2021-05-27

【お便りコーナー】第99回: 瀬川雅峰先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である瀬川雅峰先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、瀬川雅峰先生より頂きました文面となります。

なろうの皆さん、こんにちは。
瀬川雅峰です。

第八回ネット小説大賞を受賞し、この度『辰巳センセイの文学教室』の上下巻にて、デビューをさせていただきました。

なろうで作家を目指している皆さんの多くより、きっと私は歳を取っていると思います。
小説を初めて書いた日から数えたら、もう30年以上経ちました。若くてデビューしている方がたくさんいる「小説家になろう」の界隈から見れば、私のデビューはずいぶんのんびりかもしれません。


でも、なかなか結果が出なくて、苦しんでいる方も沢山いらっしゃると思います。
自分が歳を重ねていくことを悩み、焦っている方も。
……安心してください。長い時間かけないとできないことが人にはあります。


それは、経験です。


高校時代、小説を書きながら、壁にいつもぶつかっていました。高校生や、マクドナルドや、ファミレスや、部室は描ける。でも、大学のキャンパスや、大学生や、社会人や、偉い人は、さっぱりリアルにならない。
キャラの考え方が子どもっぽいことはわかっているのに、自分の考え方が狭くて、幼くて、異性の気持ちひとつ想像できない。恋愛を描こうとしてもひどく薄っぺらくて、いかにも作り物めいた話、他の作品で見たようなものになってしまう。

……もっと大人になりたい。 沢山経験を積みたい。そう思いながら、SFやファンタジーなら?学園モノなら?少しはごまかしやすいかも?なんて考えて、一生懸命背伸びをして書いていました。


あれから、何百冊と本を読みました。
恋も失恋もしました。
転職も、無職も経験しました。


辰巳センセイは、その全てがあったから書けた一作です。

若い人にスピードやパワーではもう勝てないかも知れません。
でも、深みや経験や知恵では、まだまだ頑張れる。
文筆の世界では、スピードやパワーよりも、経験や知恵でイニシアチブが取れる。
結果が出ない苦しみも、焦りも、嫉妬も、全てが経験になっている。

私の経験の塊がどんな作品を生み出したか。
ぜひ、辰巳センセイに触れてみて下さい。
何年経っても、10年後でもちゃんと楽しめる王道で、古典で、でもオリジナリティに溢れた、人生一作しか書けないくらいの最高の作品です。


歳をとって、経験を積んで、だからできること。
それはいくつになっても、なくならないのだと思います。
今後とも、なろうのみなさんとは良きライバルとして、楽しく切磋琢磨していきたいと思っています。

……いつかの次回作を、また是非楽しんでいただけますように。
投稿者: yuki  linkLink 

2021-05-20

【お便りコーナー】第98回: 三上康明先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である三上康明先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、三上康明先生より頂きました文面となります。

 新人賞を獲らずに商業小説家としてデビューしてから15年目に突入しました。
「小説家になろう」での初投稿は(今見たところ)2016/3/22なので、こちらは5年を過ぎたというところで、「小説家になろう」の歴史の中では新参だなぁと思います。
 書籍の出版数はもうちょっとで50冊になるかどうかというところで、「小説家になろう」の掲載文字数は450万字くらいのようです。
 15年で50冊弱、5年で450万字。そこそこ多いほうじゃないでしょうか。

 さて、「音楽史上の最高傑作」と聞いてなにを思い浮かべますか?
 ベートーヴェン。モーツァルト。このふたりはすぐに頭に思い浮かびましょう。
 ですが(多くの議論はあるでしょうが)ヨハン・セバスチャン・バッハの「マタイ受難曲」がそれだという評価が多いのはご存じでしょうか。
 ベートーヴェンが生涯に残した作品は、138。
 モーツァルトは600。
 ですが、バッハは1000を超えています。

「ホームランを打つのに必要なことは、バッターボックスに立つこと」というのは当然です。そしてそのバッターボックスに立つ回数は多ければ多いほどいい。バッハだって1000回以上、バッターボックスに立って「最高傑作」を生み出しているのです(ちなみに「マタイ受難曲」を聴いても私にはピンときませんでした)。
 とはいえこれは「数打ちゃ当たる」ということではなく、1度や2度の失敗どころか100度や200度の失敗でへこたれてはならないということです。さらには「毎回が勝負回」だと思わなければバッターボックスに立つ意味がありません。
 私はいまだに、小説の発売日前後は情緒不安定になりますし、生み出した作品は、放り出さずエンディングに導いてやりたいと心底思います(商業的な理由で続きが出ないことは多々……ほんとうに多々あるのですが)。

 書いて、発表した小説に反応がないと、それまで自分の中で膨らんでいた妄想やワクワクが一気にしぼみますよね。わかります。私もデビューまで8年くらい、結果が出ない時期を彷徨い、暗闇で壁当てしているような気持ちで書いていました(一応言っておくとデビューしても「数字の壁」に壁当てしている気分になります)。
 けれど、書かなければ先に行けません。バッターボックスに立たなければゲームは始まらないのです。
 書きましょう。
 書かない理由はいくらでもあります。疲れた。忙しい。やりたいゲームがある。読みたい漫画がある。酒飲みたい。酒飲んだ。すでに二日酔い……。
 そこには目をつぶって「書く理由」だけ見つけてください。他の誰でもない自分にしか書けない小説を書きたい。どうしても誰かに伝えたいメッセージがある。俺のキャラが魅力的過ぎて他の人にも見せたい……。

 そしていつかホームランを打つ未来にたどり着きましょう。
 毎回が勝負回。いまだ新人気分が抜けないチャレンジャーの私もまだたどり着けていません。いっしょに、その未来を目指そうではありませんか。
投稿者: bill  linkLink 

2021-05-13

【お便りコーナー】第97回: 初枝れんげ先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である初枝れんげ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、初枝れんげ先生より頂きました文面となります。

こんにちは、初枝れんげです。

小説家になろう様で「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?」https://ncode.syosetu.com/n5256gk/ を連載しております。

本日は、本作が5月7日(金)に第2巻が無事出版されることになりましたので、この場を借りて皆様にはお礼申し上げますとともに、私ごときが僭越なのですが、新人の方へ、どうすれば書籍化できるか、小説家になれるのか、についてアドバイスをさせて頂きたいと思い投稿させていただきました。

初枝が思うに、小説家になるコツというのは、これは本当に簡単で、だけども一番難しいことです。ですが、これは多分プロのスポーツ選手も同じことをしているんじゃないかと思ったりしています。

小説家になるコツ。それは『毎日書く事』じゃないかと思います。

「えっ? 書き方のコツとかじゃないの?」ですとか、「キャラクターメイキングが一番大事なんじゃないの!?」と思われ方もいるかもしれないんですが、もちろん、そういったテクニックも大事なのは否定しません。

ただ、周りを見回してみますと、小説家志望だった方が、1年とか2年。あるいは、1作や2作書いてみて、それで書籍化できずに諦めてしまう。もしくは、飽きてしまって、もう書くのをやめてしまう。

こういった光景を何度も見てきました。

これだと当たり前の話ですが、絶対に小説家になることは出来ません。なぜなら、書いていないから。筆を折ってしまった時点で、小説家になれる可能性は0%になってしまうんですね。

だから初枝が思うのは、ともかく毎日書き続けること、これが一番大事だと思うわけです。

「毎日書くなんて大変すぎる!」

と思われるかもしれないですが、実は、1週間に1度だけ書くとか、不定期で書くよりも、毎日書いている方が簡単なんです。

なぜかというと、人間と言うは習慣とか、惰性で物事を続ける性格があって、なので時々やるよりも、毎日やっていた方が楽にその作業に取り掛かることが出来るんですね。

小説を書く事は、毎日新しい物語を考えて、文章を練り、投稿して、という大変労力が必要で、かつ完成まで数か月や数年かかる、マラソンのような創作活動です。

だからこそ、毎日コツコツと、出来るだけルーチンとして小説を書く事という行為を体に習慣づける。息を吸うように小説を書くことが出来るようになることが、最も大事なのではないかと、初枝は偉そうにも思うわけです。

はい、ということで以上になりますが、皆さま、ぜひとも幸福な執筆ライフを送ってください。小説は死ぬまで続けられる最高の趣味の一つだと初枝は信じているので、ぜひとも継続して、小説家になりましょう!

あと、最後に少しだけ紹介させてください。

「勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?」第2巻、SQEXノベル様より5月7日発売。Web版から半分程度書き直しています。

Web版とは違う新たなストーリーをお楽しみください。

また、主人公のアリアケはもちろん、新キャラのラッカライが大活躍するので、そちらもぜひぜひお楽しみください。初枝れんげでした!
投稿者: yuki  linkLink 

2021-05-06

【お便りコーナー】第96回: ふか田さめたろう先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるふか田さめたろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ふか田さめたろう先生より頂きました文面となります。

はじめまして、ふか田さめたろうと申します。
肺呼吸を会得して陸に上がったさめです。好物は人間。さめなので空も飛べます。

小説家になろうでは『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』(PASHブックス)『やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにグイグイいく』(GA文庫)『魔剣の弟子は無能で最強!』(SQEXノベル)の三作を主に書いております。『イケナイことを教え込む(略)』はコミカライズが二巻まで発売中で、あとの二作品も近々コミカライズ開始予定です。よろしくお願いします。

さめは昔から物語を考えるのが好きで、趣味であれこれ書いておりました。
書いたからには多くの人に読んでもらいたいと思うのが人のサガ(さめですが)。

そのため、さめは【文の読みやすさ】を常に追求しております。
今回はさめが考える【読みやすさ】を作る秘訣を四点ほどまとめたいと思います。


①文はぎっしり詰め込まない!

なろうの読者様はその大部分がスマホやパソコンからの閲覧となりますので、余りにも改行が少なかったり、矢鱈頻繁に画数の多い漢字を使ってみたり、一つの文が延々と続いたりすると画面を埋めてしまい大幅に読みにくくなります。それでも読み易くできる方も中にはいらっしゃるとは思いますので一概には言えませんが、一度自分の文章の見え方を確認してみると良いと思います。この段落はわざと改行を無くし、漢字多めで過剰にしてあります。いかがでしょうか?

さめはこんなとき、文を分割したり、ひらがなを増やしたり、改行を増やしたりします。

「セリフと地の文の間は一行挟んでもいいかも?」
「じゃないとぎっしり詰まっちゃうもんね!」

晦渋(※意味が分かり辛いこと)な言葉を乱用するのも考えものです。カッコいい言葉はここぞというときだけ使いましょう!


②地の文ばかり、会話ばかり続けない!

上記とやや被りますが、地の文が長くなったらセリフを挟み、会話が長くなったら地の文を加えましょう。
それだけでメリハリができます。


③文章の長さはばらばらに!

長い文章が続いた後で、一文説だけの短い文があると締まります。
こんな感じに。


④セリフだけ読んでも内容が分かるようにする!

さめの持論ですが、いくら力を入れたとしても地の文は読み飛ばされがちです。
そのため、セリフだけ読んでも場面が分かるようにしましょう。

「まさかおまえが……」

というセリフより、

「まさかおまえが裏切るとはな……四天王その一」

というセリフの方が、状況を把握しやすいのでおすすめです。


長々と書いてきましたが、これらは「必ずしもこうするべき!」というものではありません。
ただ、読みやすさを意識すると文章を書くのがさらに楽しくなります。どうか皆さんも楽しい創作ライフを!
それでは失礼いたします。さめでした。
投稿者: bill  linkLink 

2021-04-22

【お便りコーナー】第95回: 馬路まんじ@4月25日にマンガ版底辺領主&ブレスキ2巻発売!先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である馬路まんじ@4月25日にマンガ版底辺領主&ブレスキ2巻発売!先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、馬路まんじ@4月25日にマンガ版底辺領主&ブレスキ2巻発売!先生より頂きました文面となります。

はじめましての方ははじめましてーー!!
「底辺領主の勘違い英雄譚」などを書いてる馬路まんじです!
ツイッターのほうでバーチャル美少女アイドルもやっておりますっ☆ みなさま覗いてみてくださいね!
(https://mypage.syosetu.com/1339258/)

え~このたび4月25日に『マンガ版・底辺領主の勘違い英雄譚』のコミックスと『ブレイドスキル・オンライン2巻』が同時発売となりました~!
底辺領主のほうには「マンガ版・フシノカミ~辺境から始める文明再生記~」をコミックガルドで連載中の黒杞よるの先生がスペシャルイラストを寄せてくださり、ブレスキのほうには「シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」を少年マガジンで連載中の硬梨菜氏が帯コメントを書いてくれましたー! 二人とも大好きー!(´;ω;`)
ついでに新連載の『黒天の魔王』ってやつが書籍化するので、ぜひぜひ読んでみてくださいねー! 今ならなろうでタダだよ!

ハイというわけでっ、前回に続いて今回も書籍化するためのアドバイスを書いていこうと思います!
今回するアドバイス――それはずばり、『やけっぱち』になることです!

もう書いても書いても書いても書いても、なに書いても全然書籍化打診来ないときってありますよね!?
「そんなんねーよ何書いても書籍化するよ」って人は永遠に素敵なアナタでいてくださいコンチクショウッッッ!!!!!!(´;ω;`)
ともかく多くの人は何度も挫折を味わい、次第にやる気がうせてしまうことがほとんどでしょう。
そんな時こそ、やけくそになってテキトーに書き散らしましょう!!!!
もうとりあえず書いてみましたってだけのノープロット駆け出し作品だろうが何だろうが構いませんっ、とにかく産んで産んで産みまくりましょう!!!!!!
大事なのは、とにかくテキトーに書き続けることです!!!!!!
ゼロからは何も生まれません。しょぼくれて筆を止めてしまっては、その時点でプロデビューの可能性は一切なくなります。
しかし雑でもいいから作品を生み出しまくれば、その数だけ夢を掴める確率は高まるんです!!!!!!!
そしてどれだけ気合を注ぎ込もうが名作が必ず生まれるわけではない以上、逆に考えたらテキトーに書いた作品から名作が生まれることもあるということですッ!!!!!!!
ならば産みましょう!とにかく産みましょう!やけっぱちになって生み出しまくりましょう!!!!!そしていざ書籍化決定したらそんときに校正作業で文章に気合込めまくれば何も問題ありません!!!!!!!!!!!

大事なのは前に進むこと! あとは勇気と夢さえあれば、いつか絶対に目標に辿り着けるはずです!
どうか諦めず、みんなで頑張っていきましょう!!!!
以上ですっ!(´;ω;`)
投稿者: bill  linkLink 

2021-04-13

【お便りコーナー】第94回: ひつじのはね先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるひつじのはね先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ひつじのはね先生より頂きました文面となります。

はじめまして、ひつじのはねと申します。
この度ツギクルブックス様より
『もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた』
(https://ncode.syosetu.com/n7009fc)
第7巻が発売されました! コミカライズ版もKADOKAWA様より第3巻まで発売中です!

今回はこのようなコーナーがあることを知り、好奇心いっぱいで応募してみました。
ただ、こちらはアドバイス等を書く場所とのこと。
物書き経験の浅い私にアドバイスなど無理な話ですから、一例として情報の分母を増やす役割を担えたらと思います。

私は元々羊毛フェルト作家としても活動しており、その販促の一環として、自分の羊毛作品がどのような世界でどんな風に動き、生きているのかを伝えたいと思っていました。また、自分の小説ならば羊毛フェルトでコラボしても版権がいらない! なんて考えもありました(笑)
そんな中なろうさんを発見、一年ほどは夢中で上位ファンタジー作品を読み、いわゆるテンプレな作品が大好きになりました。なるほど、テンプレなるものがあるならまずそこから始めよう! と書きはじめたのが『もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた』通称『もふしら』です。

ちょうどその頃、本業が多忙で心身が摩耗し、まともに本が読めなくなりました。時間的な猶予ではなく、心が受け付けなくなったのです。元来堅い文体の本が好きだったのにダメになり、山あり谷あり、激しく心揺さぶられるお話、謎が謎を呼ぶ複雑なお話……普通なら最高に面白いはずのそれらに心の体力が持たず、全く読めなくなったのです。

だから、お話を書くときにまず1つ、約束事を決めました。

○自分が、仕事で疲れて帰ってきても読める作品にすること。

つまり、私と同じように心が疲れた人が読めるお話にすること。

それに必要なこと。
それは、普通なら必要なはずの感情の上下する部分を削ること。何よりマイナスになる部分を削ること。HP1では、たった1の攻撃にも耐えられなかったからです。

ですが、単に平坦だとそれはそれで読む気にならないので、『心を可能な限りマイナスに振らずに、プラスの範囲内で振ること』と考えました。また、文体も耳に柔らかく優しいものにしました。
……とは言え、初心者のやることです。そうそう上手にはできませんよ!! けれど、できるできないはさておき、意識するのとしないのとでは段違い――だと思いたいです……。

そして、このお話は『心が疲れた人が読むためのお話』である。そういった芯をしっかり持つことで、色々な意見があっても最終的には揺れずにいられるのではないかなと思います。
激しく心揺さぶるお話ではないけれど、ほんのりと笑い、ほろりとする。読み終わったらなんとなく心が凪いだような……『もふしら』はそんな作品でありたいと思って書いています。

あと、私の個人的な信条として、自分の本は遊園地の乗り物と一緒だと思ってます。
どこかに行けるわけでもない、乗ったら楽しいだけの乗り物。それは役に立たない? そうではないでしょう。色々な感情の中でも『楽しい』という気分を作るのは、割と難しいことじゃないでしょうか。

ライトノベルの作品は、『楽しい』を作るのがとても上手な作品が多いですよね。それってスゴイことです。文章だけで『楽しい』を作り出せるんですから。

乗って、楽しかった。それだけでいいと思うんです。

私の作品がつまらなくても大丈夫、ここにはこんなにたくさん小説があります!(笑)コーヒーカップに酔う人もいれば、ジェットコースターに乗れない人もいますからね。

長々と読んでいただきありがとうございます! 
あ、羊毛にご興味のある方はぜひTwitterや上記小説ページ見に来て下さいね! ご自分のキャラを立体化すると死ぬほど愛おしいですよ!! 小説のことは聞かれても震える子犬になりますが、羊毛のことなら答えます(笑)

いつか、この文がどなたかのお役にたてればいいなと願って。
投稿者: yuki  linkLink 

2021-04-06

【お便りコーナー】第93回: ネコクロ先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるネコクロ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、ネコクロ先生より頂きました文面となります。

初めまして&いつもお世話になっております、ネコクロです。

この度、『クール美少女の秘密な趣味を褒めたらめちゃくちゃなつかれた件』が、ブレイブ文庫様から4月24日に発売して頂けることととなりました。
自身としては二作品目となる書籍化作品となりますが、このような運びになったのは日頃から応援して下さる読者の皆様のおかげです。

そのため、私の考えなどをお伝えすることで皆様の創作活動に貢献できたらいいな、と思い投稿させて頂きました。
小説を書くという一つのことに対して多くの考え方が存在すると思いますので、そのうちの一つと考えて頂ければと思います。

私はトレンドや売れ筋(ランキング上位を取りやすい)は重視せず、好きな物を書くというスタイルを貫いています。
といいますのも、自分が面白いと思える作品でないと読者の皆様には楽しんで頂けないという考えがあるからです。

そして自分が面白いと思える作品を書くとなると、好きな物を書くのが一番だという結論に至りました。
好きな物であれば調べ物なども苦にはなりませんし、書くことも苦になりません。
しかし受けばかり重視してしまうと、調べ物をする時間も嫌々になってしまったり、思ったように評価が伸びなければ心が折れやすくもなります。

それだけではなく、例えばランキングでとても受けた作品が出るとなります。
そうなると、数日後にはその作品に似たような作品が多く出てくるようになると思います。

こうなってきますと、似たような作品を書けばランキング上位には入りやすくなるのですが、書籍化をするには難しくなると思っております。
書籍化枠というのは限られていると思いますので、似た作品たちを凌駕するほどの突出した何かを出せなければ似た作品が多くある故に埋もれやすくなるのです。

そういうこともありますので、私はトレンド作品を書くのではなく、自分の好きな物を書き、読者の皆様に楽しんで頂きたいと思っております。
トレンドに沿わないということは人気を出すのに苦労する面がありますが、逆に皆様の求める作品になっていれば人気を分散する作品がいないことから人気が爆発しやすくもなります。

ネコクロが初めて書籍化して頂いた作品の『ボッチのオタクである俺が、学内屈指の美少女たちに囲まれていつの間にかリア充呼ばわりされていた』がそうでした。

この頃は両片思いや1対1の恋愛、そして甘々作品がランキングを占める時でした。
しかしネコクロの上記作品――略称は『ボチオタ』といいますが、両片思いでもなければ、1対1でもない。
それどころか、ヒロインを守るために策を巡らせて相手を倒したり、衝突がよく起きるような物語です。

トレンドに一切沿っていない、なおかつ小説を書き始めたばかりのネコクロが書いた文章が拙い作品でしたが、皆様の求めている物に合ったようで連載当初から数カ月間は日間ランキングの上位にいて、総合ジャンル日間2位や、四半期現実恋愛ジャンルで2位を頂くことができました。
この作品の数日前に投稿された今大人気すぎる甘々両片思い作品があって(ネコクロも凄く好きです)、さすがに1位は取れませんでしたが、誇れる人気を頂けたと思っております。

このようにトレンドに沿わないということは、逆に光る物があれば突出しやすくなり、人気が爆発しやすくなります。

やはり人それぞれ考え方があり、合ったやり方があるとは思いますので、ご参考程度にお考え頂ければと存じます。
そしてもう1つネコクロのスタイルでアドバイスさせて頂くと、好きな物を書くとはいえ、きちんと第三者目線で考えることが必要だと思います。
自分の好きな物を好きなように書くと、自分はその先、結末まで知っていて面白く感じても、掲載されている部分の情報しか持たない読者には理解ができなかったり、面白く感じなかったりもすると思います。
そのため、自分の作品を第三者目線で見て、しっかりと面白いと思って頂けるかどうかを考えることも重要です。
そして、書きたい作品は多くあると思いますので、その中から読者受けしそうな物を優先的に選んだりもしています。

好きな物を書くけれど、しっかりと読者のことを考えて作品を書く。
これがネコクロのスタイルになります。

もしよろしければお試し頂けますと幸いです。

また、読者の皆様の感想はとても作者の創作活動の励みになりますので、お気に入りの作品があるようでしたら簡単な感想で大丈夫ですので送ってあげてください。
それにより新たな面白い作品が生まれることに繋がります。

ネコクロのこの文章を読んで、1人でも多くの作家、読者様の今後に繋がりますと幸いです。

それでは最後にもう1度になりますが、4月24日に発売されます『クール美少女の秘密な趣味を褒めたらめちゃくちゃなつかれた件』もどうぞよろしくお願いいたします!

両片思いの甘々ジレジレ作品となっており、ヒロインである鈴花はクール美少女、だけど実は甘えたがりな女の子です。
そして、主人公である文也は中性的な顔立ちでたまに美少女と間違われることもあるようなキャラですが、甘えたがりな鈴花を無意識に甘やかしてしまうキャラです。

そんな二人が織り成す砂糖多めで少しエッチな物語を楽しんで頂けますと幸いです!

大人気イラストレーターの千種みのり先生にお描き頂けたとても尊くかわいいイラストを多くの方にお届けできますと幸いです!
ご予約も始まっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

それでは、また作品を通してお会い致しましょうノシ
投稿者: yuki  linkLink 

2021-02-15

【お便りコーナー】第92回: yocco先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるyocco先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、yocco先生より頂きました文面となります。

皆様こんにちは。初めての方は、はじめまして。
 この度、2021年2月10日発売日で、カドカワBOOKS様より『王都の外れの錬金術師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~』を出版させて頂きました『yocco』と申します。

 お便りコーナーに応募させて頂くのは初めてですし、書籍化も初なのでドキドキなのですが……。
 まずは、ここのコーナーで、色んな先輩の先生方がおっしゃっているように、『どうしてこうじゃないんだろう』、『自分だったらこう書くのに』と思ったなら、それは、「なろう作家」への第一歩なのだと思います。
 私は、『追放系』が人気の頃に、『なんで可愛い自分の子供を追放するんだろう』という疑問から、『追放系』を逆手にとった、外れ職だけれど、家から追放されずに家族や周囲の人達に愛される主人公。そんな作品を「小説家になろう」様に書き始めました。
 私の観点が新鮮だったのか、その根底にある家族愛を好意的に感じて頂いたのか。錬金術と鑑定の組み合わせのチートを爽快に感じていただいたのか、私自身には分析不可能ですが、幸いにして書籍化打診のお話をいただいて、今に至っています。
 なので、ここまでのお話は他の先生方がお話ししてくださっていますし、その先のことを書いてみようかな、と思います。

 すでに『書いてみよう』と思って、すでに書き始めている方。
 なんだか、会話と会話の合間のキャラ動作の表現が乏しいな(いつも同じだな)とか思ったりしませんか?
 例えば、私の場合は、登場人物がやたらと首を捻る(傾げる)し、頷くし、笑顔になる、と表現が乏しいのです(これは私の作品例です)。
 そこで『語彙力』です。それは本来、名作と言われる作品を読むことによって蓄積されるのでしょうが、日々更新を求められる『Web作家』の立場であれば、「日々の更新もあるし、そんな余裕はない!」というのも本音です。
 ですが、実は『語彙力』のネタって、探そうと思えば転がっていたりします。
 Webでの検索しかり、私のおすすめは、情景や感情表現に関する語彙関連の『ミニ辞書』的な書籍でしょうか。
 作家が語彙力をつけ、読み手の方を引き込む情景描写、感情描写、そのバリエーションを表現できるようになることで、読者様達が読んでくださる物語に色を添えることが可能です。
 私はまだ一作品が書籍化決定しただけの未熟な作家です。
 みなさん、一緒に、より良い小説を生み出すための努力を模索してみませんか?

 再度、宣伝させてください。
 2021年2月10日発売、カドカワBOOKS様より『王都の外れの錬金術師 ~ハズレ職業だったので、のんびりお店経営します~』を出版させて頂きました。
 ご興味お持ちくださいましたら、お手に取っていただけますと幸いです。
投稿者: yuki  linkLink 

2021-01-15

【お便りコーナー】第91回: こげ丸先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるこげ丸先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、こげ丸先生より頂きました文面となります。

皆様こんにちは。初めての方は、はじめまして。

 この度、2021年1月25日、MFブックス様より
『呪いの魔剣で高負荷トレーニング!? ~知られちゃいけない仮面の冒険者~』
 第2巻を出版させて頂くことになりました『こげ丸』と申します。
 お便りコーナーに応募させて頂くのは今回で二度目になります。

 さて、それではさっそく創作に関するアドバイスを……といきたい所なのですが、私には、まだまだ自信を持ってこれだというアドバイスが出来ません。
 なので、作品そのものの中身のお話や技術的なお話は、他の先生方にお任せして、今回も別の切り口から書かせて頂こうかと思います。

 今回は『アクセス解析』についてです。

 実はわたくし こげ丸は、元々スマホのゲーム、特にサーバーの開発、運用やデータの分析などをしており、そちらに関しては一応経験豊富だったりします。
 その経験をWeb小説連載に置き換えて、お話させて頂こうかと思います。
 ※ある程度の更新頻度のある長編作品が前提のお話となりますので、その点ご了承ください


 まず、小説家になろう様では、他の投稿サイトに比べても、このアクセス解析に関してはかなり詳細に確認する事が可能です。
 アクセス解析ぐらい普段から見てるよ! という方も多いと思いますが、でも、多くの方は「本日のアクセス解析」の時間ごとのアクセス数や、トータルのPVに目がいきがちではないでしょうか?
 ですが、これらを見ただけでは「なんとなく」人気があるかどうかしかわかりません。
 もちろん、こげ丸もこれらの数値は気になりますし、たくさん多ければ泣いて喜びますが……。

 しかし、より注目した方が良いのは、部分別と日間ユニーク数の方だったりします。

 何故かというと、日間のアクセス数だと一人の人が何度かページを開くと見るたびに数値が増えますし、話数が多ければ比例してアクセス数も伸びるので、ユニーク数の方で見た方が、前と比べて人気が出ているのかどうかがよくわかるのです。
 アクセス数伸びてるけど、実は話数が増えたからだった……という現実を突き付けられることも覚悟しないといけませんが……。
 と、とりあえず日間のユニーク数が、その日、自分の作品を読んでくれた人の数とほぼイコールだと覚えておきましょう!

 ちなみに、小説家になろう様のアクセス解析では、累計や月間のユニーク数は、日ごとのユニーク数の合計となっているようなので、その点も注意しましょう。


 さて……次に注目するのが、部分別のアクセス数です。

 ここで見るのは三つの切り口。
 一つ目は初期離脱率です。

 初期離脱率を知りたい場合、重要なのが序盤数話までで人数がどれぐらい減ったかです。
 ここで極端に減少している場合、冒頭で読者を物語に引き込むのに失敗している可能性があります。
 前半数話を中心とした改稿を検討してみるのも良いかも?
 でも、一部分の文字数が多い場合は、一日に読める量を単に超えているだけかもしれませんので、翌日以降も含めて判断しましょう。

 次に二つ目は離脱箇所の特定です。
 普通アクセス数と言うのは、中盤にむけて徐々に少なくなっていき、終盤(最新話)直前で少し持ち直す形が多いです。
 しかし、途中で急激に減っている個所(部分)はありませんか?
 もしそういう箇所があれば、そこが離脱ポイントになってしまっている可能性があります。
 この離脱の原因を特定して改稿する事で、さらに先まで読んで貰えるかもしれません。

 そして三つ目。それは、読者の滞留箇所です。
 部分別の最終話と同じ日のユニーク数を見比べる事で、最新話に追い付いている人たちが何人いて、何人が今読み進めている途中なのかがわかります。
 もし、ここで最終話の数値と日別のユニーク数が近い場合は、更新頻度が足りていない可能性があります。
 その場合は、まずは更新頻度を増やす事で読者離れを防げるかもしれません。


 なんだか長文になってしまいましたね……。
 という訳で『アクセス解析の見方』についてのお話は、ここまでにさせて頂きます。
 実際には、これに曜日や時間、更新頻度など、他の要素も色々と加味して判断しないといけないのですが、まずは取っ掛かりとして参考にして頂ければと思います。

 でも、アクセス解析は、あくまでも創作活動の補助的なものです。
 まずは良い作品を書けるように精進しましょう!


 最後にもう一度宣伝を……。


 ◆2021/1/25(月) MFブックス様より、
『呪いの魔剣で高負荷トレーニング!? ~知られちゃいけない仮面の冒険者~ 2』
 が発売されます。

 現在、書籍版1巻がMFブックス様より、コミカライズ版1巻がMFコミックス様より好評発売中ですので、まだの方はこちらも宜しくお願いいたします。

 それでは皆さまの創作活動が、これからも明るく楽しいものでありますように☆
投稿者: yuki  linkLink 

2020-11-13

【お便りコーナー】第90回: バーチャル美少女ツイッタラー☆馬路まんじ(お気に入り登録してね?先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるバーチャル美少女ツイッタラー☆馬路まんじ(お気に入り登録してね?先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、バーチャル美少女ツイッタラー☆馬路まんじ(お気に入り登録してね?先生より頂きました文面となります。

はじめましての方ははじめましてーー!!
「底辺領主の勘違い英雄譚」などを書いてる馬路まんじです!
ツイッターのほうでバーチャル美少女アイドルもやっておりますっ☆ みなさま覗いてみてくださいね!
(https://mypage.syosetu.com/1339258/)

え~このたび、底辺領主が「海外出版」が決まりましたー!!! マジかー!
さらに第二巻が11月25日に発売となります! 漫画版も先月からスタートしており、こちらはスマホからタダで読めますのでみなさまぜひぜひチェックしてくださいね!
さらにさらに『貧乏令嬢の勘違い聖女伝』が今月の「月刊ゼロサム」にて連載開始のほか、『ブレイドスキル・オンライン』も11月25日に発売となります! めでたすぎるっ!

他にも色々書いていますので、よければマイページをチェックしてみてくださいっ☆

というわけで、前回に続いて今回も書籍化するためのアドバイスを書いていこうと思います!
今回するアドバイス――それはずばり、『力を抜くこと』ことです!

たとえば書き直してばかりでなかなか原稿が進まなかったり、一度投稿したものを何度も改稿してしまうことってありませんか?
過去の文章を読み直して「ちょっとここヘタかなぁ~?」と思うのは当然のこと。なぜならみんな、執筆していれば内にどんどんレベルアップしていくわけですから!

しかし、そこであまりにも手を加えすぎると執筆が遅れて現行の読者さんたちに飽きられてしまったり、さらには『文章がクドくなる』という最悪の事態が起きることもあります!

装飾や暗喩などがたっぷりと付いた文章はレベルが高く見えますが、しかし一番大切なのは『読者さんたちに意味が伝わること』です。
難解すぎる文章のことを執筆界では「カロリーが高い」とも言いまして、多用する=文章力が高いというわけでは決してないのです……!

だからこそ、いい感じのところで力を抜きましょうっ!
時にはさらっと短文を連発したり、読点が3個も4個も一文中に出来ちゃったけど「まぁ次の行から頑張るかぁ」みたいな感じで雑に流していきましょう! そして完成を目指すのです!

大事なのは前に進むこと! あとは勇気と夢さえあれば、いつか絶対に目標に辿り着けるはずです!
どうか諦めず、みんなで頑張っていきましょう!!!!
以上ですっ!(´;ω;`)

投稿者: bill  linkLink 

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