小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である
来須みかん先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、来須みかん先生よりいただきました文面となります。
「私(俺)の書く話は、こんなに面白いのに、どうして打診がこないんだ!?」って思ったことないですか? それ、あなたのSNSが原因かもしれませんよ、というお話です。
これは、作家目線ではなく、作家に打診する企業側目線の話になります。
初めまして、来須(くるす)みかんと申します。いつもこのコーナーを楽しく拝見しております。
わたくしごとですが、おかげさまで専業作家になれました。
なので、これから商業デビューを目指す方のお役にたてることはないかと思い、お便りさせていただきました。
私は小学生のころから小説家を目指していたのですが、まったく芽が出ず小説とは関係のない会社に就職して、会社員をしていたんですね。そのときに、会社のポスターやロゴなどをクリエイターさんに依頼することがありました。
以下、会社員時代に実際にあった出来事をご紹介いたします。
クリエイターさんから名刺をいただき、本人もやる気満々、上司にも相談して「このクリエイターさんに依頼しようか」と社内でまとまっていたとき。
上司「そういえば、SNSにイラストのサンプルがあるから見てくださいって言ってたね」
私「せっかくなので見てみましょうか」
*
【クリエイターさんのSNSにて】
「あーマジ仕事したくねぇえええ!」
「明日仕事の〆切だけど、やる気なさすぎて朝までゲームしてたわ」
*
上司「……別の人にしよう」
私「……そ、そうですね」
信じられないかもしれませんが、こういうことが数回つづきました。
これは私達がクリエイターさんの裏アカウントを見たのではありません。仕事用の名刺に書かれているSNSや、仕事用のWEBサイトにつながっているSNSでこういう発言をしていたんですね。
それ以降は、まずクリエイターさんのSNSをチェックしてから打診をするかどうか社内で検討することになりました。
この話はイラストレーターさんの話ですが、作家志望の方の場合は、小説家になろうさんに繋げているSNSは、打診の前に確認されているかもしれないと思ったほうがいいかもしれません。実際にそうかはわかりませんが、少なくとも、私が前に勤めていた会社ではそうでしたので、どこか一社くらいはそうしている可能性があります。
「打診をしよう」「これから一緒に仕事をしよう」と思ったら、企業側は打診をする前にSNSをチェックすることがある、と思っておくとまた違う道が開けるかも?というお話でした。
長々と失礼いたしました。
最後になりましたが、おかげさまで書籍化やコミカライズしていただいているので、よければ来須(くるす)みかんで検索してみてやってください。
↓書籍新刊はこちらから
https://www.futabasha.co.jp/book/97845752469880000000?type=1
上記の小説は、小説家になろうさんで開催されていた、第2回新人発掘コンテストで銀賞をいただいたものです。
↓公式サイト「Freedia」はこちらから
https://www.tohan-freedia.com/