【お便りコーナー】第223回: 天川七先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である天川七先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、天川七先生よりいただきました文面となります。

初めまして、天川七と申します。扇風機だけでは干からびるほど暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はというと、この暑さの影響もあり、いかに涼しく快適に過ごすか、という方向に舵を切っています。

そんな私が書いている小説の代表作が『お出かけ先は異世界ですか?』です。
こちらはありがたいことに、第5回アース・スターノベル大賞で、ルナ大賞に選んでいただいた作品となります。
現在、書籍版とコミカライズ化しており、コミック・アース・スター様でも連載中です。

コミック アース・スター様 公式サイト
https://comic-earthstar.com/episode/2550689798883281536

書籍版 第2巻
【お出かけ先は異世界ですか?2 ~神様召喚に巻き込まれ、幼女モモ(16歳)は美形騎士団に愛されちゅう!~】
https://amzn.asia/d/5yTlOWE

コミカライズ版 第2巻
【お出かけ先は異世界ですか? ~身体は5歳・頭脳は16歳の“なんちゃって幼女”、美ケメン達に愛されちゅう!?~2】
https://amzn.asia/d/39XH2iL

皆様の応援のおかげで、どちらも二巻を出せました。本当にありがとうございます。
ぜひ、実物も楽しんでいただけたら嬉しいです。

ちゃっかり宣伝させていただいたところで、書籍化にいたるまでの話を挟みたいと思います。

私の場合は、小説を書き始めたのが学生の頃で、最初はノートとメモ帳に書いていました。
そこからWEBで投稿出来る場所があると知ったため、PCで書けるようになるまでかなり苦労した覚えがあります。
ですが、実はこの経験が後に大きな助けになりました。

それが、ここからの執筆アドバイスとなります。

小説を書いている人は、大きな理由がなくても、なぜか書けなくなることがありますよね。
こちらを読んでくださった皆様も、「小説の続きが書けない!」「なぜか書く気になれない!」なんて思ったことがあるのではないでしょうか?

私も、一ページ分書いたものがしっくりこないため半分しか残らなかったり、なぜか執筆に対する熱量が極端に小さくなったり、悩みすぎて執筆速度が亀を通り越して蟻になることがあります。

大丈夫ですよ。それは誰の身にも起こりえることで、皆様だけのものではございません!

そういう時に私が実践しているのが、【執筆に使う物を替える】ことです。
つまり、一番初期の頃のやり方に戻します。
具体的には、PCで執筆していたら、ノート、ホワイトボード、スマホに替えます。

それから、どういうストーリーを書きたいのか、今自分がどう思っているのか、小説のキャラクターはこれからどんな行動をするかなど、思いついたことを文章で書き殴っていきます。
心行くまで書いたら、客観的に判断が出来るように、時間を置いて頭を冷やしましょう。
最後に、書き殴った文章を小説に取り入れて、執筆を再開します。

この切り替え方法を思いついてから、私は執筆に詰まっても、再開するのが速くなりました。
もし、今スランプに陥っている作者様がいらっしゃいましたら、一度この方法を試してみるのはいかがでしょう?

私は小説を書くのが好きな人です。そして皆様の中にも、小説を書いている方、あるいはこれから書きたいと考えている方がいらっしゃるかと思います。
微力ながら、そんな皆様の執筆のお力になれたら幸いです。
お互いに頑張っていきましょう!

ではでは、またお会いできることを願いまして。