【お便りコーナー】第86回: そら・そらら先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるそら・そらら先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、そら・そらら先生より頂きました文面となります。

皆様はじめまして。そら・そららと申します。

この度、小説家になろうで掲載していた「転移使い魔の俺と無能魔女見習いの異世界探検記」が「異世界に魂だけ召喚されたので、無能魔女の使い魔(ぬいぐるみ)として生きます」のタイトルでBKブックスさんより発売になりました。

最初に書籍化の打診を受けた時は本当に驚きました。
小説家になろうに登録して書き始めてから一年半。毎日更新しつづけ、多くの人に読んでもらえるように努力をした結果、初めての作品にしてはまずまずの評価を受けたと自負しつつ、まさか書籍化の話が来るとは思ってもいませんでした。
書籍化した名だたる先人たちと比べると、圧倒的に評価値が低かったものですから。チャンスというのはいつやってくるか、わからないものですね。

そんな僕が書籍化を目指す皆さんに、どこまで的確なアドバイスができるかはわかりません。けれどひとつだけ言えることがあります。

僕は自分の書く小説が好きです。自分が作って動かしているキャラクターのことが好きです。本当にかわいいと思っています。
ありがたいことに読んでいただける方が多かった作品ですし、僕以外にも僕の小説を好きな方はいるでしょう。でも好きさで言えば僕が圧倒的に勝っているはずです。
そして、皆さんも同じはずです。自分の小説が好きなのでしょう。

大事なのはその気持ちです。
頑張って書いた小説が、あるいはこれは受けるだろうなと思って投稿した小説が、あまり読まれないこともあるでしょう。

けれどあなただけは、あなたの書いた作品を愛することができる。その気持ちを持ち続けて書くこと。おそらくそれが情熱ってものなのでしょう。
その情熱を持ち続けて書いていたのが、書籍化につながったのではと思っています。

僕の場合はこうだったというアドバイスですけれど、なにかの参考になれば幸いです。