お便りコーナー 2017年12月26日 14:00
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である槻影先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、槻影先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めまして。いつも駄目な感じの作品を投稿させていただいております、槻影です。

 この度、拙作、アビス・コーリング(https://ncode.syosetu.com/n9040eb/)が書籍化の運びとなりましたので、記念に筆を取らせていただきました。

 突然ですが、ホームに記載されている数字によると、現在の『小説家になろう』の登録者数はおよそ115万人です。私のIDは27455、前に三万人弱の登録者がいますが、全体数を考えれば古株の方だと言えるでしょう。

 私が初めて『小説家になろう』に登録して小説を投稿し始めたのは2008年……大体十年くらい前のことでした。
 今でこそ『小説家になろう』からは多数の作品が書籍として出版され、本当に小説家を多数排出するサイトになっていますが、私が登録した当時は書籍化作品などもほとんどなく、私が投稿を始めたきっかけもただの趣味でした。(小説家志望でもありませんでした)

 ネットに小説を投稿するメリットの一つは読者さんの感想を貰えることだと、私は思っています。
 新人賞に出して作家になるなど確固たる目標があるのならばともかく、誰も読まない小説を黙々書き続けることはモチベーション的な面でも難しいことです。リアルの友達や家族に見せるのも気恥ずかしいでしょう。

 私がサイトに投稿を始めたのも小説を書きたくて、でも知り合いには見せたくなくて、Webに載せればもしかして誰かが読んでくれてあわよくば感想をもらえるのではないか、という、とても都合のいい考え思いを抱いたからです。
 それ以来、十年間、休んだり長期更新停止したりエタ作を非表示にしながら今も投稿を続けています。

 私は内向的な人間です。紙の本が出るまで、知り合いも友達も家族も、誰も私が小説を書いていることを知りませんでした。
 そんな人間でも孤独を感じることなく小説を投稿できること。それこそがネット投稿の大きなメリットです。メリットです!

 これを読んでいる方々の多くは小説を書くことに興味がある人だと思います。
 とりあえず書きましょう。投稿しましょう。恥ずかしくないです。誰にもそのことを言う必要もありません。飽きたらやめてもオッケー。タイピング速度も上がっちゃいます。
 感想は来たらラッキーくらいでいましょう。見せなければゼロなので、ゼロよりは期待値が高いです。たまに酷い感想を受けることもありますが、いずれ気にならなくなります。途中から書くことが苦痛にならなくなります。

 小説は自己の表現です。性格や経験が直で出ます。流行りなど考える必要はありません。きっとあなたにしか書けない小説があるはずです。
 115万人も登録者がいるのですが、あなたの小説を気にいる人がきっといます。これを読んだ皆様によい読者・作者ライフが待っていることを祈っています。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 最後に、色々綺麗事っぽい事を書きましたが、ここに書いた内容はあくまで私の独断と偏見によるものであり、一般の見解でないことを強調して締めさせていただきます。
 
 今回、12月29日に書籍版が発売するアビス・コーリング(https://ncode.syosetu.com/n9040eb/)は、
 課金要素が酷すぎてサービス終了したソシャゲの世界に頭のネジがちょっと外れた元廃課金プレイヤーと純粋無垢な少女が召喚され、ひどい目に会うみたいなコメディ小説です。
 Web版は次章が最終章、十年で培ったR15レベルのエロを満載して締めるつもりでいます。

 つまり、私はそんな作品を書く人間です。よろしくお願いします。
投稿者:kuro 
お便りコーナー 2017年12月19日 10:41
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるもちだもちこ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、もちだもちこ先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めましての皆様、もちだもちこと申します。
 私の作品を読んでくださっている方、もちだは元気です。
 いつも『お便りコーナー』を楽しみにしております。
 先日、某つたな先生の回を読んで涙した私は、無謀にも今回投稿させていただいた次第です。

 さて、もちだもちこの手がけた『オッサン(36)がアイドルになる話』という作品が書籍化し、ありがたいことに2017年10月に2巻も発売されました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
 そんなペーペーな新人である私が、ここで何を語るのか。
 それは、書籍化したいと思ってらっしゃる人達とは真逆なことをしている私でも、歯茎をむき出して頑張ればなんとかなったということを語りたかったからです。歯茎はしっかりとむき出してください。恥ずかしがっている場合ではありません。

 そもそも流行りの異世界ものでもない、若者主人公でもない、ラブコメでもないこの作品が書籍化出来たのは奇跡に近いことだと思っています。
 よくある話ではありますが、この『オッサンアイドル』は私が読みたくて書いたものです。流行りを取り入れない読者に媚びないスタンスで、ただ好き勝手に書きました。
 私は小説を書き始めたのは今から1年8ヶ月前です。そう。ただの素人です。
 そんな素人で海苔さえ巻いてないもちでも、中学2年生くらいの脳みそで決めていたことがあります。

「子供から大人まで読める分かりやすい文章で書く」

 大人に関しては、私の両親(70代)が面白いと言ってくれてるので大丈夫かと思われます。私のSAN値についてはお気になさらず。大丈夫ですよ。(ハイライトの消えた目で)
 とにかく、これだけは守って書いてました。そりゃもう寝る間も惜しんでガムシャラに。もちろん歯茎はむき出しで。
 もちもち頑張って数ヶ月後に帯状疱疹で倒れました。睡眠時間って大事ですね。激痛の中で実感しました。肌荒れもすごかったし、もち肌がカサついちゃって……。

 ところで何の話でしたっけ? 書籍化までの道程? どーて……ゲホゲホ。
 すみません。話を戻します。
 
 分かりやすい文章はともかく、その頃ほとんどなかった『オッサン』『筋肉』『現代もの』『アイドル』が盛り込まれた作品です。読んで面白いと言ってくださる人はいても、「書籍化は難しいだろうなぁ」と言われ続けていました。
 そのことが悲しいとは思っていなかったのですが、日間ランキングとかに出たので「あわよくば書籍化打診とか来たりしてグヘヘ」とゲスい笑みを浮かべていた私は落ち込みました。顔はゲスいまま戻りませんでした。

 投稿してから数ヶ月後に奇跡が起こります。
 詳しい過程は省きますが、編集部の方が偶然『オッサンアイドル』を読んでくださっていたんです。そこから関係者の方々による『オッサン筋肉フェロモン万歳フェスティバル』が秘密裏に開催され、無事刊行することとなったのです。
 ここでの奇跡は、編集部の方が読んでくれていたのもありますが、流行りを追うだけのレーベルではなかったというのもあります。これは本当にすごいことだと思います。
 
 編集さんは言いました。「面白いと思った作品を本にしたい。それだけなんです」と。その後に「プ◯キュ◯はファイブから入りました」とも。
 私は感動しました。そして言いました。「強さなら初代が一番でしょう」と。

 こうして(余計なことを含め)語りましたが、私の流れは参考にならないでしょう。
 だからこそ言いたいのです。
 流行りの作品を書くのも良いですが、自分の趣味全開の作品も書いてみてはどうでしょうと。
 もしかしたらそれが、新たなラノベの『流行』になったりするかもしれません。時代の先駆者と呼ばれるかもしれません。
 ご一考ください。

 ちなみに私は、どこかの集まりで顔を出すたびになぜか「オッサン愛の人」とか「筋肉の申し子」とか言われるようになりました。
 一応ですが女の子なので、もうちょっと可愛い二つ名をいただければ幸いです。


オッサン(36)がアイドルになる話
https://ncode.syosetu.com/n2448dj/
投稿者:kuro 
お便りコーナー 2017年12月06日 11:22
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である東国不動先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、東国不動先生よりご連絡いただきました文面となります。



はじめての方はよろしくお願いします。東国不動と申します。
あまり多くはないと思いますが、知っている方はこんにちは。

お便りコーナーに投稿する先生方のほとんどが小説家になろうに投稿した作品でデビューしていると思います。私もそうです。
本になって全国の書店に並ぶだけでも凄いことだと思うのですが、拙作の『僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件』にいたってはコミックにまでなって全国の書店等に並びました。
もし小説家になろうが存在しなかったら、私がこんな経験をすることは絶対になかったと思います。

しかも担当様が言うには初速という意味でちょっとみないほど売れているそうです。
発売してすぐに大手のネット書店からは在庫が無くなり、出版社から卸す分も無くなって、緊急大重版をかけてくださっています。
書店では置いてあるところもありますので是非^^;
この文章を書いている時は11月ですが、12月1日頃には重版分が行き渡るそうです。

ところで小説家になろう初のコミックは他の作品も大好評を博しているようです。
ひょっとしたらなろう作品がコミック化する経緯に興味がある人もいるかなと思って、あくまで一例としてお伝えします。
他の作品のことはよく知りませんが、実は『僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件』は小説のオファーが来る前にコミックになることが決まりました。
とあるラノベの勉強会に来ていたコミックの編集者様に名刺を渡すついでに『僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件』を話したのです。

東国「今、これこれこういう作品を小説家になろうに投稿してるんですよ。結構ランキングで人気出てるのでなろうで読んでみてください」
編集者「面白そうですね! 読んでみます!」

そして次の日、知らない番号からの電話に出ると……。

編集者「あ、東国さんですか? 僕のダンジョン、面白いからウチで漫画にしたいんで明日会いませんか?」
東国「ホントですか?」

さらに次の日、出版社の近くの某飯屋さんで。

編集者「じゃあウチのWEB漫画に掲載して、分量が溜まったらコミック本を出すということでいいですかね?」
東国「え? ありがたいですけど、これで漫画になることが決まりってことなんですか?」
編集者「うん。東国さんが納得してくれれば」

もちろん実際には小説版の出版社は私の方で探すとか、(この当時はまだ一社もオファーが来ていませんでした)漫画についての雑談等の話もちょっとはした気はしますが、こんな感じで即決でした。
なろうで僕ダンの初投稿日を確認して見てみると2016年8月31日に投下をはじめて、勉強会は2016年9月11日にあったので……え? 前述の通り、そこから2日ぐらいで決まったので投下してから13日ぐらいですね。驚きました。
その後も素晴らしい作画様を探してくれたり、メイドインアビスでTVCMをしてもらったり、ヒロインの等身大パネルを作ってもらったりと、何度も「ホントですか?」と聞きたくなることをしてくださって、これだけ売れたのだと思います。

ただ、何と言っても小説家になろうに作品を投稿したことからすべてがはじまっています。
作品をチラ裏や頭のなかに留めておいたら、間違いなくこんな結果にはなりませんでした。
僕の場合はたまたま編集者様がいらっしゃる時に作品が見せられる『場所』にありました。
作品をチャンスが来たら見せられる場所として『小説家になろう』は凄く良いと思います。

最後に小説家になろう様と応援してくださっている読者の皆様、本当にありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。



僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件 小説版サイト
http://books.tugikuru.jp/detail_bokudan.html
僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件 漫画版サイト
http://mangalifewin.takeshobo.co.jp/rensai/bokudun/
投稿者:kuro