小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるお魚1号先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、お魚1号先生よりご連絡いただきました文面となります。
こんにちは、お魚1号です!
オーバーラップ文庫より『ちょっぴりエッチで変態なお姫さまは好きですか?(小説家になろう連載タイトル『新魔王とダーキル姫』)』という、ギャグコメディ作品を出版させて頂いております。
「声を出して笑った」とか「電車で吹き出してしまった」なんて、作者冥利に尽きる感想を頂いているので、今回はこの場をお借りしまして『ギャグコメディを書くコツ』をお伝えしたいと思います!
さて、コツといっても一つしかありません。
滑ってもいいから書いてしまうことです!
面白いネタを思いついても、文章に起こした時点で真顔になってしまうもの。
「あれ……このネタつまんなくね?」
ギャグコメディを書いている作家さんにはあるあるではないでしょうか。
思わず赤面して、書いたばかりのネタを消してしまいたくなりますよね。
ちょっと待ってください! そのネタを消すなんてとんでもない!
消すくらいなら私にください。(切実)
私もたくさんのネタを書いてきましたが、どれも書いた瞬間に「やっぱり消そうかな」と気分が落ち込んでしまうものです。
しかしネタを消さずに、「恥をかいたって滑ったっていいや! どうにでもなれ!」と出してみると、意外にも反応が良かったりするのです。
それとは逆に、たまーにクリティカルヒットなネタを思いついて、自信満々に投下してみると、あっさりスルーされてしまう……。
その繰り返しを経験した結果、
「自分が感じる面白いと面白くないは当てにならない(哲学)」
「他人がどこで笑うかなんてわかりやしない(半ギレ)」
という悲しい結論に至りました。
書籍を出す段階でも、担当編集者に「どこが面白かったですか?」と聞いたところ、自信のあったネタどころか寸前まで消そうか悩んでいたネタばかりを褒められました。
人間なんてそんなもんなんですよ!
笑いのツボなんて人それぞれ違うんです!
笑わせようとガンバルことが大切なんです!
滑って転んで頭を打った分だけ、人は強くなれるのです!
さあ、皆さんも勇気を持って滑り倒してください!
一人では心細くても、みんなで一緒に滑れば怖くない!
私と共にギャグノベル作家を目指しましょう!
……え?
そこまで言うからには、この場で滑ってみせろって?
うむむ……仕方ありません。
ここはプロ作家としての意地を見せるところですね!
こほん。
フィギュアスケートの大会とかけまして〜
ギャグノベルのコツとときます〜
その心は〜
上手に滑れば笑顔が見られることでしょう〜!
それではまたどこかでお会いしましょう!
お魚1号でした〜
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみのろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、みのろう先生よりご連絡いただきました文面となります。
こんにちは、日本国召喚の作者みのろうです。
第4回ネット小説大賞で受賞し、皆様のおかげで5巻まで出す事が出来、さらにコミック第1巻までも出ることになりました。
本当に感謝です。
さて、よく友人から言われることなのですが、どうも私の文は、特殊な視点が多いみたいで、書き方も特殊だと言われます。
確かに、小説作法や従来の書き方などをガン無視して書いているのは事実だと認識しています。
私が書き方を話すなど、おかしなことではあるのですが、参考になればと思いお話します。
私は、文章を書く力が正直、人に比べて無いと思っています。
なので大筋の話を最初に考えています。
そこから外れない、矛盾しない程度に、1話1話をキャラに任せて書き、繋げています。
なので、当初思っていた話と、全然違う話になる事もありますが、大筋では矛盾しないといった感じです。
現実の世界では人の話というものは完ぺきでは無く、言い間違えや、言い方がおかしくなる事も多々あるので、多少おかしくても誤字でなければそのまま掲載した方が臨場感も出るかなと考え、そのままなろうには掲載しています。(書籍版はさらに説明を加えたうえで是正してますが)
次に、読者の皆様の頭の中で思考を巡らす方法論とでもいいますか、私が心がけていることを記します。
日本国召喚は、現代日本が魔法のある異世界へ転移し、文化文明の衝突、そして軍事的な衝突を描くお話ですが、正直様々な分野にわたって「本当に軍事に詳しい人」に対して私の知識は足元にも及びません。
ただ、友人に陸上自衛隊員や、航空自衛隊員もおり、彼らと話をするとその部隊の運用や兵器の使用方法には詳しくても、自分の分野を外れると全く知らなかったりもします。
すべての分野に強い人というのは案外少ないと判断して、ある1分野に特化して一部を詳しく書く。
そしてその他は矛盾無い程度で書き、物語も詳しく書きすぎずに「遊び」というか、幅を持たせると、その背景を読者の皆様が想像をし始めます。
思考は巡り、膨大な物語で描き切れない部分を脳内で保管してくれるという嬉しい現象が起こります。
以上が私の考える「物語の描き方」です。
読者の皆様のおかげで、日本国召喚は育っています。
単行本5巻、コミック1巻と、当初描き始めた時からは想像も出来ない状態になっています。
感謝しかありません。
運営の皆さま、今後「小説家になろう」の益々の発展をお祈りいたします。
皆々様に感謝いたします。
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である萩鵜アキ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、萩鵜アキ先生よりご連絡いただきました文面となります。
初めまして。この度『冒険家になろう!~スキルボードでダンジョン攻略~』で、ネット小説大賞の期間中受賞を致しまして、作品を出版いたしました。萩鵜アキと申します。
2018年は様々な災害が各地で起りました。
地震に台風に極地豪雨……。天災が多かった年だったかもしれません。
被災された方は、強い憤りや深い悲しみを抱いたことでしょう。
かくいう私も、『北海道胆振東部大震災』に被災し、震度6近い大きな揺れと、ブラックアウトを経験いたしました。
いつ来るかわからない揺れに怯え、電気がない中で過ごす夜。
ふと外に出て空を見上げると、今まで見たことがないほどの星空が広がっていました。
街の明かりがすべて消えたため、普段は消えてしまうような小さな星も、はっきり見えるようになったのですね。
降るような星空というのは、こういうものを差すのでしょう。
『きっとこういう状況じゃなきゃ、見られない風景なんだろうなあ』と感動したのを覚えております。
災害に遭ったとき、負の側面ばかりを見てしまうと、どんどんネガティブになっていきます。
ですがこのように、いつもは見逃してしまうような小さな幸福や感動だけに目を向け続けると、ポジティブになれるのではないか?
『面白き事もなき世を面白く、すみなすものは心なりけり(高杉晋作)』
悲惨な世界の中でも『明るい部分だけにスポットライトを当てた作品』『ポジティブなシーンだけを繋げた作品』を書こう。
そうすればきっと、どんなに不幸な世の中でも、面白おかしく笑えるようになるから。
その想いが、小説が、不幸に遭われた方への、心の癒やしに繋がる一助となれば……。
そう思い『冒険家になろう!』を執筆いたしました。
ライトノベルは、読者に楽しんで貰うことが究極の命題だと思っております。
(もちろん「楽しむ」の形はそれぞれですが)
なので私の作品で、いま目の前にある不幸――勉強の苦しみや、失恋の痛み、その他冷蔵庫のプリンが消失していた件でも良いです――を忘れて大いに笑って頂けたなら、著作者として本望でございます。
読めば笑顔になれる。前向きになれる。
そんな小説を、これからも書いていきたいです。
最後になりますが、私の著書『冒険家になろう!~スキルボードでダンジョン攻略~』を、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である猫正宗先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、猫正宗先生よりご連絡いただきました文面となります。
初めまして。猫正宗と申します。
この度『隣の部屋の女騎士は、異世界人で飲み友達』という作品を出版する運びとなりました。
第6回ネット小説大賞の受賞作品となります。
さて。
こちらの「お便りコーナー」ですが、小説家になろうを利用なさっている作者さまや読者さまへ向けてメッセージをお送りできるコーナーと伺いました。
まだまだ拙い私ですが、そんな私でも何かしらお伝えできることがあるのではないかと思い、筆を執らせて頂いております。よければしばしお付き合い下さいませ。
まず作者さまへ。
私が思うに面白いネット小説を書くために大切なことは、なんといっても『分析』することかと思います。
せっかく『小説家になろう』という、投稿すればダイレクトに読者さまの反応を窺える環境があるのです。それを利用しない手はないかと思います。
分析について具体的なことを申し上げますと、やはりブックマーク数であったり評価ポイントの増減が、その目安になるかと思っています。
長く小説を投稿していると様々なシーンを書くことになります。たとえば『ざまぁ展開』だったり、『お色気展開』だったり、まぁ色々あると思います。
そういう様々な話を投稿した際に、是非とも読者さまの反応を分析してみて、自分がどういったシチュエーションや展開を書くのが得意か確かめてみましょう。
そうして自分の良いところ見つけてそれを伸ばしていけば、自ずと面白い小説が書けるようになっていくのではないかなぁと、私はそう思います。
ともに精進して参りましょう。
次に読者さまへ。
上述しました通り、作品の分析は読者の反応あってこそ出来ることです。ですので読んだ小説に面白さを感じましたなら、是非とも積極的にブックマークして、評価をつけてあげて下さい。そうすると作者は有益な情報が得られるとともに、モチベーションの向上にも役立って、作者読者の双方ともにwin-winな関係が築けるような気が致します。
感想を書いてダイレクトに想いを伝えるのもいいですね。感想は苦手という読者さまもいらっしゃるでしょうけれど、なんなら一言感想でもいいのです。
私なんてちょっとしたお色気回を書いた際に「おっぱい!おっぱい!」なんて感想を頂いたこともあります。
こういう感想でも反応をもらえれば作者は肯定的に捉えますし、嬉しいものなんです。ぜひ、作者に向けて反応を返してあげて下さい。
最後になりますが、私の著書『隣の部屋の女騎士は、異世界人で飲み友達』をどうぞよろしくお願いいたします。
小説家になろう掲載ページ
http://ncode.syosetu.com/n2059ek/
こちらグルメもののドタバタコメディーになりまして、双葉社Mノベルスさまより9月29日(土)に発売となります。
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるマキシマム先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、マキシマム先生よりご連絡いただきました文面となります。
ハロー、マキシマムだよ!!
はじめまして、この度「イキリオタクの最強白魔術師 ~ブラック勇者パーティーから、魔王学園の保健室の先生に転職しました~」を9月29日(土)にUGnovels様から発売させて頂くことになりました。
私知ってますよ。このコーナーは宣伝をするんじゃなくて、マジメな話をするところだって。頭良いので知ってますよ。
なので、みなさまのために~~、書籍化に至るまでのアドバイス的な事を語っていこうと思います。
あ、念のため言っておくと独断と偏見による解説ですので、間違っていることもあると思います。ご了承ください。
1.読みやすい文章にしよう!!
最初に告げておきますと、ここでの読みやすい文章とは文章力うんぬんではなく見た目的に読みやすいかどうかです。
ネットの文章と本の文章は似て非なる物です。本の文章は改行をそこまで入れなくても、全然読める物なのですが、ネット小説などの文章は違います。
みなさまもネット小説などを読んだことがあるのであればわかるかと思いますが、文章がずっと繋がっていると読みにくくてしょうがないです。ぎゅーぎゅー詰めの文章は基本的にネット小説に向かないのです。
ですので、私の小説などでは改行などを駆使しています。
2.惹かれるタイトルにしよう!!
ネット小説はいっぱいあり、現在もどんどん増えていっています。ですので、あまりにも普通なタイトルだと淘汰される可能性が高いです。
ですので、奇抜なタイトルにしたり、光るタイトルにしたりすることが大事なのです。ただし、あまりにも奇抜すぎるとかえってよんでもらえなくなるかもしれません(1敗)
3.「好き」をぶつけよう!!
小説というのはメールなどとは違い、自分の「好き」をぶつけてもいい場所です。
拙作をお読みになってくださればわかるかもしれませんが、私自身の「好き」をたくさん詰め込んでいます。
もちろん、詰め込みすぎもダメなのですが、それでも自分の「好き」に共感して貰ったときはすっごい嬉しいです!!
ですので、「好き」を自己分析し、「好き」をぶつけてやりましょう!!
4.ブームを探ろう
ここまでたくさん書いてきましたが、それでも伸びない場合がほとんどです。そして、自分の小説が伸びないからエタった人を私は何人も見てきました。
どれだけ趣味で書いている人でも、読んで貰えないとかなしいものです。
ですので、賛否あるかと思いますが、自分の小説を伸びて伸びて伸ばしまくりたいという方はその時のブームをめざとく察知し、そして乗ってみましょう。そうすれば、伸びる確率が上がると思います。
5.いっぱいネット小説を読もう!!
先人の小説をいっぱい読みましょう。素晴らしい小説を書くには、素晴らしい小説を読むことが一番です。特にネット小説は本屋とかの小説に比べるとやや特殊なところがあるので、それらに慣れるためにもぜひ先人の小説を小説を読んでみましょう。きっと、素晴らしい世界があなたを待ってますよ。
私が実際にやったことはだいたいこれです。
後は気合いで書けばなんとかなります。結局のところ、書き続けることが一番大事だと思います。その書くために大事なことはやる気や気合いといったものです。それらがあれば、きっと小説は素晴らしいものになるでしょう。
少し話は変わりますが、私はいまでこそ書籍化することができましたが、書籍化までに至る道のりは長かったです。
大学時代、小説を執筆するサークルに所属していたので小説を書くこと自体はできましたが、しかしネット小説特有の文化になれるのに大きな時間がかかってしまいました。
いまは書籍化しましたが、それまでに数年かかってしまいました。
ですので、書籍化を夢見る方々も焦る必要は無いと思います。きっと、夢はいつか叶うのです。
最後に少し宣伝をさせてください。
9月29日(土)にUGnovels様より拙作「イキリオタクの最強白魔術師 ~ブラック勇者パーティーから、魔王学園の保健室の先生に転職しました~」が出版されます。
イラストレーターはjimmy様です。とってもかわいいイラストです!! とってもハッピーです!!
本作は笑いあり涙あり、かかと落としありの読んでいて楽しい作品に手掛けたと自負しております。きっと、見たこともないスゲーイ物語があなたを待っていることでしょう!!
みなさまぜひ、お取りになってご確認ください!! 作者が喜びます!!!!
最後になりますが、こうして書籍化にいたることができたのはみなさまのおかげです。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
投稿者:nana