【お便りコーナー】第106回: 八神鏡@『霜月さんはモブが好き』2巻2/19発売先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である八神鏡@『霜月さんはモブが好き』2巻2/19発売先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、八神鏡@『霜月さんはモブが好き』2巻2/19発売先生よりいただきました文面となります。

はじめまして。八神鏡と申します。

本サイトでは『霜月さんはモブが好き』という作品を連載しております。
第九回ネット小説大賞を受賞させていただいたことをきっかけに、この度2月19日に2巻が発売されることになりました!
簡単に説明するとアンチハーレムメタラブコメです! キャラクターがラブコメだと分かっているラブコメを、どうか見てくれると嬉しいです。

小説家になろうという場があったおかげで、こうして幸せな結果になりました。本当に感謝しかありません。詳しくは公式サイトを見てみてくださいm(__)m

いつもこのお便りコーナーを見ているのですが、今回は勇気を出して投稿してみることにしました。

『才能のない人間でも作家になれる!』

ということをお伝えできればいいなと思っております。

僕はアマチュア時代も含めると、執筆を初めて10年以上が経過しております。
それまで数えきれないほどの文字数を書いてきました。10万字以上の作品数は50を越えてます。それ以下の作品も合わせると……比喩ではなく、本当に具体的な数字が分かりません。

つまり何が言いたいのかと言うと『諦めない心』が大切だと僕は思っています。

小説を書く技術というものは多数あります。
読みやすい文章にする。セリフの掛け合いの軽快さ。ストーリーの構造。キャラクターの可愛さの表現力……などなど。
勉強を始めたらキリがありません。全てを習得することなんてほとんど不可能である上に、一番分からない『面白さ』というものは時代に合わせて常に変化していきます。

定量的に、論理的に、『面白い』を導き出すことなんてできないと僕は思います。

だから続けるんです。

足りない技術も、続けていれば自然に向上していきます。
分からない面白さも、続けていればいつか波長が合う時が来ます。

才能のある人間はすぐに結果が出るでしょう。
でも、才能がない人間は、すぐに結果が出ないだけで絶対に結果が出ないわけではありません。

長い努力を続けたおかげで、ようやく芽が出た僕のような人間もいます。
その過程で心が折れそうになった時も度々ありました。いくつもの新人賞に応募して落選を繰り返しては、短い総評を頼りにして修正を試みる……そんな作業を長く繰り返していました。

先なんてまったく見えないし、自分は本当に作家になれるのか?と迷って書けなくなったり……今思い出しても、結構きついです。
でも、苦難を乗り越えた先に幸せはありました。ラノベみたいなストーリーの展開ですけど、本質は現実も創作も似ているのかもしれないですね。

『才能のない人間でも、続けていれば報われる』

それが僕の一番伝えたいことです。
あと、僕が好きなソシャゲで『出るまで回せば100パーセント出る』という名言(迷言?)があります。
執筆だって、そうなんです!

結果が出るまでやり続ければ、100パーセント結果が出ます。

こんなに頑張っていますから。神様はきっと見てくれていると、僕は信じています。

一緒に頑張りましょう!

それでは、長々とありがとうございましたm(__)m

八神鏡