小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である殿水結子先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、殿水結子先生よりいただきました文面となります。
皆様初めまして。殿水結子と申します。
小説家になろうで連載している「娼館の乙女~売られた少女は推理力で成り上がる~」が2025年5月23日にブレイブ文庫から発売されることになりました。これも応援してくださった読者の皆様のおかげです!
公式サイト
(https://hifumi.co.jp/lineup/9784824204370/)
Amazon
(https://amzn.asia/d/hwcs1IT)
さて、かれこれ小説を紙・電子合わせて4作品ほど商業化させていただいた私が、〝書籍化するにはどうしたらいいの?〟という疑問について皆様にアドバイスがあるとしたら、それは大きく分けて三つほどあります。
①投稿方法を研究すべし
この「小説家になろう」で書籍化を目指して連載する場合、ランキング攻略をしなければなりません。
なのでWeb小説を連載する前に、その投稿先のシステムをしっかり研究する必要があります。
ランキング上位を狙えば、たくさんの読者に見てもらうことが出来ます。
まずは、ランキングに入るにはどうしたらいいのかを考えましょう。
やはり最初は新着欄でたくさんの人の目に触れることが大事ですから、ある程度書き溜めておいて連投することが重要になって来ます。
新作を投稿した瞬間が一番ポイントをいただけるチャンスなので、最初は一日に3~8回ほど新着欄に顔を出すことを目標にしましょう。
10ptでも入れば、ジャンル別日間ランキングの100位以内に引っかかる可能性が出てきますよ。
②書きたいことを書くべし
よく、Web小説サイトの攻略方法として〝流行に合わせた話を書こう〟というような言葉が出てくるのですが、正直申し上げて私はそうは思いません。
自分が〝つまらない〟と感じる話は、他者が読んでもつまらないものです。
〝面白い話書けたよ!見て~!〟と自分にも他者にも胸を張って言えるお話を書いた方が、もし読者を取り込めなかったとしても、書いている自分の精神状態には良好に作用するはずです。
〝書きたくない話を書いて心が折れる〟というのが一番のバッドエンドだと思いますので、たとえランキングに入れなかったとしても〝書いていて楽しい話〟〝自分の心を躍らせてくれる話〟を書いた方が予後がいいのではないでしょうか。
③続けるべし
これが簡単に見えて、一番難しいことです。
私の作品で商業化したものは4作品ですが、小説家になろうに投稿した作品は長編・短編合わせて80作品にのぼります。
つまることろ、書籍化の打率はかなり低いということです。
だからこそ、私は長く書き、多く書くことを続けて来ました。
そのためには、折れることなく腐ることなく「続ける」という試行錯誤、それに伴う忍耐が必要になって来ます。
どうやったら長く、多く書けるのか?
自分は何が得意で、どのような環境なら書き続けられるのか?
その視点を持っておくと、創作人生がもっと華やかになるのではないでしょうか。
↓こちらでも創作へのアドバイス、ランキング攻略について多数掲載しているので、興味のある方は覗いてみてくださいね☆
なろう攻略ゆるメソッド〜書籍化するまで頑張ってみた作家のエッセイ〜
https://ncode.syosetu.com/n9445gj/
以上となります。皆様、お互い楽しく長く健康に、創作活動を続けて行きましょう!
【お便りコーナー】第211回: 殿水結子先生
お便りコーナー
2025/06/18 11:00