【お便りコーナー】第118回: 里海慧@11/25治癒魔法★発売!!先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である里海慧@11/25治癒魔法★発売!!先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、里海慧@11/25治癒魔法★発売!!先生よりいただきました文面となります。

小説家になろうユーザーのみなさま初めまして、里海慧と申します。
また、いつも応援してくださってる読者のみなさま、本当にありがとうございます。

先日グラスト創刊記念コンテストで大賞を受賞した、
『治癒魔法は使えないと追放されたのに、なぜか頼られてます~俺だけ使える治癒魔法で、聖獣と共に気づけば世界最強になっていた~』
が、11月25日にいよいよ発売となります。
書籍紹介★https://novema.jp/bookstore/grast-novel/202211

書店様によっては特典SSや特典のポストカードなど配布しています。電子書籍ではこちらでしか読めない特典SSもついていますので、お手に取ってくださると本当に嬉しいです。
※コミカライズも進行中です!

そしてこの作品、なんとわずか2000ptほどで大賞を受賞したのです!!
受賞した作者が一番驚きました(笑)

そこで、チャンスを掴むために私がやったことを4つお伝えしたいと思います。


①コンテストの募集要項をしっかりと確認する!

これが本当に大切でして、どんなに面白い作品を書かれていても、応募の規定を遵守していなければ選ばれることはありません。そもそも作品を読んですらもらえません。

今回のコンテストも完結までのあらすじをつける、という部分で満たされていない作品をお見かけしました。
非常にもったいないと思いますし、全作品が条件を満たしていたら私は選ばれていなかったかもしれません。

他にも〇〇文字以上、重複応募不可、完結済作品などコンテストによって条件が異なります。しっかりと細部まで読み込んでください。
まずは選考という土俵に上がれるよう、条件を満たしましょう。


②レーベルカラーは合っているか?

次にいくら応募要項を読み込んでも、そのレーベルさんが欲しいテイストの作品でなければ選ばれません。
ハイファンタジーを求めるレーベルさんに異世界恋愛を出してもほぼ選ばれることはないでしょう。逆もまた然りです。

ごく稀にいつもと違うなというカラーの作品が選ばれることがあるかもしれませんが、そのわずかな可能性に賭けるよりもっと手堅く勝負したいところです。

レーベルカラーがわからない場合は、すでに刊行されている作品をチェックすれば雰囲気くらいはわかると思います。
今回の作品はコンテストに応募する時点で完結まで書き上げていましたが、たまたまレーベルカラーに合いそうだと思ったので応募しました。


③作品を読んだ読者さんにどう感じてもらいたい?

これは私個人の創作方法なので、そんなやり方もあるのね……くらいで捉えてもらえると嬉しいです。

私は小説を読んでくださった読者様に笑顔になってもらいたいです。
つまり、楽しい、面白かった、スカッとした、キュンキュンしたなど、明るい気持ちになってもらいたくて作品を執筆しています。

そうすると、必然的にハッピーエンドになりますし、悪い奴らは因果応報してもらいたいですし、主人公は最強でガンガン魔物とか倒してほしいです。恋愛だったらヒーローに溺愛されたいですし、主人公は応援したい子がいいです。

読んでくれた方がどう感じるか、また自分がワクワクする展開になっているか、などに気をつけながらお話の設定や物語を考えています。

こうするとキャラクターも感情で動かすことが多くなり、より人間味が増します。(と勝手に思っています)
その代わり、設定やイベントがしっくりこないと悩みまくりですが(笑)

今回の作品である治癒魔法は、主人公が治癒魔法だけで魔物を倒すシスコンというのが、最初に浮かんだ設定でした。
どんなキャラよ?と思われましたら、ぜひ投稿作品か書籍を読んでみてください。


④あきらめない!!

最後になりますが、最終的に大切なことはこれではないかと思います。
あきらめない、その強い気持ちが一番じゃないかなと思います。

もし私がポイントが取れてない作品だし、と応募すらあきらめていたら受賞はありませんでした。
もし私がポイントなんて取れないからもう書かないと筆を折っていたら、書籍化なんてしていませんでした。

あきらめないということは、時に辛く苦しいこともあります。
でもその先にある未来を掴めるのは、あきらめなかった人たちだけなのです。
その苦しみや悩みを感じた、あなたにしか書けない物語があるのです。

幸いにも小説の執筆でしたら、スマホやPCさえあればどこでも取りかかれます。
だから無理のない範囲でかまいませんから、あきらめずに続けてみませんか?


私がチャンスを掴むためにやったことは以上です!
中身のない内容で恐縮ですが、ほんの少しでもみなさまの参考になれば幸いです。

最後にもう一度、書籍のお知らせをさせてください。
グラスト創刊記念コンテスト大賞受賞の作品が、11月25日発売です。
お手に取っていただき、読後に笑顔になってもらえたら本当に嬉しいです。

『治癒魔法は使えないと追放されたのに、なぜか頼られてます~俺だけ使える治癒魔法で、聖獣と共に気づけば世界最強になっていた~』
11月25日発売★書籍紹介https://novema.jp/bookstore/grast-novel/202211

何卒よろしくお願いいたします。

【冬の童話祭2023】企画サイト公開のお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきましてありがとうございます。

本日、小説家になろう公式企画「冬の童話祭2023」の企画サイトを公開いたしました!

作品投稿の受付は、12月15日(木)0時からです。
※12月15日0時より前に投稿された作品は、企画参加を行っていただけませんのでご注意ください。

企画サイト内にて企画内容の詳細な説明を行っております。
ぜひご一読ください!

▼冬の童話祭2023企画サイト

冬の童話祭2023




今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【コンテスト情報】「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」開催のお知らせ

コンテストのお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、文化放送様で放送中の「小説家になろうラジオ」とのタイアップ企画といたしまして、「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」を開催する運びとなりました。

本日、作品応募の受付が開始されましたのでご連絡いたします。
詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」公式ページ
https://www.joqr.co.jp/ag/article/71237/

皆様の奮ってのご応募をお待ちしております!
今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【復旧】小説家になろうグループ検索機能障害のお知らせ

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

2022年11月30日10時00分頃より、小説家になろうの検索機能に障害が発生しており、小説家になろうのトップページの各ランキングや完結済みの連載小説等の一覧および小説を読もうの検索機能において、反映が遅れ最新の情報になっていない場合がございます。
順次、修正・反映を進めてまいりますがご利用の皆様にはご迷惑をお掛けします事を深くお詫び申し上げます。

2022年11月30日15時00分追記
検索機能の復旧作業が完了しました。
現在は各ページ・機能が正常にご利用いただけることを確認しております。
この度はご利用の皆様にご不便ご迷惑をおかけいたしました事、大変申し訳ございませんでした。


障害の詳細は以下の通りとなります。

▼障害発生期間
2022年11月30日10時00分頃~2022年11月30日14時45分

▼障害内容
小説を読もうにおける検索に最新の情報が反映されず、最大で数時間の遅れが発生する。
小説家になろうトップページおよびランキング一覧のページにおいて、以下の項目が最新の情報が反映されず、最大で数時間の遅れが発生する。
・各ランキング情報
・完結済み連載小説
・更新された連載小説
・新着の短編小説

▼障害発生原因
・検索用DBサーバへの異常負荷による障害

【お便りコーナー】第117回:粉雪先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である粉雪先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、粉雪先生よりいただきました文面となります。

 初めてお便りします。錬金術師ネリアと魔術師の杖をめぐるお話、『魔術師の杖』シリーズ(https://izuminovels.jp/series/cat/neria/)を連載させていただいている粉雪と申します。

 ずっと読み専でしたが2020年6月より小説家になろう様で『魔術師の杖』の連載を始めたところ、なんと半年もしないうちに書籍化が決まり、1年後には出版されていました。

 11月25日には5巻目となる『魔術師の杖⑤ ネリアとお城の舞踏会』がいずみノベルズ様より発売です。(https://izuminovels.jp/isbn-9784295601333/

 実はこの小説、10万字ほど書いたところでお試しにつけたコンテストタグでは、一次審査にもひっかかりませんでした。

 それなのにある日いきなり、なろうの運営様から「出版社から書籍化の打診が来ています」とメッセージをいただいたのです。

 マジでそんな事があるんですね! 

 ランキング上位の人気作だったりコンテストの入賞作でなくとも、書籍化のチャンスが舞いこんできて、シリーズで出版できたのです。ありがたいこと発売後も安定して売れ続けており、このたび5巻をだすことができました。応援してくださる読者さんのおかげです。

 あとからいずみノベルズの方にうかがったところ、人気がある分野は確かにあるものの、実はいろんなジャンルの本を探して検索をかけるため、人気ジャンルやテンプレにこだわる必要はないとのこと。

 今はWEBコミックの原作になるような短編や中編も人気です。私の場合は出版社さんがちょうどシリーズとして育てられる、レーベルの核となる長編を探しておられました。

 数十万字を超える長編を書く人は少なかったのと、いくつもの幸運が重なった結果です。

 もちろん出版してからのほうが大変で、慣れない書籍化作業に四苦八苦し、なろうの連載も続けたいしで……8kgも体重が減り、職場で倒れて迷惑をかけて自己嫌悪に陥ったことも。

 それでも泣きながら書きあげたその部分が、読者さんからも「この場面が一番好き」と言っていただくシーンとなり、ある意味シリーズ化を決定づけてくれました。今回それが5巻の表紙となっています。

 今回は書籍化を通して、私が感じたことを5つお伝えしようと思います。

 1.自分の好きなように書いていい。

 私は書店で売られているふつうの小説よりも、小説家になろうに掲載されている小説を読むのが好きです。
 何よりも書き手の皆さんの発想が自由で、ご自分の『好き』をとことん追求して書いておられるのが、とても楽しそうです。
 いずみノベルズの編集長さんからも「粉雪さんはこれがデビュー作ですから気の赴くままに書いて、ご自分のスタイルを確立してください」と言われました。とくに内容に関して注文をつけられることもありませんでした。

 楽しいのが一番、好きなように書いていいのです。

 2.タイトルはよく考えよう。

 これは自分の反省で、『魔術師の杖』というタイトルは何も考えずにつけました。錬金術師のヒロインが活躍する話なのに。

 3.いま投稿する『一話』が面白いか、常に意識する。

 何十人と読みにこられても、「続きが読みたい」とブックマークしてくださるのはほんの数人です。けれどそれを数百話積み重ねてここまで来ました。

 4.話を無理に考えない。

 私はあまり話を考えません。というのも一生懸命に考えた話はたいして面白くないのです。夢にみた場面をバッと書き起こしただけの投稿を、「一番ココが好き」といってくださる読者さんもいます。
 もちろん小説理論とかを勉強してきちんとプロットを練って書く方はすごいですし、自分もちゃんとやれたら……とは思いますが、結局自分の中から湧きだしてくる物語が一番自然です。

 5.疲れたら休んでもいい。

 忙しいと時間がない……というより、心が動かなくなります。それで誰かの心を動かせるような物語が書けるわけもなく、私はときどきお休みをいただいてます。
 なろうは読む読まないも自由なら、書く書かないも自由です。「書けない」と感じたら無理せず休んでも大丈夫。私が数ヵ月お休みをしたとき、ブックマークは減るどころか増えました。
 それにどんなに頑張っても、話の節目や読者さんの都合で読みに来る人は必ず減ります。それでも書き続ければ、また新しい読者さんがやってきます。

 最後に……書籍化を決めるのも、その本を購入するか決めるのも読者さんです。どんな出版社よりも先に、誰かがその物語を「面白い」とみつけてくれます。それがなろうのいい所です。

 まずは書くことを楽しんで、ご自分の読者さんといっしょに作品を創りあげてください。

11月25日発売!
『魔術師の杖⑤ ネリアとお城の舞踏会』(https://izuminovels.jp/isbn-9784295601333/
Amazon(https://amzn.asia/d/cSYy7uS
いずみノベルズ様より好評発売中!
『魔術師の杖』シリーズ(https://izuminovels.jp/series/cat/neria/