小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である癒月/あやかし商店街スターツ出版文庫にて発売中先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、癒月/あやかし商店街スターツ出版文庫にて発売中先生よりご連絡いただきました文面となります。
小説家になろうの読者の皆さま、そして作家の皆さまはじめまして。
癒月と申します。
この度、スターツ出版文庫より『あかしや橋のあやかし商店街』でデビューすることになりました。
妖怪×人の〝縁〟をテーマにした物語に、さらに可愛らしい表紙となりましたので、あやかし系が好きな方や個性が強いキャラクターが好きな方などご興味がある方はぜひお手に取ってみてください。
各書店、Amazon他で発売中でございます。
宜しくお願いいたします。
さっそくですが、初めてのお便りコーナー&作家デビューということで感想や発売までの経緯などをこちらで少しお話したいと思います。
最後までお付き合いしてくださると幸いです。
さて。先程も申したとおり、私は『本を出版する』ということに関しては初めてになります。
学生のときから文才は無くても趣味として執筆していました。卒業した後も二次創作で執筆したりとコツコツと活動していましたが、ある日、小説家になろうのことを知り「オリジナルでもなにか作ってみたい」と、思いオリジナル作品を執筆しました。
そして『あかしや橋のあやかし商店街』を執筆し始め、もう一年は経っているかと思います。このあやかし商店街は長編で、コツコツと自由きままに執筆しているので、私は『本を出す』『本を出したい』という気持ちはありませんでした。
あくまで趣味の一つだったので。
でも、心のどこかでは「あやかし商店街をもっと色んな人に見てもらいたいなぁ。本、出したいな」と思っていたかもしれません。
それでも私には、ランキング一位の方やポイントが高い方や他の方のなろう作家さんみたいな文才はありません。なので私自身、本を出すことは『無理』と思っていました。
それでも応援してくださる読者さんや「面白い!」「可愛い!」と言ってくださる方のお言葉を活力とし励みとし、コツコツと頑張ってきました。
そんな時、スターツ出版さまから書籍化打診のご連絡が来ました。
最初は、それはそれは目が飛び出るのでは!? というぐらい驚き、全身が震えました。
まさか、自分の作品が書籍化になるなんて思わなかったのですから。
書籍化についてお引き受けした後は大変でした。
大筋は変わりませんが、文章の追加・削除・移動・家具の置き場所などの細かい箇所などを考えたり。働きながらなので、やはりそこは大変でした。
ですが、それは決して『嫌』ではありませんでした。自分の好きなことだからなのか、4時まで頑張っても嫌とは思わず、やり遂げた時の達成感は珍しく『楽しい!』『やりがいがある!』と思えました。
編集さんやライターさんのおかげで、さらにブラッシュアップされたあやかし商店街は、回数を重ねる毎に読みやすくなり、私はその度に驚きました。
こうして完成し、実際に書店に並んでいるのを見ると『恥ずかしい』という気持ちと『本当に本出しちゃった…』という気持ち、そしてなによりも『頑張ったかいがあった』という気持ちでいっぱいです。
ランキングやポイントを気にしている方は、やはり多いかもしれません。ですが、私はこの体験から『ランキングやポイントが全てではない』ということがわかりました。
これからなろう作家になるという方、そして、ランキングなどを気にしている方に言わせてください。
「ランキングやPV・ポイントがなんだぁぁ!! そんなの気にしないで好きにやったもの勝ちだぁぁ!!」
気にするのも確かにわかりますが、コツコツと頑張ることが本当に大事なんだと私は思います。
そして、こんな素晴らしい経験をくださった編集さまや出版の皆さま方には感謝のお言葉しかございません。
本当に、ありがとうございます。
最後になりますが、皆さまとのご縁が繋がりますように。
癒月でした。
【Twitter】@Hi26Rabbit
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるいのり。先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、いのり。先生よりご連絡いただきました文面となります。
お目に留めて頂いてありがとうございます。
お初にお目に掛かる方がほとんどかと思いますので、まずは自己紹介をさせて頂きます。
この度、GL文庫様から「私の推しは悪役令嬢。」を出版させて頂くことになりました、いのり。と申します。
このお便り欄にお手紙させて頂くのは長年の夢でしたので、それが叶ったことにドキドキしています。
お便り欄について、小説家になろう様の説明にはこうあります。
>他の利用者へのアドバイス、雑談などをお寄せください。
過去にこのコーナーへ届いたお手紙を拝見すると、前者が多いようです。
私は諸先輩方のように実のあるアドバイスは出来そうもありませんが、何かのきっかけになればと思って書かせて頂きます。
創作していて一番しんどいのは、自分で面白いと思って書いたものが評価されないことではないかと思います。
日間に載るなど夢のまた夢。
一日のPVが二桁にも届かない。
ネガティブな感情が鬱積して、ランキングに載るような作品にさえもネガティブな感情を向けてしまう……そんな時期があると思います。
そんな時はどうすればいいのでしょう。
基本的な文章作法が身についていない場合は、まずそれを身につけることが最優先だとして、そこから先は答えのない領域ですよね。
「面白い小説の書き方」には正解がありません。
ですから、作者のみなさんは七転八倒する訳です。
ではどうするか?
月並みなことしか言えませんが、私は思いつくことを全てやってみるのがいいと思います。
なろうで人気のある作品を分析する。
商業作品の書き取りをしてみる。
市販のハウトゥー本を読んでみる。
ネットのラノベ指南サイトを参考にしてみる。
メジャージャンルを試しに書いてみる。
自分の面白いと思ったものをただひたすら書く。
などなど。
どれが正解かなんて誰にも分からないのですから、とりあえず全部やってしまいましょう。
そうしてなりふり構わずもがき苦しんでいる内に、ある日、ブックマークやPVがぐんと伸びる日がやって来る……そういうものだと私は信じています。
もちろん、何も考えずに何となく書いた作品が、いきなり書籍化されるような才能や幸運の持ち主もいらっしゃるのでしょう。
でも、そういう方たちのことは参考にはなりませんよね。
才能や幸運が必要ないとはいいませんが、それで諦めてしまうには創作という行為はあまりにも面白すぎます。
最短コースを探すのではなく、全てのコースを探索し尽くす――そんな泥臭い創作論は今時流行らないかもしれません。
でも、それしかないと私は思います。
幸い、全部試すような小説バカはどうやら少ないようですし、迷ったら全部やってみるというのは案外いい方法なのでは、と個人的には思っています。
ただ、一点だけこれだけはと思うことは、評価されている既存の作品に対しては謙虚でいるのが健全ではないかということでしょうか。
評価されている作品に対して「どこが面白いかさっぱり分からない」となったら黄色信号だと思った方がいいと思います。
感性が衰えている可能性があるからです。
年齢を重ねると、人は自分よりも若い世代の文化が「みんな同じ」に見えると言われています。
それは実際には、自分の方が若い世代の感性について行けなくなっているのです。
そういう時は、若い世代の文化を貪欲に取り込む努力が必要になります。
小説に限らず、音楽や映画、テレビドラマなど、片っ端から「今」の感性を吸収するといいと思います。
もちろん、「自分の方が面白い物語を書ける」というような反骨心は持っていて損はないですが、その前提には「あの作品も面白いけど」というのがあった方がいいのかなと。
偉そうなことを書いてしまいましたが、私もまだまだ創作迷路で迷子になっている最中です。
総評価ポイントに関して言えば、先輩の書籍化作家様に比べてかなり低いという客観的な事実もあることですし。
ですがその分、評価が貰えずに悩んでいらっしゃる方々に近い立場だとも思っています。
これを読んで下さっている創作者の皆さん、より面白い物語の創造を目指して、お互い泥臭く頑張りましょう。
さて、少し拙作の紹介もさせて下さい。
作品名: 私の推しは悪役令嬢
著者名: いのり。
出版社: GL文庫
発売日: 2019年2月26日
「私の推しは悪役令嬢。」は乙女ゲームのヒロインに転生した主人公(♀)が、悪役令嬢(♀)を溺愛するお話です。
つまり、昨今にわかにブームとなり始めている百合なお話でして、ちょっぴり変化球な悪役令嬢モノになります。
悪役令嬢と聞いただけで回れ右されてしまうような読者様方にも、ぜひ読んでみて頂きたいです。
基本路線はラブコメで、時々シリアスが入ります。
書籍版では、他では読めないヒロインクレアの過去を描いた書き下ろしエピソードもあります。
イラストは花ヶ田様です。
花ヶ田様は、2018年Fate/Grand Order イラストコンテストにおいて最優秀賞のType-Moon賞を、第25回電撃イラスト大賞で奨励賞を獲得された実力派イラストレーターさんですので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
花ヶ田様の美麗なイラストで彩られた拙作「私の推しは悪役令嬢。」をぜひお手に取ってみて下さいませ。
お手に取って下さいと言っておいてなんですが、拙著は電子書籍ですので、Amazon様でのみお買い求め頂けます。
誤解なさっている方が多いのですが、Amazon様の電子書籍はKindle端末がなくても、スマホに無料アプリを入れれば読むことが出来ます。
皆様の本棚を圧迫することもありませんので、一冊いかがでしょうか?(ダイマ
Amazon様のKindleUnlimitedを利用されている方は、そのまま追加費用なしでお読み頂けますので、ぜひご覧になってみて下さい。
長くなってしまいましたのでこの辺りで。
それでは、失礼させて頂きます。
いのり。
ツイッター:https://twitter.com/inori_narou
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である南野 雪花先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、南野 雪花先生よりご連絡いただきました文面となります。
小説家になろうをごらんのみなさん、はじめまして。
南野雪花と申します。
このたび講談社レジェンドノベルスより、『異世界再建計画 1 転生勇者の後始末』でデビューいたします。
発売時期は3月7日です。
全国の書店、および電子書籍でもお求めいただけます。
あまりにも美しい表紙ですので、ぜひ手にとっていただけたらと思います。
さて、このお便りコーナーは、書籍化した書き手がアドバイスめいたことを語る場所だとききました。
ですので、私も何か語りたいと思います。
口はばったいですが。
みなさんは、ポイントを気にしていますか?
ひとつのバロメーターですからね、気にならないといったら私も嘘になってしまいます。
ですが、気にしすぎるのはよくないかな、と思ったりもするんですよ。
ポイントを取るためだけの作品、書いちゃってないですか?
私が書籍化するレジェンドノベルスですが、選考するにあたってポイントもランキングも考慮に入れていないそうです。
じっさい、私の作品も5000ポイントあるかないかってところでした。
いわゆる書籍化のラインには、とてもとても達していないですよね。
きけば、100ポイント以下の作品も選ばれているそうです。
もちろん面白かったからでしょう。
つまり、良い作品を書き続けていれば、それはいつか届きます。
誰かの目に触れます。
その誰かが、たとえば出版社の人だったら、書籍化って話になるかもしれません。
ですので、私たち物書きが考えることは、ただ一点のみです。
良作を作る。
ポイントとか、気にする必要ないですって。
流行とか、追いかけなくても大丈夫ですよ。
表現者の一人として、自分の世界を、自分の言葉で、自分が面白いと信じる方法で描き出せばOKです。
書いた自分すら読みたくないような作品を、誰が喜んでくれるのかって話ですね。
もちろんエンタテインメントですから、読み手を楽しませるってのは大前提です。
評価を求めるのではなく、誰かを酔わせる作品を書きませんか?
なんて、ちょっとえらそうですね。
自分の作品を見失わず、良き執筆ライフを送りましょう!
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるお魚1号先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、お魚1号先生よりご連絡いただきました文面となります。
こんにちは、お魚1号です!
オーバーラップ文庫より『ちょっぴりエッチで変態なお姫さまは好きですか?(小説家になろう連載タイトル『新魔王とダーキル姫』)』という、ギャグコメディ作品を出版させて頂いております。
「声を出して笑った」とか「電車で吹き出してしまった」なんて、作者冥利に尽きる感想を頂いているので、今回はこの場をお借りしまして『ギャグコメディを書くコツ』をお伝えしたいと思います!
さて、コツといっても一つしかありません。
滑ってもいいから書いてしまうことです!
面白いネタを思いついても、文章に起こした時点で真顔になってしまうもの。
「あれ……このネタつまんなくね?」
ギャグコメディを書いている作家さんにはあるあるではないでしょうか。
思わず赤面して、書いたばかりのネタを消してしまいたくなりますよね。
ちょっと待ってください! そのネタを消すなんてとんでもない!
消すくらいなら私にください。(切実)
私もたくさんのネタを書いてきましたが、どれも書いた瞬間に「やっぱり消そうかな」と気分が落ち込んでしまうものです。
しかしネタを消さずに、「恥をかいたって滑ったっていいや! どうにでもなれ!」と出してみると、意外にも反応が良かったりするのです。
それとは逆に、たまーにクリティカルヒットなネタを思いついて、自信満々に投下してみると、あっさりスルーされてしまう……。
その繰り返しを経験した結果、
「自分が感じる面白いと面白くないは当てにならない(哲学)」
「他人がどこで笑うかなんてわかりやしない(半ギレ)」
という悲しい結論に至りました。
書籍を出す段階でも、担当編集者に「どこが面白かったですか?」と聞いたところ、自信のあったネタどころか寸前まで消そうか悩んでいたネタばかりを褒められました。
人間なんてそんなもんなんですよ!
笑いのツボなんて人それぞれ違うんです!
笑わせようとガンバルことが大切なんです!
滑って転んで頭を打った分だけ、人は強くなれるのです!
さあ、皆さんも勇気を持って滑り倒してください!
一人では心細くても、みんなで一緒に滑れば怖くない!
私と共にギャグノベル作家を目指しましょう!
……え?
そこまで言うからには、この場で滑ってみせろって?
うむむ……仕方ありません。
ここはプロ作家としての意地を見せるところですね!
こほん。
フィギュアスケートの大会とかけまして〜
ギャグノベルのコツとときます〜
その心は〜
上手に滑れば笑顔が見られることでしょう〜!
それではまたどこかでお会いしましょう!
お魚1号でした〜
投稿者:nana
小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみのろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、みのろう先生よりご連絡いただきました文面となります。
こんにちは、日本国召喚の作者みのろうです。
第4回ネット小説大賞で受賞し、皆様のおかげで5巻まで出す事が出来、さらにコミック第1巻までも出ることになりました。
本当に感謝です。
さて、よく友人から言われることなのですが、どうも私の文は、特殊な視点が多いみたいで、書き方も特殊だと言われます。
確かに、小説作法や従来の書き方などをガン無視して書いているのは事実だと認識しています。
私が書き方を話すなど、おかしなことではあるのですが、参考になればと思いお話します。
私は、文章を書く力が正直、人に比べて無いと思っています。
なので大筋の話を最初に考えています。
そこから外れない、矛盾しない程度に、1話1話をキャラに任せて書き、繋げています。
なので、当初思っていた話と、全然違う話になる事もありますが、大筋では矛盾しないといった感じです。
現実の世界では人の話というものは完ぺきでは無く、言い間違えや、言い方がおかしくなる事も多々あるので、多少おかしくても誤字でなければそのまま掲載した方が臨場感も出るかなと考え、そのままなろうには掲載しています。(書籍版はさらに説明を加えたうえで是正してますが)
次に、読者の皆様の頭の中で思考を巡らす方法論とでもいいますか、私が心がけていることを記します。
日本国召喚は、現代日本が魔法のある異世界へ転移し、文化文明の衝突、そして軍事的な衝突を描くお話ですが、正直様々な分野にわたって「本当に軍事に詳しい人」に対して私の知識は足元にも及びません。
ただ、友人に陸上自衛隊員や、航空自衛隊員もおり、彼らと話をするとその部隊の運用や兵器の使用方法には詳しくても、自分の分野を外れると全く知らなかったりもします。
すべての分野に強い人というのは案外少ないと判断して、ある1分野に特化して一部を詳しく書く。
そしてその他は矛盾無い程度で書き、物語も詳しく書きすぎずに「遊び」というか、幅を持たせると、その背景を読者の皆様が想像をし始めます。
思考は巡り、膨大な物語で描き切れない部分を脳内で保管してくれるという嬉しい現象が起こります。
以上が私の考える「物語の描き方」です。
読者の皆様のおかげで、日本国召喚は育っています。
単行本5巻、コミック1巻と、当初描き始めた時からは想像も出来ない状態になっています。
感謝しかありません。
運営の皆さま、今後「小説家になろう」の益々の発展をお祈りいたします。
皆々様に感謝いたします。
投稿者:nana