【お便りコーナー】第137回: 古里(furusato)先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である古里(furusato)先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、古里(furusato)先生よりいただきました文面となります。

小説家になろうの皆さま!

はじめまして、古里(furusato)と申します。

この度、『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』
でアルファポリスのレジーナブックスから書籍として発売されることが決まりました。
アルファポリスレジーナブックスの紹介のページはこちら



このコーナーは最初から最後まで読ませて頂いていて、まさか私がこのコーナーに書けるとは思ってもいませんでした。
感激しております。


まさか、子供の頃からの夢だった作家になれるとは夢にも思っていませんでした。
これも小説家になろうがあったればこそです。読者の皆様、運営の皆様、本当にありがとうございました!

コロナの初めに会社が一ヶ月くらい営業禁止になった時に、慣れないweb会議等で座りっぱなし、コロナにかかるのも怖く家の中で缶詰で過ごしていたら、トイレに行くと便器が真っ赤になってしまいました。

頭が真っ白に…………

このままでは大腸がんで死ぬのではと本気で悩みました。
そのまま医者に直行。コロナの中行くのも怖いのに、行かざるを得なくて……

幸いな事に検査しても何もなかったのですが……。


このままだと駄目だと、子供の頃からの夢である作家に再度挑戦してみようと本格的にこのサイトに投稿を始めさせてもらいました。


本当に簡単に登録できて、このように無料で発表できる場があって本当に良かったです。昔は出版社への持ち込みか、賞に応募するしかありませんでしたから。家には高校の頃書いた、出していないSFマガジンへの応募原稿が眠ってました。

今みたいに簡単に応募できるなんて昔は全く無かったです。

少し前から暇な時になろうに載っている人気の商品は良く読んでいました。


そして、書き出したのが、『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』です。

もっと前に、書いていたSFはほとんどポイントも取れなかったのに、これはポイントがポツポツ入ってきて1ヶ月で600ポイントになりました。俺ってすごい!と感激していたのを思い出します。何しろそれまでは10ポイントくらいでしたから

でも、ランキング見て唖然としました。ランキングの上位の作品はそれ以上のポイントを1日で獲得していらっしゃるのです。井の中の蛙大海を知らずです。

でも、それにもめげずに、毎日夜と早朝に書きました。

言葉を一人称に変えたりしてひたすら書きました。そして、煮詰まった時、ポイントが伸びない時、気分転換にポイントの高い方の作品読みました。

そして、徐々にランキングにも少しは入るようになって、この作品で異世界転生ランキングの一枚目に載るまでになったのです。

それもこれも応援していただいた皆様方のおかげです。本当にありがとうございました。

作者を目指してシいらっしゃる皆様に何かアドヴァイスをとのことですが、まだまだ新人の私が書くのもおこがましいことですが、
言いたいことは2つです。

1つ目はまずは書くです。本来はプロットをきっちりと決めてからきちんと書くべきなのだと思います。本当は!

でも、それやっていると私の場合はいつまでも書けません。ああしようこうしようと悩んで書けないのです。本当は絶対にきちんとプロットを決めてやったほうが良いです。(本当に!)

でも、私の場合はそれでは出来ないので、まず、主人公とメインの登場人物を決めます。

それと全体の流れも。できる限り詳細に……でも、いつも大雑把なんですが……それは良くない?

(ちなみに書籍化したこの本はプロットからして書いているうちに大幅に変わってしまいました……それでも書籍化出来るんです。

書籍化の時が大変ですが……。編集の方と大幅に修正しました……これが本当に大変でした。書くより校正が大変だと初めて知りました)


そして、主人公に感情移入して怒涛のごとく書いていくのです!

毎日早朝と寝る前の時間に4000字くらい書きました。

大体年間100万字。3年間で300万字くらい書きました。

毎日ルーチンにしていくとちゃんと書いていけるようになります?

まだまだだと周りには言われますが……

2つ目は読むことです。

私のブックマーク見ていただくと450強、ついています。

ほとんどが長編です。書籍化されている、あるいはランキング取れている方の小説を中心に必死に読ませていただきました。

まあ、もっと読んでおられる方もいらつしゃると思いますが……


それと付け足しですが、年齢は関係ありません。何歳からでもデビューできます。私でもデビューできたんですから。
私の年は私の小説読んでいただくとある程度は推測できるかと……



さて、私の小説の宣伝も少しさせて下さい。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』

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これは前世病弱でほとんど学校にも行けなかったフランがゲームの世界に悪役令嬢として転生する話です。

でも、フランはゲームをヒロインとしてしかやったこともなく、それも一番最初の悪役令嬢(フラン)に虐められるところで終わっていたのです! 
フランは婚約者の第一王子に興味もないし、それよりも前世体験できなかった学園生活を送ることに全力を尽くそうと身分を偽って平民クラスに入いるのです。

しかし、何故か王子がやたらと構ってくるようになって身分をバラしてくれるわ、おまけに王子狙いのヒロインまでついてきて……

テンポの良い学園ラブコメディで、老若男女楽しんで頂けること作者が保証します!


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【続報】サイト閲覧中に強制的に別サイトへの移動が行われる現象について

いつも小説家になろうをご利用いただきありがとうございます。

先日、以下の公式ブログ記事にてご案内いたしましたサイト閲覧中に強制的に別サイトへの移動が行われる現象について、その後の状況をご報告いたします。

関連記事:サイト閲覧中に強制的に別サイトへの移動が行われる現象について

こちらの現象につきましては、当グループのサイト内に設置しているネットワーク広告側の設定により生じている可能性がございましたため、
これまでの対応として当該現象が発生する原因の一つと考えられるサイトからのアクセスをブロックする対応を行っておりました。

しかしながら、その後も当該現象の発生が見られると多くのお問い合わせをいただきましたため、
原因となっている広告配信が発生している可能性がある広告事業者を選別し、
問題発生のご連絡が集中しているページについて、該当事業者からの広告配信を一時的に全て停止いたしました。

また、広告事業者側に改めて原因の詳細調査や対策実施の要請を行い、さらなる改善に向けて今後も対応を実施してまいります。

なお、前回のブログ記事でもご案内いたしました通り、今回の件に関しましては、
小説家になろう以外の外部サービスでも類似した現象が発生している可能性があるとの情報を確認しております。

ご利用いただいている方の環境や状況によっては、小説家になろう側での改善内容にかかわらず、同様の現象が発生してしまう恐れがございます。

不審なページが表示された場合は、回答や個人情報の入力等を控えていただくほか、表示されたページへの操作全般にご注意ください。

今回の件に関しましては、多数の情報提供のご連絡をいただいており、
ご利用の皆様にご不便ご迷惑に加え、大きなご心配をおかけしておりますこと、改めてお詫び申し上げます。

上記状況から今回の件に関するご連絡・お問い合わせについては基本的に個別での返信を行っておりませんが、
いただいたご連絡内容については全て確認を行い、必要な調査・対応を随時実施しておりますので、何卒ご了承をいただけますと幸いです。

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

サイト閲覧中に強制的に別サイトへの移動が行われる現象について

いつも小説家になろうをご利用いただきありがとうございます。

現在、小説家になろうグループのサイト内におきまして、ページを開くタイミングで別のサイトに強制的に移動され、「ロイヤリティプログラムに選ばれた」等のメッセージが表示される場合があるとのお問い合わせをいただいております。

こちらの現象につきましてはサイト内に設置しているネットワーク広告側の設定により生じている可能性がございますが、
小説家になろう運営側として意図するものではございませんので、契約中の広告事業者側での調査・対応含め、問題解決に向けて随時対応を行ってまいります。

ただ、今回の件に関しましては、小説家になろう以外の外部サービスでも類似した現象が発生している可能性があるとの情報も確認しており、
ご利用いただいている方の環境や状況によっては、小説家になろう側で対応を行った後も同様の現象が発生してしまう恐れがございます。

もし該当のサイトが表示された場合は、回答や個人情報の入力等の操作はお控えいただくようご注意ください。

ご利用の皆様にご不便とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

「小説家になろうラジオ」7月放送予定のお知らせ

小説家になろうラジオバナー

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。
「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」2023年7月の放送予定をお知らせいたします。

■今後の放送予定
7月7日、14日、21日、28日

■どんな番組?
番組パーソナリティの下野紘さんと巽悠衣子さんが、小説家になろうや小説・読書の魅力をたっぷりお伝えしていきます。
書き手も読み手も楽しめる企画が盛りだくさん!

過去の放送回は、後日YouTubeでもアーカイブとして公開予定です。
詳しくは番組ホームページをご確認ください。

▼番組ホームページ
https://www.joqr.co.jp/qr/program/novel/
▼過去の放送アーカイブ
https://www.youtube.com/@user-cd7pl4xb4d
▼放送当日の番組からのお知らせはこちら
https://twitter.com/narouqr

■番組へのお便り
番組・パーソナリティお二人への応援や、番組内で募集中の企画に関するお便りなど、皆様からのメールをお待ちしています!
また、7月26日(水)まで「夏のホラー2023」と連動して「帰り道」にちなんだホラーなメールも募集中です。

▼宛先はこちら
メールアドレス: novel@joqr.net

■番組概要
番 組 名  : 下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ
出 演    : 下野紘・巽悠衣子
媒 体    : 文化放送 AM1134kHz/FM91.6MHz
放送時間   : 毎週金曜日 23時~23時30分

今後とも小説家になろうグループをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第136回: 粉雪先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である粉雪先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、粉雪先生よりいただきました文面となります。

こんにちは、錬金術師ネリアと魔術師の杖をめぐるお話、『魔術師の杖』シリーズ(https://izuminovels.jp/series/cat/neria/)を連載しています、粉雪と申します。

 おかげさまで『魔術師の杖⑦ ネリアと魔術師レオポルド』が、いずみノベルズ様より6月30日発売です。(https://izuminovels.jp/isbn-9784295601920/)なんと短編集も制作決定!

 魔術師レオポルドがついに主役に躍りでる第7巻、冬の王都と王城での茶会、グレンとレイメリアの出会いから父と子の別れまでを綴った過去編、そして物語のスタート地点デーダス荒野に、ネリアとレオポルドが向かいます。試し読み部分は書き下ろしです、ぜひチェックしてみてください!

 応援してくださる読者様、ともに励まし合って創作を続けられている作者様に、この場を借りて篤く御礼申しあげます。誤字報告戦隊の皆様にも大感謝です、こないだもいずみノベルズの新人作家さんが「うひゃあ⁉︎」と言ってましたよ!

 さて今回は『100万字を超える長編の書籍化を成功させるには』というお話。

『魔術師の杖』はとても地味な作品です。今も「見つけた人が読んでくれればいいや」という気持ちで、なろうの隅っこで書いています。

【出版はギャンブル⁉︎】

 先日、『魔術師の杖』でお世話になっている、いずみノベルズの編集長とお話しました。

「粉雪さん、本が発売したあと編集者にも作家にも、できることはとても少ないんですよ」

 そんなことをおっしゃっていました。

「どの作品もキラリと光るものを感じるから書籍化します。けれど売れるかは担当者にも分かりません。世に出してみて初めて結果が分かります」

 なるほど。

 だから本が完成してしまえばそこで編集者の仕事は終わり。また『次の本』を目指して走りだしていく……それが性なのだな、と感じました。

 商業出版は残酷なまでに結果がでる。面白い作品、優れた作品が売れるとは限らない。逆に時流にマッチしてドンと売れることもある。だからひたすら数を打つ。

 ギャンブルじゃん!

 その時は7巻校了前の最終チェック中ということもあり、話はそこで終わったのですが、私の中でひっかかりを感じました。

 本当にできることはない?

 この感覚は出版社だけでなく作家さんにもあり、一作書きあげてまた次の作品に走りだしていく、数打って当たれば続編がでる……そうやっておられる方は多いです。

【どうやったら楽しめる?】

 書籍化のお話があったとき、連載はちょうど3巻収載分まできたところでした。

 さて、どうしよう。

 このとき私はなろうで書き始めて半年ほどの初心者で、ラノベ界の常識や出版の事情などまったく知りませんでした。

「メインの魔術師が表紙に登場するのは5巻にしよう!」

 1巻はヒロインのネリアが表紙です。5巻までシリーズが続かないと、肝心の魔術師は表紙に出てきません。

(よしっ、5巻を目標に頑張るぞ!)

 単純にそう決め、書籍化でなろうの読者さんも楽しめるような工夫ができないか考えました。私が考えたのは『書籍と連載の内容をリンクさせる』です。

 たとえば魔術学園の生徒たちが活躍する2巻の発売時、なろうでは再び彼らが登場してひと騒動起こします。5巻の時、なろうでは時間軸が過去にふれ、主役の青年にとって母にあたる女性が、表紙と同じように舞踏会に登場します。これはリアルタイムで連載を追っていないと分かりません。

 なんだかんだで『更新を待つ』というのはしんどいので、なろうの読者さんが報われるようにと考えた仕掛けです。読者さんにとっては復習になり、逆に本から入って続きを読みにくる方は、彼らの『未来』や『過去』を知って時間旅行をしたような気分になる。

 本を読んで疑問に思ったことも、連載を読めば答えが散りばめられ、その逆もある。二重らせんのように本と連載が存在し、読者さんがどちらの世界も行ったり来たりしながら楽しめる。そうすると読者さんの目に見えている世界に厚みが出るのです。

 それを目指しました。もちろんどちらかだけを読んでも面白いし、本を待って続きを読んでも、いずれその場面を知ることができます。

【本は育てることができる】

 私は読み専でしたので、書籍化でなろうの読者さんが置いてきぼりになるのはイヤでした。だから『なろうと本を両方読んでいる人が一番楽しめる』ことを意識しました。

 気づかぬ人は何の感慨もなく通りすぎる、それでいいのです。だって宝探しは自分で見つけるからこそ、宝が光り輝くのですから。それをひたすら続けて5巻目で、ようやく読者さんから反応がありました。

「週刊誌の連載を読むのに似ている。これは楽しい!」

「そうです、目指していたのはそこなんです!」

 たしかに本が発売されてしまえば、できることは限られる。けれど本は育てることができます。なろうで連載を続けたからこそ、それが可能でした。本で知ってなろうに続きを読みに来る方、ウェルカムです。

「いま連載しているこの場面が本になるのが楽しみです」

 そう言っていただける話を書けたこと、それを本が出るたびにくり返したのが物語を大きく広げました。『魔術師の杖』を育てたのは出版社じゃない、読者さんの力です。

 これが私なりの答えです。作家を志す皆様の参考になれば幸いです。

 6月30日発売!
『魔術師の杖⑦ ネリアと魔術師レオポルド』(https://izuminovels.jp/isbn-9784295601920/
レオポルドとネリアが見つける、グレンが遺した想いとは……⁉

 6月から全国の書店で取り寄せ可能になりました。
(※注文後のキャンセルはできません、7巻は登録待ちのため9月頃から注文できます)
Amazon(http://www.amazon.co.jp/dp/B0C76ZR8MW
Bookwalker(https://bookwalker.jp/de414b5856-1898-4ec0-99b6-e43a8affb27f/
いずみノベルズ様より好評発売中!
『魔術師の杖』シリーズ(https://izuminovels.jp/series/cat/neria/