【コンテスト情報】「第4回HJ小説大賞前期『小説家になろう』部門」結果発表のお知らせ

コンテストのお知らせ


いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、株式会社ホビージャパン様とのタイアップコンテスト「第4回HJ小説大賞前期『小説家になろう』部門」におきまして、結果発表が行われましたことをご連絡いたします。

詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第4回HJ小説大賞前期『小説家になろう』部門」公式ページ
https://firecross.jp/award/award20

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第147回:景華先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である景華先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、景華先生よりいただきました文面となります。

皆様初めまして、景華(かげはな)です。

8月17日に、novelスピラ様にて「聖女不在による仮初め婚なのに、不器用な王太子に溺愛されています」が発売されました。

https://spira.jp/novel/529/

景華にとってのデビュー作品になります。
あらためて、読者の皆様、いつも応援、本当にありがとうございます。
こちらの作品はコミカライズも現在進行中ですので、よろしければお手に取ってみていただけると嬉しいです。

さて、アドバイス、ということなのですが、私からは「楽しんで書いてください」ということをアドバイスをさせていただきたいなと思います。
創作していくうえで、苦しむことはたくさんあると思います。

どんな展開にすれば読者に楽しんでいただけるだろう、どんな表現をすればわかりやすいだろう、どうすれば読んでもらえるだろう……。

ほとんどの創作者はそれを感じることも多いと思うのです。
「苦しむな」とは言いません。
それは必要なことだからです。
ただ、書籍化するにあたって、書かねばならない文字数というものは10万字を超えます。
結構な文字数です。
私の場合はどの長編作品も10万字は超えるように書いています。
普段から書くということに慣れておくと、書く力をつけることができます。

が、それができるのも、大前提として「楽しんでいる」から、なんですよね。
好きでもないものを書いていたとしても、きっと続けられません。
まして10万字を超えるものなど、難しいと思うのです。
なので、書籍化を考える皆様。
「楽しんで書いてください」
それはきっと、創作をしていく上で、あなたをどんな時も助けてくれるだろうから。

それでは皆様。
これからも「楽しんで」、共に物語を紡ぎ出していきましょうぞ!!



「聖女不在による仮初め婚なのに、不器用な王太子に溺愛されています」
アマゾン↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4910617132
なろうページ↓(書籍版は削ったりしながらかなり加筆修正しています)
https://ncode.syosetu.com/n1717hw/

【終了】小説家になろうグループ上位回線メンテナンスに関するお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。
上位回線でのメンテナンス作業のため、下記の時間帯において30秒程度の遅延が複数回発生する可能性がございますのでお知らせいたします。

2023年10月31日10時06分追記
本メンテナンスは無事終了いたしました。
ご協力いただきありがとうございました。


▼開始時刻~終了時刻
2023年10月30日22時~10月31日8時30分

▼影響を受けるサービス
・小説家になろう

▼影響を受ける機能
・小説家になろうグループサイトのうち、データの入力・削除・更新を伴う全ての機能において遅延が発生する可能性がございます。
※小説の閲覧・検索は通常通りご利用いただけます。

期間中、接続遅延の発生する可能性がある具体的な機能及びページにつきましては、以下をご確認ください。
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・ログイン
・ユーザページ全般
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・お問い合わせ
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・ブックマーク/しおり機能
・レビュー/感想の閲覧および書き込み
・小説の評価
・小説いいね
・メッセージ
・誤字脱字報告
・検索内容の保存機能
※上記の機能をご利用の際にエラーが発生した場合は、ブラウザの「戻る」機能で前のページに戻り再度同じ操作を実行していただくか、別の時間帯に同じ操作を実行していただきますようお願いします。

ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご了承をいただきますようお願い申し上げます。

今後とも、小説家になろうグループをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第146回: 駄犬先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 駄犬先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、駄犬先生よりいただきました文面となります。

皆さん、こんにちは。駄犬と申します。

このたび、『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』(GCN文庫)と『誰が勇者を殺したか』(スニーカー文庫)の2作品を9月29日に出版させて頂くことになりました。
https://gcnovels.jp/special/gcnb/monsterniku/
https://sneakerbunko.jp/series/daregayu/
是非、手に取って頂けると嬉しいです。

さて、新人作家(予定)のわたしがアドバイスというのもおこがましいのですが、体験的に皆さんに伝えられることは2つあると思います。
すなわち、

その1 作品は完結させろ
その2 作品は絶対完結させろ

ということですね。
はっきり言って、普通に掲載していても読まれることはありません。
『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』は1年間連載していましたが、箸にも棒にもかからない低空飛行でした。完結させる直前は100ptくらいだったと思います。
感想とレビューは0。精神的にきつくなったので途中で打ち切りました。切腹です。
ただ、10件くらいのブックマークはあったので、その読者の方々に対する責任を果たすためにも、その先のストーリーを明らかにし、ダイジェストではありましたが完結させました。
最初は完結した作品になど誰も興味を持たず、ただブックマークが減るだけだと考えていたのですが、予想に反してポイントは上がり、300ptくらいにはなったと思います。
おまけにレビューを頂くこともできました。これはとても嬉しかったです。

気を良くしたわたしは、次にずっと構想を練ってきた『誰が勇者を殺したか』を書きました。
これは連載形式で書ける作品ではなかったので、一度全部書き上げてから1本づつ毎日アップする形を取りました。
満を持して送り出した作品ですが、何と連載中のポイントはブックマーク2件の4pt。病むかと思いました。
ただ、完結させた瞬間にポイントは跳ねあがり、ほとんどのランキングで1位をとって、四半期1位までは取れました。
これはちょっと出来過ぎだった気もしますが、とにかく完結させたから人に読まれるようになったわけです。6万字程度の作品でしたが、書籍化の打診をいくつか頂くことができました。
ちなみに『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』も『誰が勇者を殺したか』に引きずられて読まれるようになり、総合月間ランキングにまで掲載されて書籍化が決まりました。
『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』だって、もし完結させてなかったら読者の方は読んでみようと思われなかったかもしれません。

物語を完結させるのは読者に対する責任だと思っています。例え不格好でも止めるならけじめをつけるべきだと。
そして完結させた物語は読んでくれる人がいますし、そこで評価されれば書籍化も望めます。
過去に評価されなかった作品だって、他の作品が評価されたときに再評価されることだってあります。
ちゃんと完結させていれば。
「そうは言っても、今書いている話は壮大な物語なんだ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、評価されずに続けていくのはかなりのメンタルが必要になります。ええ、わたしにはありませんでした。
評価されているならいいのですが、そうでないならキリの良いところで打ち切って、次に進んだら宜しいのではないでしょうか?
それに必ずしも『小説家になろう』で完結させる必要もないわけです。一旦区切って日の目を見た後に、書籍の方で完結させるという手もあるのですから。
そのほうがシリーズ化するときに、出版社の方も喜ぶと思います。

というわけで、9月29日発売の
『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』(GCN文庫)
『誰が勇者を殺したか』(スニーカー文庫)
の2作品を宜しくお願い致します。

ではでは。

【お便りコーナー】第145回: 夢見里 龍先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 夢見里 龍先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、夢見里 龍先生よりいただきました文面となります。

 皆様、こんにちは、夢見里龍(ゆめみし りゅう)と申します。
 このたび「小説家になろう」から《後宮食医の薬膳帖1》《後宮食医の薬膳帖2》《後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く》と連続で、後宮ミステリを出版させていただいているものです。
 読者さまのおかげさまで、三冊ともご好評をいただいており、後宮物のライト文芸でありながら男女の境なく幅広い読者様から続々とご感想を賜っております。
 ほんとうに感謝の想いがつきません!
 
 さて、このたびは「小説家になろう」にて書籍化を目指している皆様にちょっとしたアドバイス! というほどのものではないのですが、私はこうやっているうちになんか、書籍化させていただけました! みたいなものをお話しできれば、とおもっています。
 
 それは「小説に専門分野を組みこむこと」です。
 
 え、難しそう、とおもったでしょうか。いえいえ、意外とそうでもないのです。
 専門分野というと難しそうですが、好きな分野、興味があって調べている分野、これについてだったら詳しいぞという分野を、小説に取り入れていくのです。
 例えば「酪農」「農業」「介護」「医薬」といった専門職にまつわる分野、「料理」「DIY」「セラピー」といった趣味にまつわる分野、あとは昨今だと「Vtuber」とかも人気分野ですよね。
 これだったら、人よりも知っているぞ! とおもう分野をさらに掘りさげていけば、かならず小説につながる扉があるはずです。

 私の場合だと――――

 ファミ通文庫から好評発売中の《後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く》では「行動心理学」という分野を「後宮ミステリ」に組みあわせています。
 行動心理学とは人の無意識の仕草などから、思考を読み取る、というものです。
 例えば、そうですね。人は嘘をついているとき、視線をかならず「右上」にむけるそうです。人間は想像力を働かせるときは左脳を、なにかを想いだすときは右脳をつかいます。視線と脳の動きは交差しており、嘘をつくるために左脳を働かせると、無意識に視線が右側にむかってしまうのだとか。
 こうした心理学に基づいて、科学調査もできない「後宮」という世界観で事件を推理していく、という流れになっています。はじめは殺人事件などですが、話はどんどんとスケールが拡がり、廃嫡された第一皇子を皇帝にするため、心理学を駆使して民衆を動かすことになります。

 専門分野を小説に取りいれるさいに、私が最も意識しているのは「難解になりすぎないこと」です。

 さらにいってしまえば、組みこむのはその分野の「入門編」くらいの知識でいいとおもっています。
 なんなら、どの分野も「入門編」がいちばんおもしろいです。

 ただ、作者はある程度、勉強しておきましょう。なぜならば、小説に取り入れる知識というのは読者がテンポよく読めるようにかなり割愛しなければならないからです。割愛というのは、知識を訳すことです。
 面倒な用語を訳して、わかりやすい言葉に修正する。というのはもちろんのこと、「AがBになって、Cという現象を起こすことでDになる」という仕組みがあっても、テンポが必要な場面では「AはDになる」で充分だったりします。
 …………わかる、わかりますよ。せっかく勉強した知識を、いちからじゅうまで入れたくなるのは! 私もそうです!

 でも読者は専門書ではなく、小説を読みにきているのです。

 こういうときは、料理を想像しましょう。炒飯をつくるのに食材をあつめて、それを全部つかう、なんてことありますか? 
 お米はだいたい、5キロで売っています。でも、炒飯を5キロつくりますか? たまねぎもネットに入って3個売りですが、残しておいて、今度はカレーにしよう、とか思いませんか。それと一緒です。
(ちなみに私は、昔は炒飯をつくるなら、5キロのお米ぜんぶをつかわないともったいないとおもっていました。あの頃の公募原稿を読んでくださっていた下読みさんには頭があがりません。ほんとうにすみませんでした)
 
 あとは、取りいれる分野を「さらに細かい要素」と組みあわせることです。
 例えば「薬」といっても、異世界で抗生物質、消毒液をつくる! などの「モノづくり」に振るのか、「料理」をして薬膳にするのか、ではかなり違ってきます。
 
 メディアワークス文庫から好評発売中の《後宮食医の薬膳帖》では「漢方」「薬膳」という分野を取り扱っていますが、単純に「薬膳」+「後宮」だけだとよくある組みあわせなので、そこに「毒疫」という現実にはない「五行思想からなる奇病」というファンタジー要素をプラスしています。
 木の毒に侵されると脚から梅の花が咲いたり、火の毒だと触れるものすべてが燃えあがったり。水の毒では鱗が生えて、水に浸かっていないと息ができなくなります。
 そうした毒を、薬膳で解毒する。
 中国においては食材も五行思想に基づいて分類されています。人参や筍などは「土」の食材で、唐辛子、生姜は「金」の食材といったかんじです。
 五行思想においては「金」は「木」に克つので、「木」の毒を解くには「金」の食材をつかった薬膳を患者に処方します。
 ただ「木」の毒でも「水」から毒を吸いあげたのであれば、「水」の毒にたいする「薬」も必要になってきたりするので――そのあたりに推理という要素がかかわってきます。よって「推理」での連載を続けていました。

 そのオリジナル要素を読者様からご好評いただき、打診を賜ることができました。

 
 小説は錬金術だとおもっています。
 好きなもの、興味があるもの、得意なものを組みあわせて、鍋にいれたらポポンッと素敵な小説ができあがる!
 
 なによりも「私はこの分野が好きだ」という想いをこめれば、それが読者様や編集部様の胸に響いて、よき結果に繋がるのではないかと私はおもっています。
 長々と語りましたが、こちらはあくまでも私の場合はこうでした、という実例です。ちょっとでも参考になれば、嬉しいです。
 
 最後にもう一度だけ、宣伝させてください。

 行動心理学+後宮ミステリ
《後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く》ファミ通文庫(B6判)
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 薬膳漢方+五行思想+後宮ミステリ
《後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす》メディアワークス文庫
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 さきほどの話を読んで「書籍化したんだったら参考までに読んでみるか」とか「専門分野ってどんなんだろう」とかおもっていただけたら、ぜひとも一度、御手に取っていただければ嬉しいです。
 皆様の創作がワクワクに満ちたものであることを祈りつつ、筆をおかせていただきます。
 またどこかでお逢いできれば、幸甚です。
 夢見里龍でした。