【お便りコーナー】第69回: 猫正宗先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である猫正宗先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、猫正宗先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めまして。猫正宗と申します。
 この度『隣の部屋の女騎士は、異世界人で飲み友達』という作品を出版する運びとなりました。
 第6回ネット小説大賞の受賞作品となります。

 さて。
 こちらの「お便りコーナー」ですが、小説家になろうを利用なさっている作者さまや読者さまへ向けてメッセージをお送りできるコーナーと伺いました。
 まだまだ拙い私ですが、そんな私でも何かしらお伝えできることがあるのではないかと思い、筆を執らせて頂いております。よければしばしお付き合い下さいませ。

 まず作者さまへ。
 私が思うに面白いネット小説を書くために大切なことは、なんといっても『分析』することかと思います。
 せっかく『小説家になろう』という、投稿すればダイレクトに読者さまの反応を窺える環境があるのです。それを利用しない手はないかと思います。

 分析について具体的なことを申し上げますと、やはりブックマーク数であったり評価ポイントの増減が、その目安になるかと思っています。
 長く小説を投稿していると様々なシーンを書くことになります。たとえば『ざまぁ展開』だったり、『お色気展開』だったり、まぁ色々あると思います。
 そういう様々な話を投稿した際に、是非とも読者さまの反応を分析してみて、自分がどういったシチュエーションや展開を書くのが得意か確かめてみましょう。
 そうして自分の良いところ見つけてそれを伸ばしていけば、自ずと面白い小説が書けるようになっていくのではないかなぁと、私はそう思います。
 ともに精進して参りましょう。


 次に読者さまへ。
 上述しました通り、作品の分析は読者の反応あってこそ出来ることです。ですので読んだ小説に面白さを感じましたなら、是非とも積極的にブックマークして、評価をつけてあげて下さい。そうすると作者は有益な情報が得られるとともに、モチベーションの向上にも役立って、作者読者の双方ともにwin-winな関係が築けるような気が致します。

 感想を書いてダイレクトに想いを伝えるのもいいですね。感想は苦手という読者さまもいらっしゃるでしょうけれど、なんなら一言感想でもいいのです。
 私なんてちょっとしたお色気回を書いた際に「おっぱい!おっぱい!」なんて感想を頂いたこともあります。
 こういう感想でも反応をもらえれば作者は肯定的に捉えますし、嬉しいものなんです。ぜひ、作者に向けて反応を返してあげて下さい。


 最後になりますが、私の著書『隣の部屋の女騎士は、異世界人で飲み友達』をどうぞよろしくお願いいたします。

 小説家になろう掲載ページ
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 こちらグルメもののドタバタコメディーになりまして、双葉社Mノベルスさまより9月29日(土)に発売となります。