【出版作品紹介】サトコのパン屋、異世界へ行く1

小説家になろうの作者:塚本悠真さんの書籍の紹介です。

・作品名 サトコのパン屋、異世界へ行く1
・作者名 塚本悠真
・イラストレータ 丹地陽子
・発売日 2017年5月17日
・販売価格 1,069円(税込)
・購入方法 Amazonストア
https://www.amazon.co.jp/dp/4074231085
・出版社 主婦の友社
・レーベル プライムノベルス
・ISBN 9784074231089

・内容
「私たちはね……異世界に、トリップしたんだよ」。実家のパン屋ごと異世界にトリップしたサトコ、18歳。
「大きな地震のたびに先祖代々トリップしてる」と母に聞かされ、大混乱!
戸惑うサトコをよそに、15年ぶりの営業にお店は満員御礼の大賑わいだった。
ある日、配達先のお城でサトコは美しい姫君・コズサ姫と出会う。
“王の中の王”への輿入れをひかえたコズサ姫は、悪い魔法で子どもの姿に変えられてしまっていた。
天下泰平のためのこの縁組、なんとしてでも実現させないわけにいかない。
相手は悪の大魔法使い、このままでは姫の身が危ないと遠方に避難することになるが――。
「一緒に来てほしいのじゃ、サトコどの! 旅先でもそなたの焼いたパンが食べたい!」

・その他伝えたい事
特典情報など、ホームページに掲載しております。
詳しくはホームページをご確認ください。
http://herobunko.com/

【出版作品紹介】俺の異世界姉妹が自重しない! (2)

小説家になろうの作者:緋色の雨さんの書籍の紹介です。

・作品名 俺の異世界姉妹が自重しない! (2)
・作者名 緋色の雨
・イラストレータ 原人
・発売日 2017年5月30日
・販売価格 690円(税込)
・購入方法 各書店や通販サイトなど
・出版社 双葉社
・レーベル モンスター文庫
・ISBN 9784575751390

・内容
グランシェス家当主が不在の状況で、クレアとソフィアに迫る政略結婚の危機。領民達は飢饉に苦しんでいて、子供達が口減らしに売られていく。
そんな状況を打開するべく、リオンは立ち上がった。
グランシェス領に住む大切な人々のために、前世で妹のために集めた知識を使って、全力で内政をおこなう。
まずは食糧事情の改善。更には学園を建設するのだが……

【出版作品紹介】虚ろな楽園

小説家になろうの作者:星見流人さんの電子書籍の紹介です。

・作品名 虚ろな楽園
・作者名 星見瑠人
・発売日 2017年5月19日
・販売価格 378円(税込)
・購入方法 アマゾン,Kindle,楽ノベ文庫より購入
・出版社 マイナビ出版
・レーベル 楽ノベ文庫

・内容
(あらすじ)

実験国家日本。医療、政治、経済、教育のあらゆる分野で世界の国々のための実験を行う試験国。そこで働く新堂恭介(しんどうきょうすけ)は都市でよく見かけるサラリーマンの一人である。ただし、その働き先が銅春樹(あかがねはるき)が経営する『就職専門の殺し屋』であることを除いて。半世紀以上続く超弩級の不景気の中で、就職活動はいつしか就職戦争と呼ばれるようになっていた。『殺してでも奪い取れ』という標語が示すように過酷な戦争に。ニートや非正規雇用者は道端のゴミと同じで利用され続けた挙句殺されることは現代の常識だからである。その裏では、ある恐るべき計画が進められていた。そして、偶然にも新堂は銅と共にそれに触れることになる。

・その他伝えたい事
皆様、初めまして。
星見流人と申します。ようやく、という言葉が正しいのかどうか分かりませんが、小さいころからの夢が一つ叶いました。高校生の頃から駄文を書き続けて、プロを目指したのは伊藤計劃さんという方の『ハーモニー』を読んだことがきっかけでした。ブラック企業で働きながらの投稿だったのですが、執筆に関しては苦しみもなく(おかげで変な作品が多いと思いますが)、楽しんで書けたと思います。
この作品は私の『怒り』を形にしたものです。元々、喜怒哀楽をテーマに書いてみようとうつ病状態になった私がたまさか思いつき、『異説鬼退治』の対になるものとして書き出しました。書いてみたはいいものの、新堂を始め、銅ブラザーズや芹沢さんがあちこちに物語を動かし、結果的にこんな結末に至りました。彼らとの付き合いはおよそ三年に及びます。その三年間で、私は彼らが大好きになりました。また、スピンオフか何かがあれば是非書きたいです。というか、書かせてください!(続編も書いてるんですけどね)

さて、何が言いたいかよくわからなくなったところで、これから書籍化を目指す皆様に一言述べさせていただきます。アドバイスでも指導でも何でもありません。私はそんな立派な物書きではないのですから。
その一言とは、『あなたは自分の書いた物語が好きですか?』。駄作だろうと傑作だろうと好きになれますか?私は大好きです。この小説が書籍化され、たとえ世間の皆さまからクソみそに詰られようとも誇りをもって言えます。大好きです! と。好きなテーマで好きな時間に、好きなように、好きなことを書いてください。それが私からの何でもない一言です。偉そうに聞こえたら申し訳ありません。

これからも色々な作品を皆様にお見せできればと思っていますので、ご指導・ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。最後になりましたが、初代担当編集様、本当にありがとうございました。私がこうやって今作家として存在しているのは、貴方のおかげです。これからも頑張りますので、どうか見守っていて頂ければ幸いです。

【出版作品紹介】オッサン(36)がアイドルになる話

小説家になろうの作者:もちだもちこさんの書籍の紹介です。

・作品名 オッサン(36)がアイドルになる話
・作者名 もちだもちこ
・イラストレータ 榊原瑞紀
・発売日 2017年6月30日
・販売価格 1,296円(税込)
・購入方法 書店など
・出版社 主婦と生活社
・レーベル PASH!ブックス
・ISBN 9784391150124

・内容
大崎ミロク(36歳)は、入社3年でリストラされ無職に。その理由は「太っているから」であった。それをきっかけに引きこもりとなるが、家族の優しさとネット環境のおかげで色々な楽しみを見つけていくミロク。ダイエットにも成功し、ある動画がキッカケで人々の注目を集め、なぜかアイドルとしての道を突き進むことに…。
オッサンたちが繰り広げる、異色のサクセスストーリー!

・その他伝えたい事
応援してくださる皆様のおかげで、この度「オッサンアイドル」が書籍化することとなりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな溢れる思いを書籍版には込めています。オッサンの日常小話なども収録しておりますので、ウェブ版と共に楽しんでいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

【お便りコーナー】第46回: Swind先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるSwind先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、Swind先生よりご連絡いただきました文面となります。



Swindと書いてスインドと申します。こちらには二度目の寄稿となります。
 
はじめましての方ははじめまして!
そうでない方は、いつもご笑読頂きましてありがとうございます。

さて本日は、拙作『異世界駅舎の喫茶店 ( http://ncode.syosetu.com/n2046cp/ ) 』の小説書籍版続巻が宝島様より5月25日に、そしてコミックス版がKADOKAWA様より5月22日に刊行させて頂くこととなりましたので、筆をとらせていただきました。

初巻の発売から8ヶ月あまりと少し時間がかかってしまいましたが、こうして皆様に再びご挨拶ができることを嬉しく思っております。

さて、上述の通り、拙作『異世界駅舎の喫茶店』につきましては今回幸運にもコミカライズの機会を頂くことができました。
そこで、コミカライズ作業を通じて感じたことを、僭越ながら皆様にお伝えさせていただければと存じます。

コミカライズの作業を通じて最初に強く感じたのは『小説』と『漫画』では魅せ方が全く異なるということです。

『小説』は、舞台や主人公の内面、動作など物語のあらゆる部分を『会話』と『地の文』という二つの文章で描写されます。
人称や書き方など様々な形はありますが、地の文で舞台の情景や登場人物の心理などを細かく描写していくこととなります。

一方、『漫画』には『地の文』がありません。その代りに舞台情景やキャラクターの個性は『コマ割り(構成)』『絵』を通じて描いていくことになります。
モノローグ的に文字として描写することもありますが、それもあくまで補助的なものです。
また、会話で使える文字数も小説より格段に少なく、短い言葉でどんどん話しが進んでいく形になります。

この違いは想像以上に大きく、『漫画として面白い』作品にするためには、話しの流れを変えたり、時には大きくカットしていくことも必要になります。

一方で、やはり物語としての『芯』の部分は削れません。
作品全体として描きたい主題の部分はもちろんなのですが、私の場合、キャラクターの行動やセリフ回しについては特に気を使っていただきました。
拙作の場合、コミカライズを担当いただいた神名ゆゆ先生や担当編集様とも細かく刷り合せを勧められたということもあって、本当に良い形で仕立てて頂いたと思っております。

そしてもう一つ。

コミカライズに当たってご苦労をかけたのが、舞台の『絵』として設定です。
例えば拙作で言えば、駅舎やホーム、喫茶店『ツバメ』の内部がどうなっているのか?
蒸気機関車は具体的にどんなイメージのものなのか?
主人公たちが載っていたのはどんな列車なのか?
料理はどのような感じなのか? 存在していいものは、ダメなものは? 使われている文字は?

……などなど、細かく決めていかなければならないことがたくさんありました。

特に建物の構造(部屋割りや内装外観など)は、小説では割とアバウトでも許される部分ではありますが、コミカライズとなると背景描写を矛盾なく行うためには相当細かな設定が必要となります。
正直申しまして、この辺りはコミカライズ作業を通じて、設定がどんどんしっかりと煮詰めることができました。これは神名ゆゆ先生に大感謝です!

ただ、小説を書く段階でどこまで細かな設定が必要かといえば、そこは作品次第といったところでしょう。もしコミカライズを目指すとしても、まずは『小説として楽しい作品』をしっかりと描くことが優先されると存じます。”執筆時間に余裕のある時”に妄想するのはきっと楽しいですけどね(笑)

さて、最後に宣伝など。

冒頭にもあります通り、小説書籍版の続編となります『異世界駅舎の喫茶店 小さな魔女と記憶のタルト』が2017/5/25に宝島社様単行本として刊行となります。
今回もWeb版から大幅に改稿して書き下ろしも追加、前回同様『書き下ろしレシピ』も掲載しております。
今回はなんと『ミスター味っ子』や『将太の寿司』などでおなじみの料理漫画界のレジェンド、寺沢大介先生に推薦の言葉を頂くことができました。本当に感激です!
もちろん、pon-marsh 様の素敵なイラストも必見です!

そして、コミックス版『異世界駅舎の喫茶店 1』もKADOKAWA様より刊行となります。
発売日は2017/5/22、MFCレーベル、こちらは『異世界居酒屋「のぶ」』からしのぶさんの応援メッセージを頂くことができました!
神名ゆゆ先生の漫画による、小説版とはまた違った楽しい『ツバメ』の雰囲気を味わって頂けるかと存じます。漫画版では名古屋ネタも結構突っ込んでいます(笑)
ComicWalker / ニコニコ静画の『異世界コミック』コーナーにて引き続き連載されますので、どうぞこちらも合わせてご覧いただければ幸いです

第5回ネット小説大賞も間もなく最終審査結果が発表されるとのこと。
今年もたくさんの作品が新たに書籍化になり、きっとこの中からコミカライズされる作品も生まれるでしょう(そういえばコミカライズ賞もありますね!)
そんな新しい作品たちに負けないよう、そしてこれから書籍化・コミカライズを目指される皆様に夢と希望を持っていただけるよう精いっぱい頑張って取り組んでまいります。

最後に。

本当に多くの方との『縁』に恵まれまして、こうして無事に続巻を発刊することができ、そしてコミックスも刊行することができました。
それもひとえに読者の皆様が応援頂いたからだと思っております。この場をお借りしまして厚く御礼を申し上げます。

書籍版もコミック版も、もちろんWeb版もぜひご笑読いただきまして、そしてたくさんお腹が空いていただけましたら幸いです。

2017年のいちばん良い季節のある日 Swind