【出版作品紹介】妖紙(あやかし)使い ~鬼の首塚伝説~

小説家になろうの作者:工藤 湧さんの書籍の紹介です。

・書籍名 妖紙(あやかし)使い ~鬼の首塚伝説~
・作者名 工藤 湧
・発売日 2018年12月
・販売価格 864円(税込)
・出版社 株式会社 文芸社
・ISBN 9784286200224

・書籍の内容
 1960年代後半の日本がモデルの国・和州国を舞台に、双子の紙士の活躍を描いた物語。
 有史以前から人間に様々な害悪を及ぼしてきた妖魔。この妖魔を狩り、有効利用可能とする者達が「紙士」だった。彼らの働きは人々を妖魔の脅威から守るだけではなく、同時に多くの恩恵ももたらしてきた。
 主人公・砂川鳳太と双子の妹・凰香は、共に紙士養成学校を卒業したばかりの新米若手紙士。しかし紙士としての等級は低く、定職にもつけず四頭鬼町のアパートでその日暮しの生活をしていた。そんなある日、あることを切っ掛けに、二人は四頭鬼町のどこかに存在するという「鬼の首塚」を巡る事件に巻き込まれてしまう。
 鬼の首を狙う者は誰なのか。そしてかつて天才と言われた紙士が起こした事件との関わりは……。事件解決に向け、兄妹は奮闘する!

・その他読者に伝えたい事
 念願叶って書籍化となりました。巻末には設定資料である「紙士三役の紙士術について」と「妖視能力について」がついています。独自の世界観を楽しんで頂けたら幸いです。