【お便りコーナー】第77回: 木塚 麻弥先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である木塚 麻弥先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、木塚 麻弥先生よりご連絡いただきました文面となります。


はじめまして。木塚 麻弥(きずか まや)と申します。

拙著『レベル1の最強賢者』が第七回ネット小説大賞にて受賞し、一二三書房様より出版していただいております。

こちらは現在、書籍一巻が発売中です。
(書報:https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/3479/)

また、書籍二巻が2019年12月28日(土)に発売されることになりました。

さらにこの作品、コミカライズされております。
私の小説が、漫画になったんです。
『pixivコミック』と『ニコニコ漫画』で掲載されております。
ぜひ、チェックしてください!


さて、このコーナーでは雑談やアドバイスなどを投稿して良いとのことでしたので私は、
・雑談『野生の校正さん』
・アドバイス『ラノベの書き方ルール』
上記二点を投稿しようと思います。


まず、『野生の校正さん』についてです。
小説家になろうには、野生の校正さんと呼ばれる方々が存在します。
校正さんというのは書籍化作業をするにあたって、誤字脱字や表記揺れのチェック、表現の添削(提案)などをして下さる方のことです。
通常は、〇〇文字チェックするのに〇〇円~っていうお仕事をされている方々です。
なろうにはそうした作業を無料で、善意でして下さる方がいます。
知り合いの書籍化作家さんの中にも『野生の校正さんが300件くらい誤字脱字の修正してくれた』と仰っている方がいらっしゃいました。野生の校正さんは、実在するのです。

そして私の作品にも、野生の校正さんがついてくださっています。既に1000件くらいは、その方に修正していただいていると思います。
作品の感想で「読みやすい」と言っていただいたことがありますが、それはおそらく野生の校正さんのお力が大きいのではないかと思います。
本来の私の文章は、ノリと勢いで書くため誤字脱字がすごく多いのです。
ということで私は、野生の校正さんの活動を応援しております。
いつも本当に、ありがとうございます。

また野生の校正さんほどでなくとも、一度でも誤字脱字報告をしていただいた方には、私は作者として大変感謝しています。
作品を少しでも良くしようと、他の方が読みやすくなるだろうと誤字脱字報告をしてくださるそのお気持ちが、とても嬉しいのです。
今後も何卒、よろしくお願いします。


続いて『ラノベの書き方ルール』について。
ラノベには、書き方のルールがあります。代表的なのは以下の通り。

・文頭の字下げ(一文字あける)
・感嘆符(!)や疑問符(?)の後は一文字あける
・!!は!!に、!?は!?に変換する
・「 」の文末に句点(。)を付けない
・罫線(─)や、3点リーダー(…)は2個セット

感嘆符の後を一文字あけるのは、個人的になんか違う気がしたのですが……ルールらしいので、大人しく従うことにしました。

なろうで読まれている作品(ランキング上位のもの)は上記のルールを守っているものが多いので、読む人もそれに慣れています。
ですので、せっかく面白いストーリーを考えることができても、自分ルールで作品を書いてしまうとPVが伸びないことがあります。それは読者さんが『読みにくい』と感じてしまうからです。

もしこれを読んでいるあなたが
『書籍化したい!』
『もっとPVを稼ぎたい!』
などとお考えでしたら、まずはラノベの書き方ルールを意識してみてはいかがでしょうか。


最後にもう少し、宣伝をさせていただきます。

『レベル1の最強賢者 ~呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に~』

書籍一巻 発売中(2019年8月28日 ~)
書籍二巻 発売決定(2019年12月28日 ~)
レーベルはブレイブ文庫となります。

漫画版も連載開始!(2019年11月17日 ~)
→ https://polca.123hon.com/book_series/lv1/

Web版は既に完結しています(全321話)
現在はアフターストーリーを投稿中です。
→ https://ncode.syosetu.com/n1563fd/

活動報告で書籍に登場するキャラクター紹介や、人気投票などもやっています。
→ https://mypage.syosetu.com/mypageblog/list/userid/905624/

何卒、よろしくお願いします。

【お便りコーナー】第76回: 緋色の雨先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である緋色の雨先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、緋色の雨先生よりご連絡いただきました文面となります。


忙しいときほど、他のなにかをしたくなるのが人のサガだそうですが、緋色はいままさにそんな状況でお便りを書いています。
 みなさんこんにちは、緋色の雨です。

 先日、悪役令嬢の執事様がラジオ小説家になろうnaviにて朗読劇化という幸運に恵まれまして、その縁でなろう15周年イベントに出演してきました!
 10月の18日にMBSラジオで放送、その後YouTubeにアップされるらしいです。この辺りはきっと、運営様が告知を出したりするんじゃないでしょうか、たぶん。

 放送では編集されているそうですが、緋色の発言、残ってるんでしょうかね?w
 その辺りは不明ですが、15周年イベントの感想で作者がどうやって書いているか知れて良かったと書いている人を見かけましたので、少し掘り下げてお話しようと思います。

 緋色は他の作品や出来事の影響を受けやすいです。
 なにかで感動したら、そういう感動を伝えられるような作品を書いてみたいとか、そういう系統を書いてみたいとか、そういう感情がわき上がるんですよね。
 その感情をもとに執筆しているという話をイベントでしたんですが、その感情をどうやって自分の作品に落とし込むか、少し具体的な例を挙げたいと思います。

 悪役令嬢の執事様は、ラジオの朗読劇にて声優さんに声を当てていただいたんですが、それが物凄く嬉しかったんですよね。
 じゃあ、それはどうしてか?
 それは、自分が心血を注いで生み出したキャラに、声優さんが声を当ててくれたから。

 感動した理由の本質を押さえれば、他の分野にも応用が利くはずです。
 たとえば、フィギュア制作のプロが異世界に転生して、自分の作ったフィギュアに精霊を宿らせてしゃべったり、動いたりするように出来る能力を得たらむちゃくちゃ嬉しいよね?
 とか、そんな感じで発想を飛ばします。

 ちなみにいまのパターンだと、嬉しいのは制作者であってそれを見てる読者ではないですね。なので、これを物語にするなら、その辺りを調整する必要があります。

 異世界なのでフィギュアの材料が足りなくて生殺し――なんて設定を加えれば、材料を集めるところから始めて、そのまま一作書けるかもしれません。緋色は書きませんけど。

 ――とまあそんな感じです。
 わりと一般的な発想方法だと思うんですが、どうなんでしょう? アイディアが空から降ってくる天才の方は、これを無意識にやってるんじゃないかなぁと緋色は思ってます。
 以上、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。


 最後に少し宣伝を。

『悪役令嬢の執事様』
https://ncode.syosetu.com/n9814fq/
 小説家になろうnaviで朗読劇になった最新作で書籍化も予定しています。
 ちょうど二章が完結した頃なので、良ければ読んでみてください。

『異世界姉妹と始める領地経営 婚約者が前世の妹で逃げられない』
https://ncode.syosetu.com/n0334fl/
 三章の投稿を開始したところで、アース・スターノベルから10月17日に発売予定です!

【お便りコーナー】第75回: 癒月/あやかし商店街スターツ出版文庫にて発売中先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である癒月/あやかし商店街スターツ出版文庫にて発売中先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、癒月/あやかし商店街スターツ出版文庫にて発売中先生よりご連絡いただきました文面となります。


小説家になろうの読者の皆さま、そして作家の皆さまはじめまして。
癒月と申します。

この度、スターツ出版文庫より『あかしや橋のあやかし商店街』でデビューすることになりました。
妖怪×人の〝縁〟をテーマにした物語に、さらに可愛らしい表紙となりましたので、あやかし系が好きな方や個性が強いキャラクターが好きな方などご興味がある方はぜひお手に取ってみてください。
各書店、Amazon他で発売中でございます。
宜しくお願いいたします。

さっそくですが、初めてのお便りコーナー&作家デビューということで感想や発売までの経緯などをこちらで少しお話したいと思います。
最後までお付き合いしてくださると幸いです。

さて。先程も申したとおり、私は『本を出版する』ということに関しては初めてになります。
学生のときから文才は無くても趣味として執筆していました。卒業した後も二次創作で執筆したりとコツコツと活動していましたが、ある日、小説家になろうのことを知り「オリジナルでもなにか作ってみたい」と、思いオリジナル作品を執筆しました。

そして『あかしや橋のあやかし商店街』を執筆し始め、もう一年は経っているかと思います。このあやかし商店街は長編で、コツコツと自由きままに執筆しているので、私は『本を出す』『本を出したい』という気持ちはありませんでした。
あくまで趣味の一つだったので。
でも、心のどこかでは「あやかし商店街をもっと色んな人に見てもらいたいなぁ。本、出したいな」と思っていたかもしれません。

それでも私には、ランキング一位の方やポイントが高い方や他の方のなろう作家さんみたいな文才はありません。なので私自身、本を出すことは『無理』と思っていました。
それでも応援してくださる読者さんや「面白い!」「可愛い!」と言ってくださる方のお言葉を活力とし励みとし、コツコツと頑張ってきました。

そんな時、スターツ出版さまから書籍化打診のご連絡が来ました。
最初は、それはそれは目が飛び出るのでは!? というぐらい驚き、全身が震えました。
まさか、自分の作品が書籍化になるなんて思わなかったのですから。

書籍化についてお引き受けした後は大変でした。
大筋は変わりませんが、文章の追加・削除・移動・家具の置き場所などの細かい箇所などを考えたり。働きながらなので、やはりそこは大変でした。
ですが、それは決して『嫌』ではありませんでした。自分の好きなことだからなのか、4時まで頑張っても嫌とは思わず、やり遂げた時の達成感は珍しく『楽しい!』『やりがいがある!』と思えました。

編集さんやライターさんのおかげで、さらにブラッシュアップされたあやかし商店街は、回数を重ねる毎に読みやすくなり、私はその度に驚きました。
こうして完成し、実際に書店に並んでいるのを見ると『恥ずかしい』という気持ちと『本当に本出しちゃった…』という気持ち、そしてなによりも『頑張ったかいがあった』という気持ちでいっぱいです。

ランキングやポイントを気にしている方は、やはり多いかもしれません。ですが、私はこの体験から『ランキングやポイントが全てではない』ということがわかりました。
これからなろう作家になるという方、そして、ランキングなどを気にしている方に言わせてください。
「ランキングやPV・ポイントがなんだぁぁ!! そんなの気にしないで好きにやったもの勝ちだぁぁ!!」
気にするのも確かにわかりますが、コツコツと頑張ることが本当に大事なんだと私は思います。

そして、こんな素晴らしい経験をくださった編集さまや出版の皆さま方には感謝のお言葉しかございません。
本当に、ありがとうございます。

最後になりますが、皆さまとのご縁が繋がりますように。

癒月でした。

【Twitter】@Hi26Rabbit

【お便りコーナー】第74回: いのり。先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるいのり。先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、いのり。先生よりご連絡いただきました文面となります。



お目に留めて頂いてありがとうございます。
お初にお目に掛かる方がほとんどかと思いますので、まずは自己紹介をさせて頂きます。
この度、GL文庫様から「私の推しは悪役令嬢。」を出版させて頂くことになりました、いのり。と申します。
このお便り欄にお手紙させて頂くのは長年の夢でしたので、それが叶ったことにドキドキしています。

お便り欄について、小説家になろう様の説明にはこうあります。

>他の利用者へのアドバイス、雑談などをお寄せください。

過去にこのコーナーへ届いたお手紙を拝見すると、前者が多いようです。
私は諸先輩方のように実のあるアドバイスは出来そうもありませんが、何かのきっかけになればと思って書かせて頂きます。

創作していて一番しんどいのは、自分で面白いと思って書いたものが評価されないことではないかと思います。
日間に載るなど夢のまた夢。
一日のPVが二桁にも届かない。
ネガティブな感情が鬱積して、ランキングに載るような作品にさえもネガティブな感情を向けてしまう……そんな時期があると思います。

そんな時はどうすればいいのでしょう。
基本的な文章作法が身についていない場合は、まずそれを身につけることが最優先だとして、そこから先は答えのない領域ですよね。
「面白い小説の書き方」には正解がありません。
ですから、作者のみなさんは七転八倒する訳です。
ではどうするか?
月並みなことしか言えませんが、私は思いつくことを全てやってみるのがいいと思います。

なろうで人気のある作品を分析する。
商業作品の書き取りをしてみる。
市販のハウトゥー本を読んでみる。
ネットのラノベ指南サイトを参考にしてみる。
メジャージャンルを試しに書いてみる。
自分の面白いと思ったものをただひたすら書く。

などなど。
どれが正解かなんて誰にも分からないのですから、とりあえず全部やってしまいましょう。
そうしてなりふり構わずもがき苦しんでいる内に、ある日、ブックマークやPVがぐんと伸びる日がやって来る……そういうものだと私は信じています。

もちろん、何も考えずに何となく書いた作品が、いきなり書籍化されるような才能や幸運の持ち主もいらっしゃるのでしょう。
でも、そういう方たちのことは参考にはなりませんよね。
才能や幸運が必要ないとはいいませんが、それで諦めてしまうには創作という行為はあまりにも面白すぎます。
最短コースを探すのではなく、全てのコースを探索し尽くす――そんな泥臭い創作論は今時流行らないかもしれません。
でも、それしかないと私は思います。
幸い、全部試すような小説バカはどうやら少ないようですし、迷ったら全部やってみるというのは案外いい方法なのでは、と個人的には思っています。

ただ、一点だけこれだけはと思うことは、評価されている既存の作品に対しては謙虚でいるのが健全ではないかということでしょうか。
評価されている作品に対して「どこが面白いかさっぱり分からない」となったら黄色信号だと思った方がいいと思います。
感性が衰えている可能性があるからです。
年齢を重ねると、人は自分よりも若い世代の文化が「みんな同じ」に見えると言われています。
それは実際には、自分の方が若い世代の感性について行けなくなっているのです。
そういう時は、若い世代の文化を貪欲に取り込む努力が必要になります。
小説に限らず、音楽や映画、テレビドラマなど、片っ端から「今」の感性を吸収するといいと思います。
もちろん、「自分の方が面白い物語を書ける」というような反骨心は持っていて損はないですが、その前提には「あの作品も面白いけど」というのがあった方がいいのかなと。

偉そうなことを書いてしまいましたが、私もまだまだ創作迷路で迷子になっている最中です。
総評価ポイントに関して言えば、先輩の書籍化作家様に比べてかなり低いという客観的な事実もあることですし。
ですがその分、評価が貰えずに悩んでいらっしゃる方々に近い立場だとも思っています。
これを読んで下さっている創作者の皆さん、より面白い物語の創造を目指して、お互い泥臭く頑張りましょう。

さて、少し拙作の紹介もさせて下さい。

作品名: 私の推しは悪役令嬢
著者名: いのり。
出版社: GL文庫
発売日: 2019年2月26日

「私の推しは悪役令嬢。」は乙女ゲームのヒロインに転生した主人公(♀)が、悪役令嬢(♀)を溺愛するお話です。
つまり、昨今にわかにブームとなり始めている百合なお話でして、ちょっぴり変化球な悪役令嬢モノになります。
悪役令嬢と聞いただけで回れ右されてしまうような読者様方にも、ぜひ読んでみて頂きたいです。
基本路線はラブコメで、時々シリアスが入ります。
書籍版では、他では読めないヒロインクレアの過去を描いた書き下ろしエピソードもあります。
イラストは花ヶ田様です。
花ヶ田様は、2018年Fate/Grand Order イラストコンテストにおいて最優秀賞のType-Moon賞を、第25回電撃イラスト大賞で奨励賞を獲得された実力派イラストレーターさんですので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
花ヶ田様の美麗なイラストで彩られた拙作「私の推しは悪役令嬢。」をぜひお手に取ってみて下さいませ。

お手に取って下さいと言っておいてなんですが、拙著は電子書籍ですので、Amazon様でのみお買い求め頂けます。
誤解なさっている方が多いのですが、Amazon様の電子書籍はKindle端末がなくても、スマホに無料アプリを入れれば読むことが出来ます。
皆様の本棚を圧迫することもありませんので、一冊いかがでしょうか?(ダイマ
Amazon様のKindleUnlimitedを利用されている方は、そのまま追加費用なしでお読み頂けますので、ぜひご覧になってみて下さい。

長くなってしまいましたのでこの辺りで。
それでは、失礼させて頂きます。

いのり。

ツイッター:https://twitter.com/inori_narou

【お便りコーナー】第73回: 南野 雪花先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である南野 雪花先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、南野 雪花先生よりご連絡いただきました文面となります。



 
小説家になろうをごらんのみなさん、はじめまして。
南野雪花と申します。
このたび講談社レジェンドノベルスより、『異世界再建計画 1 転生勇者の後始末』でデビューいたします。
発売時期は3月7日です。
全国の書店、および電子書籍でもお求めいただけます。
あまりにも美しい表紙ですので、ぜひ手にとっていただけたらと思います。

さて、このお便りコーナーは、書籍化した書き手がアドバイスめいたことを語る場所だとききました。
ですので、私も何か語りたいと思います。
口はばったいですが。

みなさんは、ポイントを気にしていますか?
ひとつのバロメーターですからね、気にならないといったら私も嘘になってしまいます。
ですが、気にしすぎるのはよくないかな、と思ったりもするんですよ。
ポイントを取るためだけの作品、書いちゃってないですか?
私が書籍化するレジェンドノベルスですが、選考するにあたってポイントもランキングも考慮に入れていないそうです。
じっさい、私の作品も5000ポイントあるかないかってところでした。
いわゆる書籍化のラインには、とてもとても達していないですよね。

きけば、100ポイント以下の作品も選ばれているそうです。
もちろん面白かったからでしょう。
つまり、良い作品を書き続けていれば、それはいつか届きます。
誰かの目に触れます。
その誰かが、たとえば出版社の人だったら、書籍化って話になるかもしれません。
ですので、私たち物書きが考えることは、ただ一点のみです。
良作を作る。

ポイントとか、気にする必要ないですって。
流行とか、追いかけなくても大丈夫ですよ。
表現者の一人として、自分の世界を、自分の言葉で、自分が面白いと信じる方法で描き出せばOKです。
書いた自分すら読みたくないような作品を、誰が喜んでくれるのかって話ですね。

もちろんエンタテインメントですから、読み手を楽しませるってのは大前提です。
評価を求めるのではなく、誰かを酔わせる作品を書きませんか?

なんて、ちょっとえらそうですね。
自分の作品を見失わず、良き執筆ライフを送りましょう!