【出版作品紹介】我は誓う剣に友に〜バルナ・クロニカより

小説家になろうの作者:十海さんの書籍の紹介です。

・作品名  我は誓う剣に友に〜バルナ・クロニカより
・作者名  時野つばき
・発売日 2013年5月23日
・販売価格 600円
・購入方法 Amazon Kindleストアより電子書籍としてダウンロード
・出版社 ネットワーク出版

・内容
『掲げよ泥中より得し無冠の剣。誓い、名を呼び絆を結べ』
 あえて!レトロに直球勝負。乾いた大地に刻まれる《絆》と希望の物語。

 失われた四つの心魂、分かたれた五つの種族。真王は死せる闇に堕ち、灯火は巡り語り部は謡う。
『剣を掲げよ空高く。泥の中より得し剣を』
 大荒野で生きる少年グレンは幼い頃、古い剣を見つけた。
 何の力も無いありふれた鉄の塊。それでも彼にとって唯一の特別な剣。
 長じてグレンは鍛冶屋に弟子入りし、錆びた剣を自らの手で鍛え直す。
 そして今、相棒ハーツの協力を得て剣に名を与え、魂を分かつ『絆の誓い』の儀式を行おうとしていた。
 時同じくして闇の中、腐臭をまとい蠢く影が平和な村に忍び寄る。
 これは『英雄』の魂を宿した『普通の人々』の物語。

・その他伝えたい事
 本作は新紀元社より刊行されたTRPG「バルナ・クロニカ」(小林正親:著 (株)アークライト:編)の世界観と設定を元にして作成しました。
 私自身が追加サプリ「ナジャ・イストリカ」掲載のシナリオ執筆と言う形で関わらせていただいたご縁から、正式にノベライズ作品として出版の運びとなりました。
 一時期ネット上で公開していましたが、今回の書籍化にあたって元のゲームをご存知ない方も純粋に小説として楽しんでいただけるよう、大幅に改稿してあります。
 乾いた大地を踏みしめて、妖鬼や不屍の怪物、厳しい自然の驚異に晒されながらも地味に図太く生きる人々の物語。
 イラストは漫画家の櫓刃鉄火さん。勢いのある筆致で主人公、一癖も二癖もある相棒の中年男、ぴちぴち元気な人外ヒロインに命を吹きこんでくれました。
 装備品の細部や衣服の模様一つ一つまで丹念に描き込まれたイラストは必見です。