小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である
優月アカネ先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、優月アカネ先生よりいただきました文面となります。
こんにちは、優月アカネです。
お便りコーナーへの寄稿は今回で2回目となります。
このたび、3月5日に書籍を出版することになりました!
レーベルはKADOKAWAドラゴンノベルス様です。
▶『旦那様、離縁はOKですがスローライフは継続希望です! 身代わり王女は毒使いの力で人生を謳歌する』
https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000134/
▶なろう版
https://ncode.syosetu.com/n4545ij/
本作が完結する直前の評価ポイントは、2000前後だったと思います。
ところが完結を機に1日で100万PVを記録し(2024年6月9日、10日)、あれよという間に日間総合ランキング1位(完結済)(2024年6月9日)に駆け上がりました。現在は年間総合ランキング12位(完結済)(2025年3月3日付)にいます。
こんなにも多くの方に読んでいただけるとは思わず、夢のような経験をさせてもらいました。
本当にありがとうございます。
実は、前作『薬師と魔王』(メディアワークス文庫)を出版してからの1年半、私自身がメインとなる出版物を出せていませんでした。
その間、漫画原作やコミカライズをねらった作品の執筆に取り組んでいたのですが、その経験が今回の書籍化につながったのではないかと感じています。
小説と漫画原作は、どちらも文章作品ですが、意識するポイントが少し異なります。
漫画原作では、「とにかく先が気になる展開(ヒキ)」と「キャラの魅力」がとても重要になります。(※あくまで私の見解です……!)
とはいえ、小説にも応用できる部分は多いです。
本作を執筆する際に意識していたのは、 毎話必ず「見どころ」や「笑いどころ」、あるいは「絵的に派手なシーン」をつくり、先が気になる形で次話につなげること。
端的に言うと、「読者の感情が動く話にする」ということでした。
説明が必要な場面でも、ただ情報を並べるのではなく、キャラクター同士の掛け合いを生かしたり、地の文にポップな表現を入れたりして笑えるようにするなど、工夫できないか考えました。
全体的なストーリーも漫画のごとくアップダウンに気をつけ、どうやったら最後まで飽きずに読んでいただけるだろうかと、展開を練りました。
こうした点をコツコツと積み重ねて完結までたどり着いた作品でした。
つまり何が言いたいかと言うと……小説の執筆に行き詰まっている方や、新たな技術を取り入れたい方は、漫画原作に触れてみるのもおすすめです!
ハウツー本がいくつか出ていますので、ぜひ探してみてください。
私もまだまだ勉強中です。一緒に頑張っていきましょう!
というわけで最後に書籍の詳細情報です。
KADOKAWAドラゴンノベルス様より、2025年3月5日発売!
無自覚最強王女の愉快なシンデレラストーリー
『旦那様、離縁はOKですがスローライフは継続希望です! 身代わり王女は毒使いの力で人生を謳歌する』
公式▶
https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000134/
Amazon▶
https://amzn.asia/d/bQdCJdt
楽天▶
https://books.rakuten.co.jp/rb/18127153/?scid
WEB版を加筆修正し、パワーアップした本になりました。
新しいエピソードを追加しているので既読の方にもおすすめです。なにより挿絵が美麗です!
ぜひお手にとっていただけたら嬉しいです。