年間・累計ランキング更新タイミング変更のお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

以前より告知を行っておりました通り、ランキング更新条件の統一のため、年間・累計ランキングの更新タイミングの変更を実施いたしました。
詳細につきましては、以下の関連記事を併せてご確認いただけますと幸いです。

関連記事:【予告】年間・累計ランキング更新タイミング変更のお知らせ

▼対象のランキング
・年間ランキング(R18部門サイトを含む全ランキング)
・累計ランキング(全年齢部門の全ランキング)

▼変更内容
・年間ランキング:「毎週火曜日朝更新」→「毎日朝更新」に変更
・累計ランキング:「毎時更新」→「毎日朝更新」に変更

今後とも小説家になろうグループをよろしくお願いいたします。

小説家になろうグループ上位回線メンテナンスに関するお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。
上位回線でのメンテナンス作業のため、下記の時間帯において数秒程度の遅延が複数回発生する可能性がございますのでお知らせいたします。

▼開始時刻~終了時刻
2025年5月12日19時~5月13日8時

▼影響を受けるサービス
・小説家になろう

▼影響を受ける機能
・小説家になろうグループサイトのうち、小説の閲覧・検索の機能において遅延が発生する可能性がございます。
※小説のデータの入力・削除・作品更新などの機能は通常通りご利用いただけます。

期間中、接続遅延の発生する可能性がある具体的な機能及びページにつきましては、以下をご確認ください。
・小説閲覧ページ
・小説を読もうページ全般
※上記の機能をご利用の際にエラーが発生した場合は、ブラウザの「戻る」機能で前のページに戻り再度同じ操作を実行していただくか、別の時間帯に同じ操作を実行していただきますようお願いします。

ご利用の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご了承をいただきますようお願い申し上げます。

今後とも、小説家になろうグループをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第205回: 陸路りん先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である陸路りん先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、陸路りん先生よりいただきました文面となります。

 皆さま、はじめまして、こんにちは。陸路りん(りくろ りん)と申します。

 このたび、今年6月14日に「乙女ゲームヒロインの『引き立て役の妹』に転生したので立場を奪ってやることにした。」の書籍二巻がTOブックスさまより発売することになりました。
 現在予約も開始しております。
 こちら二巻ですので当然ですが一巻はもう発売済みです。

【書籍一巻 発売中!】
 TOオンラインストア:https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=183113387

【書籍二巻予約開始中!】
 TOオンラインストア:https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=185869604

 引き続きイラストはうおのめうろこ先生の素敵なイラストとなっております。
 今後コミカライズも予定しておりますので、こちらもぜひお楽しみいただければ嬉しいです。
 これもひとえに応援してくださる読者の皆さまのお陰です。この場を借りて深くお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 突然ですが、みなさんコミカルなお話はお好きでしょうか?
 キャラクター同士のテンポのの良い会話に笑えるギャグシーン。
 わたしは大好きです。
 今回出させていただいた書籍にもけっこうコミカルなシーンがあるのですが、実はもともと小説を書き始めたばかりの頃はあまりコメディやギャグシーンのないお話ばかりを書いていました。
 そしてあまり人には読まれませんでした。
 今回はわたしがコミカルなお話を書こうと思った経緯とその練習方法についてお話したいと思います。

 まずは練習しようと思った経緯からお話したいと思います。
 簡単に言うと自分の書く話がつまらなかったからです。
 もともとわたしは漫画やアニメ、そしていわゆるライトノベルが好きで読んでいました。そしてその中でもギャグシーンやコミカルなシーンは大変大好きでした。
 でもいざ自分で書いてみると小説の中で起きる出来事や話の流れに夢中になってしまい、あまりコミカルなシーンのないお話になってしまっていました。
 ストーリーは自分が書いてるんですから当然ですが、自分が好きなお話です。でも読み返すと面白くない。
 笑える要素が少ないからか、と気づくまでにけっこう時間がかかりました。
 コメディ要素がないほうが好きな人もいるかも知れませんが、少なくともわたしは楽しい笑える話が好きでした。
 そして前述したとおり、書いた本人が「いまいちだな」と思っているからか、それらはあまり読まれませんでした。

 そこで一念発起し、コミカルなシーンを書く練習を始めました。
 とはいえ教えてもらえるあても調べ方も知らなかったため、自己流の練習へと突き進むことになります。
 その練習内容は以下の通りです。

①自分が好きなコメディ要素の多い小説を読みあさる。
 これは大変勉強になりました。
 読みながら「自分はどこを面白いとおもっているんだろう」と考えてみると自分が好きなのは「キャラクター同士の会話のかけあい」や「文章のテンポ」でした。あとはふざけたことを場違いな場面で大真面目に言うなどのちぐはぐさなども大好きでした。これは個人の好みがだいぶ入ると思いますので各々で「自分はなにを面白いと思うのか」を考えてみると面白いと思います。

②お笑い番組を見る。 
 これは参考になるかは謎ですが、ひたすらコントやお笑い番組を見ていた時期がありました。
 とにかく「面白いってなんだ?」と思っていた時期なので迷走していた感はあります。
 でもなんとなく「ぼけとつっこみ」を意識して会話を書くようにはなった気がします。
 わたしの書く話ではキャラクターがぼけっぱなしなことも多いので、果たして技術を習得できたかどうかは謎ですが……。

③書くときに自分のテンションを上げる。
 小説を書く前に、参考にしている面白い小説を読んでから、なおかつお笑い番組をTVで流した状態で書く、ということをその時期はしていました。
 とにかく自分のテンションを上げるためです。
 わたしはわりとその時のテンションが内容に反映されやすいタイプなので楽しいシーンはにやにやして書いていることが多く、悲しいシーンは泣きながら書いていたりします。
 そしてここでわたしが一番重要だと思っていることは、
 『恥を捨てる』
 これに尽きる気がします。

 さて、上記の三つを行った結果、どうなったかおわかりでしょうか。
 お笑い番組を流しながら、にやけ顔でぶつぶつ何事かをつぶやき、パソコンをぽちぽちする怪しい人物ができあがるわけです。
 当時から同居していた猫には、情緒不安定な飼い主の様子に心配げに寄り添ってもらったり不思議そうに見つめられたりしておりました。
 怪しい飼い主を見捨てなかった猫には大変感謝しております。

 というわけで以上が『わたしが行ったコミカルシーンを書くための練習方法』になります。参考にならない可能性は大変高いのですが、「こういうことしてる人もいるんだなぁ」と一つの方法として聞き流していただければ幸いです。
 つたない文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。このお便りが少しでも創作活動の一助になれば嬉しいです。

 最後にもう一度宣伝となり恐縮ですが、「乙女ゲームヒロインの『引き立て役の妹』に転生したので立場を奪ってやることにした。」書籍一巻発売中、そして二巻の予約受付中です。
 書籍版では追加したエピソードがあり、それにともないコメディシーンも増量しております。 web版と読み比べてもらえると嬉しいです。
 書き下ろしのSS(レオンハルトとミモザのデート?など)もありますのでお楽しみいただけるかと思います。

 よろしければお手にとっていただければ幸いです。
 よろしくお願いします。

【書籍一巻 発売中!】
 TOオンラインストア: https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=183113387

 Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4867944378/

 楽天ストア: https://books.rakuten.co.jp/rb/18064209/?rafcid=wsc_b_bs_1021190447307742327&scid=af_sp_etc&sc2id=af_104_0_10002842

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 陸路りん

「春のチャレンジ2025」が開催中です!

いつも小説家になろうグループをご利用いただきましてありがとうございます。

現在、小説家になろうでは公式企画「春のチャレンジ2025」を開催しています。
「春のチャレンジ2025」は「学校」がテーマの小説投稿企画です。
文字数やジャンルの指定はありませんので、ぜひこの機会に作品投稿にチャレンジしてみませんか?
読者の皆さまも、お気に入りの作品を探してみてくださいね。

参加規程等の詳細は下記企画サイトをご確認いただけますようお願いいたします。

▼春のチャレンジ2025企画サイト
春のチャレンジ2025
投稿期間は2025年5月15日(木)23時59分までです。

「春のチャレンジ2025」に参加して、一緒に春を楽しみましょう!
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


▼小説家になろう公式企画とは
どなたでもご参加いただける期間限定の作品投稿企画です。
指定の投稿期間内に各企画の指定ジャンルや「テーマ」に沿った作品を新規投稿していただくことで、新しい作品をみんなで楽しみ盛り上がりつつ、作品投稿のきっかけになることを目指しています。
もちろん企画参加作品はどなたでも自由に読むことが可能です。

▼今後の公式企画の予定はこちら
公式企画年間予定

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第204回: 斎藤ニコ(天道源)先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である斎藤ニコ(天道源)先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、斎藤ニコ(天道源)先生よりいただきました文面となります。

みなさん、初めまして。もしくは、お久しぶりです。
斎藤ニコ(天道源)です。
現役のペンネームが(無駄に)2つもあるライトベル作家として、ここ数年、書籍書き下ろしやWEB連載で活動しております。

さて、私、斎藤ニコは、第4回集英社WEB小説大賞にて奨励賞を頂戴しておりました!
https://dash.shueisha.co.jp/webaward/4th/award/

その受賞作「俺とアイツは友達じゃない。(https://ncode.syosetu.com/n8016fi/)」が、
本年4月25日、満を持して発刊となります! すごい! 自分が一番驚いてる!

本作品は、私が、WEB作家としてスタートするきっかけとなったものになります。
大変、思い入れが強い作品ですので、この機会に読んでいただけましたら幸いです。
また、これまで応援してくださった皆様に朗報です。
本作品は「すべて書き下ろし」となっておりますので、新たな黒木陽や藤堂真白の掛け合いが見られます!
「昔読んだ」という方も、今一度、手に取っていただけましたら嬉しく思います!

○作品紹介 特設ページはこちら!
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-631599-9


     *

さて、お便りコーナーの本題となります。
作家を目指す皆様へ、僭越ながら、わずかに先にプロ作家となっている私が、なにかをお伝えできるとするならば――それは、おそらく「デビューまでの道のりの心構え」なのかなと思いました。

すべての方に共通するわけではないと思いますが、小説を書くからには、書籍化(プロデビュー)が一つの目標である方は、多いのではないでしょうか。

私も書籍化を何度か経験しておりますが、その過程は様々です。

・公募のレーベル主催小説賞を受賞して書籍化
・編集者さんに提案したプロット等が採用されて書籍化
・WEB掲載作品から拾い上げの書籍化

など、様々なルートから書籍化を実現しました。
(細かく言えば、さらに複数のルートにわかれます)

そういった書籍化までの道のりに共通する観点が一つあります。

それは「自分の力を信じて、諦めないこと」です。

おいおい、根性論かよ。創作論でもないだろ……なんて、思われるのも当然だと思います。
しかし、「自分の力を信じて、諦めないこと」というのは、意外と難しいものです。

たとえば、私がデビューしたのは公募の小説賞受賞ですが、初めて送ってから、受賞するまでの年数は、実に十年以上となります。
その間、家族問題や、お金問題や、就職問題や、夢追い人問題など……様々なことがあり、創作活動そのものを諦めようと思ったことは多々ありました。

しかし、自分の諦めない力を信じて、書いて、書いて、書きまくりました。
その結果、受賞し、デビューを果たしました。
少しでも自分の力を疑って、「俺の作品なんてつまらないんだ。どうせ作家になんてなれないんだ」と立ち止まっていたら、そのまま筆を折っていたことでしょう。

また、プロット採用に関しても、何枚も何枚も提出をしました。
自身のあった案が採用されずに、落ち込みました。諦める選択肢もありました。
けれども、何度も提出を繰り返し、なんとかモノにしました。
「自分の案は面白いはず! なら×××をしてみよう! そしたら面白さが伝わるかも!」と信じれば、プロットのプレゼンにも熱が入ります。
何十枚も案を出しても、一切、反応がないこともありますので、自分の力を信じられないと、本当に心が折れます。

そして、これは皆さん、百も承知だと思いますが、WEB作品も同様ですね。
何度も何度も書く。読者がつかない。全く読まれない。ようやく読まれても「つまらない」と感想をいただく……心が折れそうです。
でも、そこであきらめずに「面白いと言ってもらうには、どうすればよいか」を考え続けると、不思議と結果が出るものです。わたしもその果てに書籍化のお話をいただきました。

肯定的な意見のほかに、否定的な意見もあることが、創作の世界の常です。
そんな中、自分の力を信じられるのは、自分だけです。

「自分の力を信じて、諦めないこと」

自作の最初のファンは自分であるということ。
そして、その気持ちを、常に忘れないこと。
それが私にとっての、書籍化までの道のりかな、と思います。

この一文を目にした貴方様の価値観に、なんか変化がありましたら、とても嬉しく思います。

     *

最後になりますが、「俺とアイツは友達じゃない。」の予約(販売)ページを掲載させていただきます。
興味のある方も、少しある方も、まったくない方も、とにかく全員のご予約(ご購入)をお待ちしております!

★AMAZON様
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4086315998
★ヨドバシカメラ様
https://www.yodobashi.com/product/100000009004100921/
★Rakutenブックス様
https://books.rakuten.co.jp/rb/18175413/


(斎藤ニコ・天道源)