【お便りコーナー】第241回: 斎藤ニコ(天道源)先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である 斎藤ニコ(天道源)先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、斎藤ニコ(天道源)先生よりいただきました文面となります。

みなさん、こんにちは。あるいは初めまして。
斎藤ニコ(天道源)といいます。
ライトノベル賞にて受賞をし、発行作業をしている時期から、裏で小説家になろう様等でWeb投稿も始め、その後、書籍化をするまでに至りました。

その際に一つだけ「きちんとやっておけばよかった」と考えていたことがありました。
今回は、これから投稿される方や、今、実施していない方がいらっしゃるのであれば、ぜひと思い、こちらに寄稿した次第です。
(当然、最後に宣伝もあるのですが……)

さて、私が実施しておけばよかったと考えていること――それは「自作品の整理」です。
あるいは「自身の創作記録」とも言えますね。あとはそれに付随する『宣伝』でしょうか。

みなさんは、どのような媒体に作品を掲載されている、あるいは投稿されていますか?

この問いかけは、単一の媒体でのみ活動されているかたにはピンと来ないのではないかと思います。
わたしは節操なく様々な活動をしておりました。自分に合う媒体を探っていた時期でもあります。

私が実施していないものも含みますが、思いつくだけでも下記のような活動があるかと思います。

・新人賞等の投稿履歴
・出版社からの発刊
・小説を掲載できるサイトでの活動
・小説に特化しているわけではないがテキストを掲載できるサイトでの記事群
・同人誌活動
(他にもまだあると思います)

先ほどのとおり、「上記のどれか一つだけで活動あるいはご活躍されている方」からすれば、活動歴や作品情報などをまとめる必要はありません。
読者は情報を求めて「その場」へ赴けば、すべて手に入るだろうからです。

しかし過去のわたしのように「とにかく手あたり次第に活動」している場合、情報が分散します。
「いや、Xとかで宣伝してるから」と言う方も少しお待ちください。

作者からすると、丁寧に宣伝しているつもりでも、Xをやっておらず、小説だけ読んでいるかたもいらっしゃいます。
あるいは、応募歴などは自分自身でポストすることを忘れていたり、結果だけポストしていたり、その反対だったり……どのような活動を積み重ねてきたかが、「一目では」わからなくなってしまいます。

スタート当時はいいのですが、そうは簡単にいかないこの世界。
忘れることで前に進むこともあるでしょうが、コツコツ積み重ねていった足跡を残す行動をしておかないと、いつの間にか雨風にさらされて消えてしまいます。

そこで「情報をまとめること」を推奨しているというわけです。

ルールはありませんが、今はさまざまな便利ツールがありますから、ご自身に負担のない限りで、ご自身の「創作記録」というものをつけてみましょう。

もちろん読者のためというのが一番です。
あなたの作品の一つを好きになってくれた読者が「この人、他になにを書いているんだろう?」と興味を持ってくれたとき、とても大事になってきます。
昔は「好きな作家さんの活動を調べる」という行為そのものも面白かったりしたのですが、今は情報社会真っただ中ですから、すぐに欲しい情報が手に入るという感覚は重要です。

そして、副次的な効果として前述のとおり、「ご自身の振り返り」のためにもつけていただきたいと思います。
(幼少時・学生のころから書かれているかたは、すでに把握しきれていないかもしれませんが)
そのときは大したことがない創作物や結果だとしても、数年後にふりかえったとき「自分って、こんなジャンルの書いてたっけ?」なんて思い返すことも多々あります。
悩んでいるときや、創作に関して行き詰っているときなんかにも、創作歴をさかのぼるだけで、忘れていたなにかを思い出すことができるでしょう。
それは長い創作活動において、きっとプラスに働くのではないかと思っています。

ちなみにわたしはもう手遅れです。
なにせ十代から小説を書き始めて、すでに二十年以上が経過してしまいました。
こまめな性格が幸い(?)して、作品データ群だけは残っているのですが、しっちゃかめっちゃかで、時系列もあったものではありません。

活動歴が長くなればなるほど、「ああ、自分がどうやって歩んできたのか、ちゃんと記録しておくべきだったなあ」と反省するばかりです。

ですので、ぜひいま活動をされている(もしくは始めようと思っている方)には、こういう気持ちを抱かないよう、記録をしていっていただきたいなと思います。

さて。

長々とお話をしてきましたが、最後に宣伝をさせていただきます。

小説家になろう様にて開催されておられる「集英社WEB小説大賞」を受賞し、発刊となった一巻から早半年。
12月25日のクリスマスに第二巻が発売されます!

真冬に出るのに「夏休みの海イベント」です!
しかしご安心ください。

こたつで食べるアイスのように、季節外れのアイテムだからこそ輝くシーンがあるものです。

本作はそんな素敵な冬に読む暑いドキドキの夏イベント満載ですので、二巻をお待ちだったかたも、あるいは一巻を読んでいないかたも、お手に取っていただければ幸いです!

○集英社 ダッシュエックス文庫 作品紹介ページ
 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-631633-0

斎藤ニコ(天道源)

【コンテスト情報】「アイデジ!異世界ロマンス大賞」結果発表のお知らせ

コンテストのお知らせ


いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、アイア株式会社様とのタイアップコンテスト「アイデジ!異世界ロマンス大賞」におきまして、結果発表が行われましたことをご連絡いたします。

詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「アイデジ!異世界ロマンス大賞」公式ページ
https://aidigitalpublishing.jp/results/

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【公式企画】2026年度年間予定公開のお知らせ

公式企画年間予定

いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

小説家になろうが主催する公式企画の、2026年度年間予定をお知らせいたします。
2026年度は春夏秋冬の季節に合わせて、4つの企画を開催することが決定いたしました!

公式企画では、他サイトや同人誌等で既に公開されたことがある作品でも、各企画の参加規程を満たしていればご参加いただけます。
※期間外に投稿された作品は企画参加対象となりませんので、各企画の開始日までは投稿をお待ちください。

気になるテーマやジャンルがある方は、ぜひこの機会に作品を投稿して公式企画に参加してみませんか?
また、多くの方々にとって新しい作品と出会う機会となれば幸いです。

▼開催予定
春のチャレンジ
期間:2026年2月26日~2026年5月14日
テーマ:「仕事」
ジャンル:オールジャンル(指定なし)

夏のホラー
期間:2026年7月2日~2026年8月27日
テーマ:「音」
ジャンル:ホラー

秋の文芸展
期間:2026年9月17日~2026年11月19日
テーマ:「旅」
ジャンル:大ジャンル文芸(純文学、ヒューマンドラマ、歴史、推理、ホラー、アクション、コメディ)

冬の童話祭
期間:2026年12月10日~2027年1月21日
テーマ:「おめでとう」
ジャンル:童話

各企画の参加方法や詳細は特設ページにてご案内いたします。
特設ページは企画開催期間が近付きましたら順次公開予定です。

▼小説家になろう公式企画とは
小説家になろうユーザの方であればどなたでもご参加いただける期間限定企画です!
指定の投稿期間内に各企画のテーマやジャンルに沿った作品を新規投稿していただくことで、新しい作品をみんなで楽しみ盛り上がりつつ、作品投稿のきっかけになることを目指しています。
もちろん企画参加作品はどなたでも自由に読むことが可能です。

▼過去の公式企画一覧
https://syosetu.com/event/list/

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【コンテスト情報】「第6回一二三書房WEB小説大賞」結果発表のお知らせ

コンテストのお知らせ


いつも小説家になろうグループをご利用いただきありがとうございます。

この度、株式会社一二三書房様とのタイアップコンテスト「第6回一二三書房WEB小説大賞」におきまして、結果発表が行われましたことをご連絡いたします。

詳しくは下記、公式ページをご確認ください。

▼「第6回一二三書房WEB小説大賞」公式ページ
https://award.hifumi.co.jp/

今後とも小説家になろうをよろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第240回: 相有 枝緖先生

小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である相有 枝緖先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、相有 枝緖先生よりいただきました文面となります。

はじめまして。
相有 枝緖(あいう えを)と申します。

僭越ながら、お便りコーナーにお邪魔させていただきます。
一気に冷え込んできていますので、皆様ご自愛くださいね。

さて、11月14日、拙作「魔法少年になった仙人じいちゃんの驀進譚」が発売されます。

読んでくださった皆様、評価や感想をくださった皆様、誤字脱字を指摘してくださった野生の校正様たちのおかげです。
いつもありがとうございます。

書報はこちらです。
https://syosetu.com/syuppan/view/bookid/8546/

お手に取っていただけたらとても嬉しいです。


宣伝はここまでとして。

こちらではアドバイスや雑談をということですが、実のところアドバイスできるほどのこともないので雑談させていただきます。

とはいっても、まったく関係ない日常話ではなく、書籍化にあたっての話です。

本作は、わたしの初めての商業化作品です。
その書籍化に際して関わった方、そして感じたことをお伝えしてみようと思います。

レーベルによって違うこともあると思いますので、一体験談として捉えていただければ幸いです。


◆編集様
わたしが読み直したときに気になっていた部分を見事に突っ込んでいただきました。
おかげで、いい感じにブラッシュアップできたと思います。

◆イラストレーター様
デザイン画をいただいたとき、「そうそう、この子はこういう感じ!」と思わず画面に向かって言いました。
誰かの作品を読んでそのキャラクターを描くのは、本文に書かれていない部分がとても大変だと思います。
それを細かいところまで仕上げるって、すごい能力ですよね。

◆校正・校閲様
漢字の誤変換や慣用句を音で覚えた結果の書き間違い、うっかり放置していた設定のおかしいところまで指摘していただきました。
ルビを振ってもらって初めて読み間違いに気づいたときも
「も、もちろん知ってますともー?でもまあ、間違いやすいですもんね、ルビがある方が親切ですしぃ!」
と、しれっと入れてもらうことにしました。

◆デザイナー様
イラストレーター様の絵を活かして表紙をかっこよくデザインしてくださいました。
タイトル、裏表紙やカバーの下、目次や章柱のデザインまで、もれなくすべてです。
そのセンス、ちょっとでいいんで分けてもらえませんかね……?


というわけで、プロの皆様に圧倒されながら、この一冊が仕上がりました。
ほかにも関わってくださった方は大勢いらっしゃいますが、筆者として直接見えた範囲はこのあたりです。

もう本当に、どんどん仕上がっていくのが楽しいやら心臓に悪いやら……。

しかも、レーベル様のサイトを見たら、そうそうたる先輩方の中に混ざっての出版。
お腹が痛いです。
でも商業化ってそういうことですもんね。
甘んじて受け入れ、温かいお茶でもすすります。

これからも、腹痛を抱えつつ執筆する筆者を応援していただけると幸いです。

最後までお読みいただいてありがとうございました。
それでは、次もお会いできることを願って。