【お便りコーナー】第186回:乃中カノン先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である乃中カノン先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、乃中カノン先生よりいただきました文面となります。

おはろばんわ。はじめまして、乃中カノンと申します。

まず告知として、小説家になろう様にて連載しております『隣に住んでる聖女様は俺がキャラデザを担当した大人気VTuberでした』が、
この度書籍化となり、2024年9月25日に発売いたしました!

ひとえにたくさんの応援や感想をくださった読者の皆様のお陰でございます。
つきましては、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

◆書籍公式ページ◆
https://hifumi.co.jp/lineup/9784824203007/

さて、ここから先は、まだまだ未熟な駆け出し作家の私が書籍化を果たせたと思う、これまでのコツを少しだけお話させていただければと思います。

まず、作品を投稿するにあたって大事なことは、分析と『※微に入り細を穿つ』です。
※細かな点に気を配ったり行き届かせること。

これをどこに当てはめるかと言えば、いかにたくさんの人に見てもらえるか、という点になります。

目に入る作品のタイトル、次にあらすじ、そして初めの一文。この3つは作品が伸びるかどうかの運命が大きく変わる可能性を秘めています。
分かりやすさ、キャッチャーさ、流行り、ユーモアなどに重きを置き、とにかくここに時間をかけてプロットを練り練りこねこねしました。

次に上記の作品を投稿する際、分析としてとにかく勝負するジャンル別のランキングを研究し、日間、週間、月間のランキングを中心に、当時人気の作品に多くつけられていたタグや単語、人気作品の構成や要素を取り込みベースを作りあげました。

早い話が流行りに乗るということになります。
これは悪いことではありません。ですが、二番煎じをしろという訳でもありません。

自分の書きたい作品に少しずつ流行りの要素を組み込むだけでいいんです。そのニーズに応えるのも作家として大事なことだと私は考えます。

もちろん、書きたい作品に合わない流行りの要素は入れなくていいと思います。嫌々書いても続きませんし、作者が楽しめないのに面白い作品は書けませんから。

漫然と作品作りをするよりは、タイトルからタグ、流行りの構成、要素、投稿時間など作品の隅々にまで気を配ることで、人に見てもらうためのクオリティアップが果たせるはずです。

要するに、分析することが『微に入り細を穿つ』に繋がります。
作品の骨格は自分で作りあげた、いわゆるオリジナリティになりますが、そこに肉付けされるものを選別し研ぎ澄ましていくことが重要かなと思います。

作品を見てもらうことに力を入れるのは当たり前と言えば当たり前ですし、こんなの普通にやってるよという方も少なくないと思いますが、いつの間にか意識から抜け落ちていることが多いです。
やり方は無限にありますので、私の実践してきた方法が少しでもお役に立てればなと思います。

乃中カノン

◆隣に住んでる聖女様は俺がキャラデザを担当した大人気VTuberでした◆
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4824203007

【BOOK☆WALKER】
https://bookwalker.jp/deaaca49cf-6908-4d3d-bc15-758445e0f699/
【書報】
https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/7647/