【お便りコーナー】第173回:しいたけ先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるしいたけ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、しいたけ先生よりいただきました文面となります。

 はじめまして、しいたけと申します。

 間咲正樹さんとの共作である『憧れの美人生徒会長にお喋りインコが勝手に告白したけど、会長の気持ちもインコが暴露しやがった』がオーバーラップ文庫様より発売中です。宜しくお願いします!

 てな訳ではまずは宣伝です。

『お前もお便り出すのかよ!』って思った方、すみません。出しました。

 だって折角書籍化出来たんだから、一度は出してみたいじゃん!!!!



 で、アドバイスですね。分かってます。

 ……うん、無い。
 マジで無いんです。
 無い袖は振れません。ノースリーブです。

 私の投稿済みの780個程ある作品のほとんどが閃きのみでブワーって書いたやつですし、ちゃんと道筋立てて書いたやつあるのかすら忘れましたし。
 いいんですよ。好きに書きましょうよ。好きに書かせて下さいよ。
「これ面白くね? くね?」「こんなんどう? どう?」って、書けたらすぐに投稿して見てもらいましょうよ。面白いかどうかは人それぞれですよ。とりあえず自分が「ワロスwwwww」と思えるネタをドーンと放って後は…………相方に任せましょう(笑)

 書籍化したインコのやつは初めは、最初に自分で短編書いた時は女の子が主人公だったんです。で、書いたは良いけれど「なんか味がしねぇ!」と思って、すぐに正樹さんにお願いしました。するとなんという事でしょう。あんなに味のしなかった短編が、見違えるように住心地の良い──って違う! メッチャ面白い短編になったのです。

 一つの小説を1〜100まで1人で考えて書き切る事は、結構無理ゲーです。出来てる人マジで尊敬します。
 私は『0〜1』『1〜10』まではスラスラ書けますが、そこから先がすぐに詰まります。そして書けなくなってすぐに投げます。以前に『執筆中小説』のページを全て使い切った事もあります。それくらい次から次へとすぐに切り替えてました。


 序破急だの起承転結だの色々ありますが、貴方が迷わずに書ける所は何処ですか?
 まずは得意な所を伸ばしましょう。
 そして苦手な所は誰かのを参考にしましょう。
 誰だって最初は上手い人の背中を追うじゃないですか。ドンドン追いかけて下さい。聞けるなら上手い人に聞いた方が早いです。


 私もこれからまだまだ沢山の物語を作り出すと思います。皆さんと一緒に少しずつ成長していけたらなと思います。以上!

【お便りコーナー】第172回:海翔先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である海翔先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、海翔先生よりいただきました文面となります。

みなさん海翔ですです!
7/6〜22時よりABEMAにてアニメモブから始まる探索英雄が配信開始です!! 登録無料でみれるので是非!!
そして HJ文庫モブから始まる探索英雄9は7/1発売!
    秋田書店 コミック版モブから始まる探索英雄4が7/25発売!
    俺はこのモンスター溢れる世界をスキル『ガチャ』で生き抜くもこの夏に発売予定です。

遂に放送まできましたが、海翔も人知れず結構な時間監修作業に携わっていました。
アニメするには、企画からおよそ2年くらい必要です。
つまり、書籍化した作品の全てに2年後アニメ化されるチャンスがあるかもしれないということです。
アニメ化されるには、目立つ必要があります。
目立つには2つしかありません。
1番目はメガヒット作となることです。
これが1番確実で1番難しいですね。メガヒットすると声がかかるはずです。
2番目は競合の少ないジャンルで目立つです。
モブからがこれにあたります。
現代ダンジョン物のアニメ化は2年前には1作品もなく、少し前のレベルアップが初だと思います。
これから2年後に人気が出るであろうジャンルで目立ては声がかかる可能性があります。
2年後のことは誰にもわかりませんが、読んでるとなんとなく流行りそうなジャンルってあると思います。
今じゃなく少し先に流行りそうなジャンルに投稿してみる。
アニメ化を目指したい方は、そんな視点で書き始めるのもありかなと思います。

アニメ公式ページ

https://mobkara.com/

HJ文庫 モブから始まる探索英雄9

https://firecross.jp/hjbunko/product/1883

秋田書店 モブから始まる探索英雄英雄譚4

https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253306845

【お便りコーナー】第171回: 間咲正樹先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である間咲正樹先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、間咲正樹先生よりいただきました文面となります。

みなさんどうもはじめまして。
世界の片隅でひっそりと小説を書いております、間咲正樹(まさきまさき)と申します。

このたび、「しいたけ」さんとの共作、『憧れの美人生徒会長にお喋りインコが勝手に告白したけど、会長の気持ちもインコが暴露しやがった』が、ありがたいことにオーバーラップ文庫様より書籍化していただけることになりました。
発売日は6月25日になっております。
原作は4000文字弱の短編でしたので、ほぼ一冊分加筆修正いたしました。
発売の折には、是非お手に取っていただけますと幸いです。

小説家になろうの作品ページ
https://ncode.syosetu.com/n2730gz//

Amazon様の予約ページ
https://www.amazon.co.jp/%E6%86%A7%E3%82%8C%E3%81%AE%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E7%94%9F%E5%BE%92%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AB%E3%81%8A%E5%96%8B%E3%82%8A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%8C%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%91%8A%E7%99%BD%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%A9%E3%80%81%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%82%82%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%8C%E6%9A%B4%E9%9C%B2%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%96%93%E5%92%B2%E6%AD%A3%E6%A8%B9/dp/4824008476/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2Z12VRDPPCFGX&dib=eyJ2IjoiMSJ9.fnsVhhfHZl3sDRXmSfOoDsYsyD7_SqEiemiNzTuVYYQxAbIYhZ8s6LAXpcHkLDur.-gBsWuftq5WOvnWrUOJp0vYSaBrkTjj_gg-yoYdzZ1Y&dib_tag=se&keywords=%E9%96%93%E5%92%B2%E6%AD%A3%E6%A8%B9&qid=1717506574&s=books&sprefix=%E9%96%93%E5%92%B2%E6%AD%A3%E6%A8%B9%2Cstripbooks%2C161&sr=1-1


今回私は共作での書籍化という、とても珍しい経験をさせていただきましたので、私が共作をするうえで心掛けていることを、三点ほどお伝えしたいと思います。

まず一点目は、『相手の意見も尊重する』。
共作である以上、自分だけの作品ではありません。
自分の書きたいもののみを相手に押し付けるのではなく、ちゃんと相手の意見も取り入れたうえで、協力して作品を作っていくことが肝要です。

続いて二点目ですが、『自分の意見もハッキリ言う』。
さっきとは逆ですが、相手の意見ばかりを聞いて、イエスマンになっているのもダメです。
「こうしたらもっと面白くなるのに」と思うことがあれば、ちゃんと相手に伝えましょう。

そして最後は、『感謝の気持ちを言葉にする』。
共作してくれたことに対して「ありがとうございます」と言葉にして伝えるのはもちろん、面白いアイデアを出してくれた時や、エモい文章を書いてくれた際は、「それ最高ですね!」とか、「この一文メッチャ感動しました!」と、恥ずかしがらず感想を言うのも大事なことです。
これがあるとないとでは、相手のモチベーションも全然変わりますからね。

ここまで読んで、「そんなに気を遣う必要があるなら、一人で書いてたほうが気楽だよ」と思う方もいるかもしれません。
ですが、これは書籍化した際に、出版社様と遣り取りする際にも大事なことなのです。
書籍というのも、言わば出版社様との共作です。
相手の意見をまったく無視していてはダメですし、かといってイエスマンになっているだけでもいいものは作れません。
作家と出版社様が手を取り合い、お互いの「面白いと思うもの」を尊重した時に、初めて名作が本屋さんに並ぶのですから。

以上、甚だ簡単ではございますが、少しでも書籍化を目指している方々の参考になりましたら幸いです。

間咲正樹X(https://x.com/masaki69masaki
しいたけX(https://x.com/wizardry9393

【お便りコーナー】第170回:君はなぜ書けないのか?@夜逃げ聖女の越智屋ノマ先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である君はなぜ書けないのか?@夜逃げ聖女の越智屋ノマ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、君はなぜ書けないのか?@夜逃げ聖女の越智屋ノマ先生よりいただきました文面となります。

▲▼▲▼▲▼ 君はなぜ書けないのか? ▲▼▲▼▲▼

こんにちは、越智屋ノマと申します。6/14(金)に当サイト掲載中の「やけくそで密入国した夜逃げ聖女は、王弟殿下の愛に溺れそうです」がビーズログ文庫様より発売されます。コミカライズも進行中ですので、お楽しみいただけましたら幸いです^^)

▲▼▲▼▲▼「君はなぜ書けないのか?」……だと!?▲▼▲▼▲▼

とんでもない見出しで恐縮です! でも、おかげであなたに読んでいただけました。

(# ゜Д゜)「なにをエラそうに!!何様だおらぁ(怒)」という声が私自身の脳内でもガンッガンに響いておりますが……。実際のところは「君は」の箇所を、「私は」に読み替えていただくのが丁度良いと思います。

要するに、「小説家・越智屋ノマがどのような箇所で執筆の手が止まりやすいか」を分析して参りましたので、この場で報告いたします。物書きの皆様の執筆にお役立ていただければ幸いです。


▲▼▲▼▲▼書けない・執筆の手が止まる理由6選▲▼▲▼▲▼

「作品のコンセプトは決まったぞ」「プロットもちゃんとできた!」というのが大前提です。ゆえに、プロットなしで書き進めるタイプの作者様は、さらりと流し読みしてください。越智屋はプロット先行型の書き手(←2024現在)です。

プロットを作り込んだあなたは、「さぁ、あとは各話の内容を順番に書いていくだけだ……!」となることでしょう。

……しかし!
それでも筆が止まってしまうこと、ありませんか?

私? ありますよ、しょっちゅうです。
どうして筆が止まるのか、理由は次の6つです。


1.キャラの心情が読めない。
2.このキャラ結局何がしたいの?
3.このシーンの「相場観」がわからない
4.今回のエピソードに盛り込むべき情報が整理できていない
5.なんか読者ウケしなそうなシーンで萎える
6.設定矛盾に気づいて鬱になる

では、順番に見ていきましょう!

▲▼▲▼▲▼1.キャラの心情が読めない。▲▼▲▼▲▼

作者の中で「このキャラクターはこういう子」というのが手に取るように理解できているならば、キャラと対話するように自然に筆が進むでしょう。

筆が止まってしまうときは、まだキャラと仲良くなり切れていない可能性があります。

「このキャラ、何を考えているんだろう?」
たとえば、ヒーローと少し口喧嘩っぽく会話しながらも、頬を染めているヒロイン。

→オマエ今ナンデ顔赤くなった?

惚れてるのか。だとしたらその惚れは自覚できているのか。言い負かされそうで悔しいのか。誉められて内心照れてるのか。

そういう内面を掴みきれないと、筆が止まりますし書けてもなんか気持ち悪い仕上がりになります。



▲▼▲▼▲▼2.このキャラ結局何がしたいの?▲▼▲▼▲▼

敵対キャラがやってきて、主人公に厄介なイベントをふっかけるシーンとか、よくありますよね。プロットには「敵対キャラ、ウザがらみ。主人公に軽く撃退されて微ざまぁ。その後の大イベントへの伏線へ」みたいに書いてあったとします。

しか~し。どのように「ウザがらみ」するか、イマイチ思い浮かばず筆が止まるのです。

作家の「ストーリー進展上の都合」と「キャラが内面から発する行動」をよくよくすりあわせておかないと、「何か邪魔しにきたけど何してるかよく分かんない敵対キャラ」で終わってしまいます。

筆がめっちゃさまよって、せりふもブレブレになるんですよね……。


▲▼▲▼▲▼3.このシーンの「相場観」がわからない▲▼▲▼▲▼

これは単純に、同カテゴリーの作品のインプット不足ゆえに生じる問題です。

「勇者なり令嬢なりが国王に謁見する場面」や「令嬢が社交パーティのときに敵対派閥の女性に接触されて不快な思いをする場面」など、定番シーンのはずなのに、なぜか書けない……!

インプット不足の可能性があります。
自分の戦場と定めたカテゴリーの作品群を、5冊、10冊、50冊と読み進めていくうちに、「読者さまが心地よく感じる流れ」というのを感じ取れるようになってくると思います。

……さて。私も、修行だ。


▲▼▲▼▲▼4.今回のエピソードに盛り込むべき情報が整理できていない▲▼▲▼▲▼

たとえば、今回の話には「世界の神話的成り立ち」と「この世界における魔法使いの頻度」と「主人公キャラがどのような魔法スキルを持っているのか」の3要素を組み込まなければならない……といった場合です。

地の文だけでドドドドーっと書き連ねると読解するのが苦行になってしまうので、キャラ同士の会話シーンを同時進行しつつ自然に情報を盛り込んでいったり、しますよね。

……そう。
こういう回は同時進行で考えるべき情報の量が多いので、非常に筆が遅くなりがちです。

脳のCPUがいっぱいいっぱいになりがちなので、あらかじめ「今回盛り込むべき情報の整理」「どういう会話の流れの中で盛り込むか、構想を立てておく」などの工夫をしてしのぎましょう。


▲▼▲▼▲▼5.なんか読者ウケしなそうなシーンで萎える▲▼▲▼▲▼

これ!! きついですよね!
読者ニーズがなさそうな回。物語展開上、必要であるにも関わらず「この展開ウケなさそうだな」という思いがこみ上げてくるんです。

この努力、実らないんじゃないかな……

と、弱気の虫がバリバリと原稿を蝕んでいきます。

こういうときの執筆って、メンタルに来ますよね。自己対話の連続です。……乗り切りましょう!


▲▼▲▼▲▼6.設定矛盾に気づいて鬱になる▲▼▲▼▲▼

事前に構想は立ててあったのに、実際原稿に落とし込んでみるとめっちゃ矛盾している。

……これもキツい!
何話も前にさかのぼって、設定矛盾を突き止めて全体的に修正しなければなりませんからね。

苦行かよ!? ええ、苦行だと思います。
そうして人は、前に進んでいくのだと思います。……うぅっ


▲▼▲▼▲▼ 「書けない自分」を乗り切ろう ▲▼▲▼▲▼

書けない理由は、状況次第。さらには人それぞれでもあるので、自分なりの「鬼門」を見つけ出せると今後の執筆に活かせるかもしれません。

今回書籍化した #夜逃げ聖女 も、筆が止まりそうになっては這い上がり、書き上げた作品です。お読みいただくと「越智屋、このへん悶えながら書いたんだろうな」というのが分かって、みなさんの執筆の役に立つかもしれません。
ぜひぜひお手に取ってみてください^^)

・書籍『やけくそで密入国した夜逃げ聖女は、王弟殿下の愛に溺れそうです』
・ビーズログ文庫
・2024年6月14日発売
・Amazonはコチラ  https://amzn.asia/d/6ehO8Op
* コミカライズも進行中♪

越智屋ノマのX(Twitter)でも、お気軽にお声がけください。待ってます!!
@tea_ochanoma
https://twitter.com/tea_ochanoma

それではでは、またお会いしましょう♪

【お便りコーナー】第169回: 宮前葵先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である宮前葵先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、宮前葵先生よりいただきました文面となります。

 初めましての方には初めまして。宮前葵です。

 この度、当サイトでも大好評を頂いた「え? 私がぽっちゃり公爵の嫁になるんですか?」 https://ncode.syosetu.com/n3565ii/ が電子書籍化されました!題名はちょっと長くなって「え? 私がぽっちゃり公爵の嫁になるんですか!? 彼の素敵なところが分かるのは私だけのようです!」となっております。

 コミックシーモア様から先行配信されています。
https://www.cmoa.jp/title/1101423160/

 また。6月20日には各電子書籍配信サイトで配信されます。
https://amzn.asia/d/3jv2AaH(Amazon)
https://bookwalker.jp/series/472226/(BOOK☆WALKER)
https://honto.jp/ebook/pd_33454539.html(honto)

 こちらの作品は、2023年8月29日より、9月7日まで、ランキングで月間総合1位にして頂き、2024年5月27日現在、年間ランキング34位にランクされています。望外な大好評を頂いた作品です。これに後日談と閑話を書き足し、シーモア版には特典も書き下ろしております。なろう版読んで続きが気になった方なら絶対に読みたい後日談になっておりますので、是非お買い上げ下さい!

 という事で宣伝はこの辺にして創作についてのお話をば。

 投稿された皆様の作品をちょこちょこ読んでいると、話の筋や内容は面白そうなのに、読んでいてイマイチ面白くないな、続きを読みたくならないな、という作品がたまにあります。

 そういう作品は「盛り上げ方が上手くない」からつまらなく感じるのだと思います。

 どういう事かというと物語で盛り上がるべき、ピークを作るべきシーンで、何となくサラッと流れてしまう。他のシーンと時間の経過が同じスピードで、文章量も同じで、うっかりすると読み流してしまうほど内容が薄い。

 それだと、せっかくの面白さが読者に伝わらず、評価を下げてしまう結果になるんじゃないかと思いますね。

 盛り上がるシーンでは時間を大きく引き延ばし、文章量をがっつり増やし、感情表現も爆発させてキャラの行動を際立たせる事が必要です。読者に強制的にでも目を惹かせる。じっくり読ませる。それが大事だと思います。

 もっとも、ずっと盛り上がっていたら濃過ぎて飲み干せないような作品になっちゃいますので(笑)、緩急が大事です。普段は口当たりの良さ読み易さを意識して、ピークにだけ濃縮して行く事を意識しましょう。

 如何でしたでしょうか? 皆様の創作の参考になれば幸いです。これからも書いて行きますので、応援よろしくお願い致します!

 宮前葵