【お便りコーナー】第134回: 池家乃あひる先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である池家乃あひる先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、池家乃あひる先生よりいただきました文面となります。

皆様、初めまして。
池家乃(いけの)あひると申します。

先に宣伝を失礼致します。
6月9日に、「『精霊の花嫁』の兄は、騎士を諦めて悔いなく生きることにしました」(イラスト:松本テマリ先生)がツギクルブックス様より発刊されます。
公式サイト【https://books.tugikuru.jp/202306-21544/
WEB版【https://ncode.syosetu.com/n3185hk/
スパダリなおっさん×家出青年のBLとなっております、よろしくお願いいたします!

さて、他の先生方が既に紹介している内容に被るかもしれませんが……あひるなりの小説を書き続けるコツをここでお話しさせていただければと思います。

結論から言うと、自分だけの執筆パターンを掴むことです。

書き方ではなく執筆と称したのは、そもそも小説は一日二日でできあがるものではないからです。
短編なら数時間で書けるかもしれませんが、中編や長編となると、構想からプロット、実際の本文を含めても膨大な時間がかかります。
ですが、ようやく捻出した隙間時間で小説を書こうとしても、疲れややる気の関係で一文字も進まないまま、やがて作品への熱も冷めてしまって書くのを止めてしまう……という人もいると思います。
なので、どうすれば自分が一番執筆に取りかかりやすいかを模索してみてください。
喫茶店に行ったり、起床時間を早めて浮いた時間で書いてみたり、目につく誘惑(漫画やゲーム)を隠してから作業に向き合ったり。
人によって、一番書きやすい環境は変わると思います。
とりかかる時間帯や、毎日の目標を文字数にするのか、ページ数にするのか、物語の展開にするのか。
そもそも、ノルマを設けないのが一番書けるという人もいると思いますので、全く同じパターンの人はいないと思います。
検索すれば、作業が進まないアドバイス案はたくさんでてきますが、どれが自分に一番合っているかは自分にしか解析できません。
継続さえできれば、一日に500文字しか書けなくても、十日あれば5000文字になります。
当たり前のことだと笑う人もいると思いますが、個人的に一番大事だと思っていることでしたので……。
皆さんも、継続して書ける、自分だけの方法を探ってみてください!

皆様の創作活動が、より良いものになりますように。

【コンテスト情報】「第6回キネティックノベル大賞」結果発表のお知らせ

コンテストのお知らせ


いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、株式会社ビジュアルアーツ様とのタイアップコンテスト「第6回キネティックノベル大賞」におきまして、結果発表が行われましたことをご連絡いたします。

詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第6回キネティックノベル大賞」公式ページ
http://kineticnovel.jp/gp/result_6.html

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【コンテスト情報】「第3回アイリス異世界ファンタジー大賞」開催のお知らせ

コンテストのお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、一迅社様とのタイアップコンテストといたしまして、「第3回アイリス異世界ファンタジー大賞」を開催する運びとなりました。

本日、作品応募の受付が開始されましたのでご連絡いたします。
詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第3回アイリス異世界ファンタジー大賞」公式ページ
https://www.ichijinsha.co.jp/iris/iofa03/

皆様の奮ってのご応募をお待ちしております!
今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【重要】Twitterアカウントによるログイン機能の提供終了に伴う利用規約改訂の予告

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

Twitter社様の対応変更に伴い、一時的に機能提供を停止しておりましたTwitterアカウントにて小説家になろうにログインを行う機能に関してご連絡いたします。

関連記事:Twitterアカウントによるログイン機能の停止について

その後の状況を踏まえ検討を行っておりましたが、今後も突発的なトラブルが発生する可能性を完全には否定できない状態であり、
ユーザの皆様にご迷惑をおかけする懸念を払拭できないことから、誠に恐れながら正式に当該機能の提供を終了することとなりました。

Twitterアカウントによるログイン機能をご利用いただいていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解とご了承をいただきますようお願い申し上げます。

また、それに伴い、関連する記述が存在する小説家になろうグループの利用規約第10条の変更を7月3日に行うことをご報告いたします。

【変更前】
1.ユーザは、自分の管理に属する使用可能なメールアドレスを登録メールアドレスとして登録しなければならず、当該登録メールアドレスが自己の管理に属さなくなったときには、自己の管理に属する使用可能な別のメールアドレスに変更しなければならないものとします。
2.ユーザは、ユーザが所有するTwitterIDを自身のアカウントに連携させ、当該TwitterIDのログイン情報(以下、「認証情報」といいます。)を使用して自身のアカウントへログインすることができます。
3.ユーザは、前項のTwitterIDの連携を行なう場合、当グループがTwitter社に登録された利用者に関する情報(以下、「外部サービス情報」といいます。)を取得することを承諾するものとします。なお、この場合当グループは取得した外部サービス情報を、第5条に定めるプライバシーポリシーに基づき取り扱うものとします。
4.ユーザは、自己の登録メールアドレス、パスワード及び認証情報の不正利用の防止に努めるとともに、その管理について一切の責任を持つものとします。
5.登録メールアドレス、パスワード及び認証情報が第三者に利用されたことによって生じた損害等については、当グループに重過失がある場合を除き、当グループはいかなる責任も負わないものとします。

【変更後】
1.ユーザは、自分の管理に属する使用可能なメールアドレスを登録メールアドレスとして登録しなければならず、当該登録メールアドレスが自己の管理に属さなくなったときには、自己の管理に属する使用可能な別のメールアドレスに変更しなければならないものとします。
2.ユーザは、自己の登録メールアドレス及びパスワードの不正利用の防止に努めるとともに、その管理について一切の責任を持つものとします。
3.登録メールアドレスやパスワードが第三者に利用されたことによって生じた損害等については、当グループに重過失がある場合を除き、当グループはいかなる責任も負わないものとします。

▼小説家になろうグループ 利用規約
https://syosetu.com/site/rule/

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第133回: 瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、瀬川雅峰@辰巳センセイのイメージソング「サクヤコノコイ」CD発売先生よりいただきました文面となります。

なろうの皆様、お久しぶりです。

2年前、第八回ネット小説大賞から『辰巳センセイの文学教室』を書籍化していただいた瀬川雅峰です。なろうで続編 https://ncode.syosetu.com/n4100if/ もひっそり連載中です。どうぞよろしくお願いします。


さて、先日ちょっと珍しい発表をしました。

『サクヤコノコイ』ミュージックビデオ(YOUTUBE)
https://t.co/G2XsUcvf8S

 こちらなんと拙作『辰巳センセイの文学教室』のイメージソングです!
 都内のライブハウス中心に活動しているバンド、KONSOME+(コンソメプラス)さんが、イメージソング制作を申し出てくださり、1年がかりで制作。

 ヒロイン・咲耶の「サクヤコノコイ」と主人公・辰巳の「月明かりの君へ」2曲セットでリリースされました。

 ……なろうから小説の書籍化、コミカライズ(憧れますねぇ)、時にアニメ化(凄く憧れますねぇ)はときおり見ますが、イメージソングでCDリリース、小説をモチーフに実写化(ドラマ風ミュージックビデオ化)というのはなかなかレアではないかと思っています。

 私も作詞に参加していたり、CDには読み切り小説を入れたりと、全面的に協力しています。サブスクや配信で「サクヤコノコイ」「月明かりの君へ」をチェックしたり、コンソメプラスさんの公式通販 https://onl.bz/H7hLb4t からCDを買っていただけたら大変嬉しいです。(CDジャケットには鈴木次郎先生の表紙イラストを使用しています!これも凄い)





……と、宣伝まみれにしてしまいましたが(汗

 振り返ると、しみじみ縁を感じる歩みだったなぁ、というのが今回のテーマです。

 私は4年前、かなり大きな病気を二つして、死にかけたことをきっかけに長編執筆を始めました。2019年の『辰巳センセイ』完結、そして2021年の書籍化までの流れは、ひたすら奇跡のような縁の連続に恵まれました。

 詳しくは、エッセイ『エタってばかりのおっさんはガチで死にかけて~』 https://ncode.syosetu.com/n8808fw/ で書いてますが、病気になったタイミング、運ばれた先の病院環境、出会ったお医者様……その他数々の選択で、私は見事に正解を選べていた……いや、きっと選ばせてもらって生き延びたんだと思っています。

 病院から自宅に戻ってなろうを知りましたが、ここでも縁に恵まれました。辰巳センセイを書き切りたい、書籍化したい……受賞前からそう語っていた私に、たくさんのなろう仲間が24万字の原稿を読み込み、親身になってアドバイスをくれました。
 今なろうに掲載している辰巳センセイはバージョン3。書籍化はなんと5です。全面改稿だけでこの回数です。流行ジャンルを完全無視した『辰巳センセイ』には、作品の完成度を徹底的に磨いて、クオリティを上げていくことだけが頼りでした。ネット小説大賞受賞の日も、800ポイントほどしかありませんでしたから。

 そして、今回のイメージソング。
 ミュージックビデオによる実写化……

 コンソメプラスさんとの関係も、7年前に偶然ストリートで会った縁からです。一ファンとして応援し、病気のときは彼らの歌に励まされ、元気になってまたライブに行くぞ、と思いながら闘病しました。
 書籍化報告をしたらとても喜んでくれて、今回のイメージソング制作に繋がっています。


 ◇


 私は、自分の力だけで書籍化できたとは思いません。

 『辰巳センセイ』自体は、胸を張って傑作といえます。構成、ドラマ性、そして文体も、プロ作家様・編集者様からも沢山の高評価をいただきました。

 でも、ここまで来られたのは、ブクマして、ポイント評価やレビューで励ましてくれたネット読者の皆さん、改稿のアドバイスをめちゃくちゃ真剣にしてくれたなろう仲間たち、じっくり評価してくれた審査員の方々、書籍化してくれた出版・広報スタッフの皆様や、展開に協力してくれた書店さん、倒れた私を支えてくれた職場の仲間に家族……そして、二年経った今、さらに音楽で世界を広げてくれたコンソメプラスさん。

 本当に多くの方々との縁で、力を貸してもらえたからこそ、楽しいことがいっぱい起きたんだと。自分だけの力では体験できない嬉しいことを、まわりの方が陰に日向に支えてくれたことで体験させてもらいました。


 だから。

 お世話になったぶんだけ、私に、そして『辰巳センセイ』に関わった皆さんにはオイシイ思いをしてほしいとも思うのです。

……恩返しのためにも、もっといい作品を、実績を、重ねたいと今は思うようになりました。どうか引き続き応援いただければ幸いです。まだ辰巳センセイ読んでない?という方、ぜひ書籍版 https://amzn.to/3w0XMXu を手に取ってやってください(宣伝)。


それでは、また次の物語でお会いできますように。
瀬川雅峰