまでは悩んでもムダ」という記事を読んでモチベーションを上げています。「よーし、誰も読んでくれないかもしれないけど。今日も駄文をせっせと書いて、なろうに投稿するかー」って気持ちになれます。

「10作書くまでは悩んでもムダ」(記事引用)──
1.質を気にするより量をこなした方がいい
2.量を書けばほとんどの問題は解決する
3.目安は長編10作、100万文字
4.10作書いていないのに諦めるのは早すぎる
5.たくさん書くことが最も簡単で確実な方法
これはプロになってからも言えることでしょう。
私ももっとたくさん駄作を書かないといけません。
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以上、7つでした。

最後に、小説家になろうの皆さまにお礼です。
私、ドイツに住んでおりまして。異国での育児で、体と心が限界にいきかけたとき、なろうの本を読んで生きていました。そして、ドイツで雇止めにあって呆然としているとき、小説書いて投稿したら、小説家デビューできました。奇跡!
株式会社ヒナプロジェクトの皆さま、ありがとうございます。
素敵な作品を書いてくださっている作者の皆さま、そして私の作品を読んでくださっている読者の皆さま、本当にありがとうございます。


「石投げ令嬢〜婚約破棄してる王子を気絶させたら、王弟殿下が婿入りすることになった〜」(イラスト:村上ゆいち先生)(GAノベル)
【アマゾン予約サイト】https://www.amazon.co.jp/gp/product/4815619352
みねバイヤーン