【お便りコーナー】第165回: 霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、霜月零@5/17発売『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』先生よりいただきました文面となります。

 初めまして。
 もしくはこんにちは。
 霜月零です。
 霜月は『しもづき』と濁らせて読んでくださいね?

 さて、本日お手紙を送らせて頂いたのは、新刊告知の為です。

『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』
Amazon様URL↓
https://amzn.asia/d/8qFA7Yn

 小説家になろう様掲載のこの作品が、5/17(金)発売となります。
 こちらの作品を見て頂くとわかるのですが、なろう様掲載分は2万文字程度のお話となっております。

 いわゆる短編~中編のお話なのですが、書籍化のお声をかけて頂き、約8割書き下ろしました。
 最初、なろう運営様からのメッセージを頂いた時は、アンソロジーかコミカライズかなと思いました。

 なんせ、2万文字。
 一冊の本にするには大分足りません。
 ランキングには載っていましたが、まさか2万文字で書籍化の打診を頂けるとは思わないですよね?
 でも、こうして一冊の本にして頂けることになりました。
 これは、とても夢のあることではないでしょうか。
 
 一昔前ですと、書籍化打診は10万文字以上でしたよね。
 それが、2万文字。
 短編でも書籍化して頂ける。
 10万文字を一気に書くことは困難でも、2万文字から機会がある!
 
 なのでわたしは、書籍化を目指している方々には、短編を多く書いてみてほしいな、と思います。
 書籍化の打診を頂いても、書籍一冊分約10万文字書けるかどうか不安な方は、連鎖短編などもおすすめです。
 
 今回書籍化して頂いた『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが~』も、本編と、本編に出てきた重要キャラのお話と、そして本編後のお話と。
 3つの話を書かせて頂いています。
 短編を、どんなふうに書籍一冊分にするのか。
 ぜひ、読み比べて参考にして頂けたらと思います。

小説家になろう様掲載URL↓
https://ncode.syosetu.com/n3216ib/

Amazon販売ページURL↓
https://amzn.asia/d/8qFA7Yn

 また、これだけですと「新刊のCMだけでは?!」と誤解されてしまいそうなので、短編を書く時のわたしのコツなどを少々。

 わたしは、常に小説家になろう様の短編ランキングを読んでいます。
 読んでいるうちに、「あれ? この場合、こっちのパターンもあるのでは?」と思いつくことがよくあります。

 今回書籍化して頂いたお話も、書いた当時『君を愛することはないと、初夜で主人公に吐き捨てる酷い旦那』が流行っていました。
 酷いことを言って、結局そんな旦那はざまぁされるのですが、ふと、思ったのです。

「旦那様のほうに、やむにやまれぬ事情がある場合はどうだろう?」と。

 そうして出来上がったのが、『「君を愛することはない」と旦那さまに言われましたが、没落聖女なので当然ですよね』でした。
 執筆のご参考になったら、幸いです。

【お便りコーナー】第164回:岩上翠先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である岩上翠先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、岩上翠先生よりいただきました文面となります。

はじめまして、岩上翠と申します。
このたび小説家になろう様で連載していた『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』が、4月18日に小学館様ガガガブックスfより刊行されました。

小説家になろう版『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』
https://ncode.syosetu.com/n7087ii/

また、イラスト担当のサザメ漬け先生によるコミカライズも予定されています!
改めて、応援してくださった読者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

この作品は、私の初めての書籍化作品となります。
商業作家としては完全に初心者なのですが、以前からこちらの【お便りコーナー】を愛読していたこともあり、初心者なりにみなさまの創作のお役に立てるようなことが書ければと思いお便りさせていただきました。



このコーナーを読んでいらっしゃる方には、書籍化を目指す作者様が多いのではないでしょうか。
私も書籍化が夢で、出版されるような作品を書くためには何が必要なんだろう…と試行錯誤していました。
それを踏まえ、今回は「王道」×「モチーフ」という書き方をご紹介させていただけたらと思います。

王道が大事、ということは多くの先輩作家様がおっしゃっていますが、王道≒テンプレとなり、他の作品との差別化はしにくくなるかもしれません。
そこで私が取った方法は、王道のストーリーに加えてはっきりとしたモチーフを作り、それに沿ってストーリーを展開させるというものです。

モチーフ:主題
たとえば野球漫画における野球のように、作品全体を通して描かれる主人公にとって重要な何か。

私の「王道」×「モチーフ」の書き方は以下のようになります。

①まずはおおまかにどんな作品かを決める
(たとえば王道の「悪役令嬢が断罪を回避する物語」「婚約破棄された令嬢が契約結婚をする話」など)
②それからどんなモチーフで書くかを決める
(たとえば「歌」「お菓子」「モフモフ」などたくさん書き出してみる)
③その二つを組み合わせる
(たとえばモフモフが大好きな悪役令嬢は自分を断罪するはずの公爵令息を避けたいけど、いつも癒されている大好きなモフモフわんこの正体が実は魔法をかけられたその公爵令息だった、など)

……いかがでしょうか。
なんだか楽しいストーリーが書けそうな気がしてきませんか?
ちなみに拙作『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』のモチーフは「刺繍」です。

はっきりとしたモチーフがあることで、主人公を動かしやすく、活躍させやすくなり、作品の世界観もイメージしやすくなるのではないかなと思います。

少しでも執筆の際の参考になれば幸いです。
みなさまの創作活動が、楽しく充実したものとなりますように!



最後に改めてお知らせをさせてください。
書籍版『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』発売中です!
どうぞよろしくお願いいたします。

小学館公式ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09461171

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4094611711/?tag=shogakukanonl-22

岩上翠X(Twitter)
https://twitter.com/iwakamisui

【お便りコーナー】第163回:景華先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である景華先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、景華先生よりいただきました文面となります。

皆様おはこんばんにちは!!
景華と申します!!
けいかじゃないよ、かげはなだよ!!

この度、小説家になろうにて掲載中の『たくあん聖女のレシピ集 【たくあん錬成】スキル発覚で役立たずだと追放されましたが神殿食堂で強く生きていきます』が、5月10日、カドカワBOOKS様より発売いたします!!

皆様の応援のおかげです!!
本当にありがとうございます。
今回、かなり加筆をし、バトルも増え、ほっこりとともにわくわくドキドキが盛りだくさん!!
そしてなんと、書籍版では魅力的な新キャラが登場!!
ボンキュッボンの女騎士で、彼女がいることでさらに物語が深くなることでしょう!!

皆様ぜひ、お読みいただけると嬉しいです(*'ω'*)

■■■

さてさて!!
アドバイスコーナーでございます!!

皆様、物語を書く上で行き詰まることってありますよね?
キャラクター作成、物語の構成、言葉の選択など、迷い立ち止まることも多いかと思います。

私は、実はあまりありません。
もちろん全くない、ということはないですけども……。
その理由は、おそらく私の普段からの癖のおかげなのだろうなと思っています。

↓景華の癖↓

・いつも小さなメモ帳とボールペンを持ち歩いて、良いなと思った言葉、名前、花や景色の特徴、自分の感情の移り変わり。それらを自分の感じた時に、メモ帳を出して書き留める。
・職場や友人、SNSのフォロワーさん一人ひとりを観察。会話の一つ一つも自分の中の糧に。

この二つです!!

あぁぁっ、待って!! 引かないで!!
これ本当に創作するうえでものすごく助かっているんです!!

よくインプットとアウトプットが大切、って言いますよね?
あれです。

日常的にそれが癖になっているからこそ色々浮かび溢れるのだと思っています。

例えば今回発売する「たくあん聖女のレシピ集」。
こちらの作品は、私がたくあん好きということから、フォロワーさんと「たくあんを広めるファンタジーとか楽しそうだよねー」と話をしていて思いついた物語です。

そしてこの物語に出てくるたくさんの個性的なキャラクターは、だいたいが私の個性豊かなフォロワーさんをモチーフに描いたものだったりもします。
だからこそ一人一人が愛おしく、そして彼らの物語を深く描くことができるのだと思います。

日常の些細な光景、会話、感情。
それらすべてが、我々物書きにとっては糧なのだと思っています。

そうは言っても立ち止まるときは立ち止まるでしょう。
どうにもならないときは、一旦立ち止まって、好きなことしましょ!!
脳内リセットしたら、案外何かが降りてくるものです。

一人じゃどうにもならない時は、創作の先輩や仲間に自分の思いを聞いてもらうことも、良い切り替えになります。
皆様、快く、自分の経験を交えながらアドバイスをくださると思います。もちろん私も。

──と、私からの今回のアドバイスは以上になります。

景華の大切な日々を彩ってくださる皆様の創作ライフが、悩みながらも楽しいものになりますように。


『たくあん聖女のレシピ集 【たくあん錬成】スキル発覚で役立たずだと追放されましたが神殿食堂で強く生きていきます』
発売日 2024年5月10日
レーベル カドカワBOOKS

カドカワBOOKSたくあん聖女ページ
https://kadokawabooks.jp/product/takuanseijo/322402000472.html

Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4040754549?tag=kadokawa-booksweb-22


皆様どうぞよろしくお願いいたします。

景華

【お便りコーナー】第162回: 粉雪@『魔術師の杖』コミカライズ決定!先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である粉雪@『魔術師の杖』コミカライズ決定!先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、粉雪@『魔術師の杖』コミカライズ決定!先生よりいただきました文面となります。

こんにちは、錬金術師ネリアと魔術師の杖を巡る冒険『魔術師の杖』(https://ncode.syosetu.com/n3633gi)を連載中の粉雪と申します。

ドラゴンに竜騎士、魔術師に錬金術師、魔道具師と王子様に人魚やオートマタまで出てくる、盛り沢山なお話です。

4月26日(金)に初の短編集『魔術師の杖 短編集①錬金術師グレンの育てし者』(https://izuminovels.jp/isbn-9784295602514/)がインプレスNextPublishing様より発売されました。短編集なのに①のナンバリングが……入りきりませんでした(^^;

実は私、昨年のエイプリルフールにTwitter(当時)で「コミカライズ決定しました!」と叫び、イイねをいっぱい貰いました。本気にしたフォロワーさんもいらして恥ずかしかったです。

けれど今年は本当に叫べます。

「コミカライズ、決定しました!」

なんと(株)マッグガーデン様からのオファーにより、『魔術師の杖』が漫画になります。突然舞いこんできたメールはまさしく青天の霹靂で、編集部一同びっくりしました。

発売当初より「ぜひコミカライズを!」というお声を読者さんより頂いたものの、当時はなんのアテもなく。3年間お待たせしましたが、その分しっかりした原作を用意できました。

なろうでも短編長編合わせて計13シリーズ180万字!

Amazonで書籍7巻累計1,100超の星を獲得しています。応援して頂いた読者様、励まして下さった創作者の皆様に心からお礼申しあげます。

私はひたすら『魔術師の杖』だけを書き続けました。

なぜなら楽しかったからです。流行りもすたりも関係ない、書くのが楽しくてキャラクターたちが大好きで、脇目もふらず書きました。それを一緒に楽しんでくれる読者さんがいらっしゃったのです。

設定資料集に登場人物紹介・キャラクター詳細設定まで作り、おかげでコミカライズのオファーをいただいた時、「それで十分です」と言われ、ほぼ何の準備も要りませんでした。

ということで、今回はコミカライズ最前線からのリポートです。マッグガーデンのマグカン編集部担当者様にお聞きしました。

【この作品を選んだポイントは?】
「一話冒頭のグレンの家で術式が構築され、魔法陣が展開する…という描写ですぐに『これは漫画で見てみたい!』と感じたことが最大のポイントです。その後、金文字があらわれたり、イルミエンツだったり、ファンタジー好きなら映像で見てみたくなるような描写がたくさんあり、とてもわくわくさせられました」

『魔術師の杖』は書籍も出ていますが、担当者様はまずなろう版をご覧になったそうです。

つまり、出だしは本当に重要。
なろうだからって油断しないで!
見る人は見ています。

それと私は書く時、頭の中で映画のように情景を思い浮かべ、その世界にダイブする感覚で書いています。そのため書籍化された時も「もっと絵が見たい」というご要望が本当に多かったです。

「加えて、キャラクターの性格をわかりやすく描写されている点も理由のひとつです。初登場時からキャラの個性がわかりやすいことが漫画でも重要なので。冒頭の頑固なグレンからしてもそうですが、少し不憫なライアス、冷ややかなレオポルドなど、魅力的なキャラが多いところが素晴らしいなと感じています」

『初登場時からキャラクターの個性がわかりやすい』
ここ、重要です!

私は職業柄、人と接する機会が多いです。老若男女問わずさまざまな年齢の方と、ご本人の職業や生活習慣に性格や家族構成まで念頭に置いて、話すということを毎日続けています。

だからキャラクターを思い浮かべる時、どんな性格で何を好むか、その行動パターンなどが自然に出てきます。生きた人間を書く、これは一朝一夕で身につくスキルではなく、ひたすら本業で積んだ経験が思いがけず役に立ちました。

小説書きは自分の持てる力をすべて要求されます。どんな経験もムダにはなりません。

最後に。

昨年から今年にかけて『魔術師の杖』を楽しんでいる読者さんから、「書籍化しました!」のご報告を数多く受け取りました。この作品が「私も書いてみよう」と思うキッカケになれたのであれば、こんな嬉しいことはありません。

自由に創造の翼を広げて、羽ばたいてください。書籍化、本当におめでとうございます。あなただけの物語が沢山の人に届きますように。

それでは皆様もぜひ、楽しい創作ライフを!

『魔術師の杖』シリーズ公式サイト(https://izuminovels.jp/series/cat/neria/
Amazon(https://www.amazon.co.jp/%E7%B2%89%E9%9B%AA/e/B0943ZGV5L/
Bookwalker(https://bookwalker.jp/series/310002/
honto(http://honto.jp/ebook/search/au_1002719020.html

【お便りコーナー】第161回: 来須みかん先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である来須みかん先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、来須みかん先生よりいただきました文面となります。

 こんにちは、来須(くるす)みかんと申します。

 こちらには2回目の投稿になります。今回は私に送られてきた怪しい商業打診をご紹介します。

※注意事項として、小説家になろうさん経由の商業打診で、このようなことは一切ありませんでした。
※これからのお話は、契約書を交わす前に起こっていて、すべて契約が成立しなかったパターンです。 
 なので、私が今までお仕事をさせていただいた出版社さんや編集さんとは一切関係がありません。

 では、どうぞ。

 私は複数のSNSをしていまして。これからご紹介するのは、そこのDM(ダイレクトメール)に来た商業打診になります。

①『あなたのこの作品をコミカライズさせてください!』からの手のひら返し『コミカライズしてほしかったら新作の企画書出せ』

 1つ目は、ある日、私の元へ『小説家になろうに掲載している小説【〇〇(小説の題名)】を見ました。この作品を我が社でコミカライズさせてください』とDMがきたんですね。

 その当時は商業デビューする前だったので、飛び跳ねるくらい嬉しかったのを覚えています。

 大喜びで「お願いします!」と返事すると、1週間ほど音信普通になりまして。(今思えば、この時点ですでに怪しい)
 ようやく返事が来たと思ったら、コミカライズの話はどこにいったのか、急に新しい作品の企画書を書くように指示されました。

 いや、なんでやねん!コミカライズの話はどこにいった!?
 しかも、企画書出せって、打診以前の問題で、会社で企画通ってないやん!?という。

 企画が通っていないということは、そのDMをくれた編集さんが勝手に言っているだけで、出版社や企業からOKが出ていないということです。

 これがもし、初めから『あなたが企画書を提出したら、我が社でコミカライズを検討しますがどうですか?』という誘いならまだ分かる気もしますが……。

 企画書の提出をお断りしたので、相手が何をしたかったのか分かりませんが、なんの説明もなく手のひら返しする人とは一緒に仕事ができないな、と思いました。


②『あなたの作品が受賞されるかは私次第ですよ』

 2つ目は、商業デビューしたくて、あちらこちらの小説賞に作品を応募しまくっているときに来たDMです。

 ざっくり説明すると『私は出版社の偉い人です。私に気に入られたら、あなたの作品が受賞するかもしれませんよ』という内容でした。

 いや、おまえは誰やねん!?っていう。確実に出版社関係の人ではないことだけは確かです。

 ようするに、なんでしょう……これは枕営業的な? そこまでではないと思うんですが、おそらく「わぁすごいです! 仲良くしてくださーい♡」的な返事を期待されていたような気がします。

 もしかしたら、そこから直接会うように誘導したり、出版したかったら金払えとか言われたりしたかもしれませんね。
 これも返事をしなかったので、相手の目的がなんなのか分かりません。ただのイタズラの可能性もありますが、もし同じようなDMが来たらお気をつけください。


③『あなたの作品は素晴らしいです! ぜひ書籍にしましょう!』

 直感で「なんか怪しいな……」と思っていたのですが、結論からいうと、出版社からの打診に見せかけた自費出版への誘導でした。

 自費出版は、自分でお金を出して本を発売することです。自費出版はいいと思うのですが、商業打診に見せかけてからの誘導がひどいな、と。

 DMに掲載されていたサイトをみたら自費出版の金額すら書いてなかったので、もしかしたら、自費出版からさらにお金だけを払わせる詐欺だったのかなぁとも思います。分かりませんが。

 ここまで散々、怪しいDMをご紹介しましたが、実はSNS経由の打診でうまく仕事につながったこともあります。だから、決してSNS経由の打診すべてが怪しいわけではありません。

 だたし、小説家になろうさん経由の打診とは違い、本当に怪しいDMが多いです。私は商業デビューを目指しているときに、こういうDMをもらうことが多かったのですが、おそらく『出版業界のことを何も知らないから都合よく使ってやろう、騙してやろう』と思う人が多かったのかなと思います。

 なので、もし商業デビューを目指していて、かつ、SNSをされている方は怪しい商業打診がくることもあるんだな、と思っていただけると幸いです。

 最後になりましたが、以下、宣伝です。

〇4/10に新刊が発売します。
『社交界の毒婦とよばれる私~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます~』
https://www.sbcr.jp/product/4815624248/

〇5/10にも書籍が発売します。
『田舎者にはよくわかりません~ぼんやり辺境伯令嬢は、断罪された公爵令息をお持ち帰りする~』
https://books.tugikuru.jp/202405-inakamono-26334/

 どちらも、WEB掲載時より3万字ほど書き下ろしました。WEB上でも一応完結しているのですが、書籍ではそのあとの話が読めます。

〇「社交界の毒婦」のほうは、X(元Twitter)にて発売キャンペーンをしていただいています。
応募者全員に、書き下ろしSSが送られます。
https://www.tugikuru.jp/info/view?id=294

〇コンビニ限定で、「社交界の毒婦」の別の書き下ろしSSを印刷できます。
https://books.tugikuru.jp/202402-24248-dokuhu/

どちらもコミカライズ企画が進行中です。どうぞよろしくお願いします!