2017-03-23

【お便りコーナー】第42回:名もなき多肉先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である名もなき多肉先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 名もなき多肉先生よりご連絡いただきました文面となります。



 「プロになったなろう作家からの「アドバイス」「雑談」などを掲載していきます」と本項にはある。さて、僕は何を書いたものだろう。
 まず「アドバイス」はできそうにない。小説の書き方やなろうで人気が出る方法なら僕が教えてほしいし、おそらく他の先生方の方が的確に教えられるであろうから、そちらに譲る。
 「雑談」も僕は苦手である。よく友人たちと会話してても「お前の話はよくわからん」とか「つまらん」とか「くさそう」とか言われる。
 しかしこれでは書くことがなくなってしまう。
 そこで、本項では僕が実践したことについて話そうと思う。ひょっとすると雑談の一種かもしれない。
 小説「銀色のスナイパー」を書き始めた日から今日まで、たった一つだけ徹底したことがある。それは「書き続ける」ことである。

 僕は書き続けた。

 文才もないし、最初はランキングにも乗らないし、そもそもブックマークも0だったが、それでも書き続けた。
 この「続ける」という点が、唯一僕が実践したことである。
 ……と、文章で書けば簡単そうに見えるが、実際のところ書き続けるのは難しい。反応がないとモチベーションが保てないし、せっかく感想が書かれても心無いものだったりすると、もう心も筆も折れる。
 僕も「銀色のスナイパー」連載始めの頃は、最初の数行すら読んでないような読者から何の魅力もない稚拙な作品であるなどと言われたり、知り合いに見せても反応は芳しくなく、さらにSという友人には「つまらないから」という理由で殴られもした。
 いまだにこの件は納得がいかない。Sはグーで、思いっきり殴ったのである。歯が折れるかと思った。
 と、これは余談。
 しかしそれでも僕は書き続けることにした。もし僕が筆を折れば、銀色のスナイパーはそこで終わってしまうからである。

 僕自身の話は誰も興味がないと思うのでここらで打ち切るが、ネット上にはいわゆる「エター」した作品が無数に転がっている。これは非常にもったいない。
 「これ以上書いても誰も読まないから」「どうせ読まれていないから書く意味がない」などの理由があるかもしれないが、実はネット上の連載は意外と読まれているものである。「なろう」でブックマークされていないように見えても、なろうのアカウントを持っていない人が読んでいるかもしれない。
 ネット上は不特定多数の人が閲覧しているわけだから、誰の目にも触れないということはまずないだろう。
 そう考えると、書く意義が出てくる。読者がいるわけである。
 そうして書き続けていると、それだけで結果は出てくるものである。小説を更新すれば「新着一覧」に乗るので、さらに人目につくし、そうやってより多くの人の目に止まれば、ポイントやブックマークが増えやすくなる。そうして1日に1つでもブックマークがつけば、それを100日続ければもうブックマーク100。ブクマ100は「小説家になろう」の作品数50万弱のうち、上位10%である。
 なにより書き続ければ文章力も上がるし、いやがおうでも展開力や構成力もつくだろう。そうなるとしめたものである。
 というわけで、僕は「続ける」ということの重要さを言いたかった。伝われば幸いである。
 
 さて、これで「アドバイス」でも「雑談」でもないが、一応何とか形になった。もう書きたいこともなくなったので、筆を置きたいと思う。
 ……いや、ここまで書いていて言い忘れたことが一つあった。

 「銀色のスナイパー」第1巻、ぽにきゃんbooksより3月17日発売。
 web版はこちら http://ncode.syosetu.com/n1006cw/ から読めます。

 以上。
 今度こそ筆を置きたいと思う。
投稿者: kuro  linkLink 

2017-03-16

【お便りコーナー】第41回:みのろう先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみのろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 みのろう先生よりご連絡いただきました文面となります。



こんにちは、日本国召喚の作者 みのろう です。

 この度、第四回ネット小説大賞受賞の関係で、3月17日に「日本国召喚 導かれし太陽」が出版される事となり、お便りを書きます。

 まず最初に「小説家になろう」という「場」、そして「ネット小説大賞」という「場」を与えて下さったヒナプロジェクト様、感謝いたします。

 私は昔から、「リアル世界と異世界が戦う」といった戦記が読みたかったのですが、当時はそのような作品はほとんど無く、空いた時間にノートに書いていたのですが、書いているうちに書く事が好きになり、いろいろと空想していました。
 しかし、話の展開を考えると、必ずと言って良いほど補給の問題にぶち当たり、短編であれば完結できますが、長く続く話を思い至りませんでした。
 そんなある日、国ごと異世界に転移させ、文明レベルも色々な国が入り乱れる作品を思いつきます。それが「日本国召喚」です。

 私が「小説家になろう」に投稿し始めた時、「自分はこんな話が読みたい」といった、自分の読みたい作品を投稿していました。(それは今でも変わりませんが)
 すると、感想が来たり、自分の妄想から始まった作品に対する考察が行われたりする事が面白くなり、書く事が趣味になってきました。
 文字数が増加するにつれ、徐々に物語が形成されはじめ、薄いキャラクターですが、キャラが勝手に動くようになり、書いていて楽しくなりました。
 
 試しに第4回ネット小説大賞に応募してみたところ、まさかの受賞です。

 正直主人公は日本であり、特定人物としての主人公はいません。(場面として主人公を設定する事は出来ますが)それがあるため、仮に評価項目の中に「主人公の魅力」というのがあった場合、その部分はゼロだから落選すると考えていました。
 ただ、読者の方の中には、連載初期から「本になる場合」の話をされる方もいて、非常に嬉しく、もしかしたらという可能性が頭に浮かんだのですが、まさか自分の作品が本になるなんて、現実的には思っていませんでした。

 私の作品に目をつけて下さった、ぽにきゃんBOOKSさんに感謝です。
 
 そして何より、様々な感想を頂き、モチベーションを上げて下さった読者の方々に感謝いたします。


「小説家になろう」という場、「ネット小説大賞」という場、「感想」という心の支援、そして多大な迷惑をかけながらの「編集」、様々な要望に答えて下さった「イラスト」、流通させるための営業、物流、そして本棚へ置いていただく行為
 多くの人に支えられ、

  日本国召喚~導かれし太陽~

 は生まれます。

 皆々様に感謝いたします。

※正直、「小説家になろう」に投稿を始めた時、本当に本としての小説になるなんて、夢にも思っていませんでした。(完全に他人事だと思っていました)
本当に「小説家になろう」なのですね。
投稿者: kuro  linkLink 

2017-02-07

【お便りコーナー】第40回:玉響結良先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である玉響結良先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 玉響結良先生よりご連絡いただきました文面となります。




 こんにちは、玉響 結良(たまゆら ゆうら)です。
 ふと自己主張をしたくなり、二度目のお便りを書かせていただきました。

 以前書いたお便りの使いまわしになりますが、最初に簡単な自己紹介をします。
 二〇一六年一月末になろうへ登録、同年二月末に連載を開始した『極めたRPG世界なので、兵器設計スキルで即英雄です』が株式会社KADOKAWAのファンタジア文庫より書籍化することでプロデビューを果たしました。
 なろう歴≒執筆歴となります。数年前に約八万文字の作品を書いた以外、なろうへ登録する以前に小説の執筆経験はありません。

【今回の内容】
1)タイトルやあらすじを工夫しましょう
2)日間総合ランク入りを目指すなら大量更新がオススメ
3)さいごに

◇タイトルやあらすじを工夫しましょう◇
 なろうで作品を掲載していると、読んでもらえなくて悲しくなることがよくあります。読んだ上で「面白くない」と離れられるのならばまだしも、そもそも一話すら読んでもらえないことが本当に多い。大量の作品が投稿・更新される巨大サイト故の悩みです。
 この悩みを改善するには、作品の外見を工夫しなくてはなりません。具体的には、多くの読者が興味を持ちそうな『タイトル』や『あらすじ』、それに『タグ』を考える必要があります。作者側からすると渾身の一作でも、読者側からすると数多の一つに過ぎません。兎にも角にも開いてもらわなければ始まらない。そのことを認識し、作品の売りである要素を全面的にアピールして、読者に「とりあえず読んでみるか」と思ってもらえるように工夫しましょう。
 ……と言うのは簡単なのですが、実行しようとすると、なかなか上手くはいきません。自分と周りの感覚が全く同じということはないので、「これは大ヒット間違いなし!」と思っていても失敗することが多いのです。こればかりは、試行錯誤を繰り返し、周囲との間にある感覚のズレを修正していくしかありません。私も常日頃からどうにかしようともがいています。

◇日間総合ランク入りを目指すなら大量更新がオススメ◇
 なろうでは、『日間総合ランキング』にランクインすることで、アクセス数が跳ね上がる傾向にあります。アクセス数が跳ね上がるから、ブックマークや評価も効率よくつき、より上のランクへ駆け上がる。人気のある作品は、決まってランキングに入ってから雪だるま式にアクセス数が増えていって……という流れでヒットしています。
 日間総合ランキングに入るには、一日で七〇ポイント前後を稼ぐ必要があります。ちなみに、ブックマークが二ポイントで、評価点が最高で一〇ポイントです。七〇ポイントを稼ぐには、最低でも六・七人のユーザーから、ブックマークと最大評価点をつけてもらわなくてはいけません。ただしこれは理論上の話であって、ブックマーク二〇件+評価点三・四人分辺りが現実的なポイントの稼ぎ方となります。
 それだけのポイントを一日で稼ごうとした場合、最も可能性の高い戦術は『大量更新』だと私は考えています。一日に二回・三回、果てにはもっと更新することで、ポイント集計期間内の露出度を高める戦術です。書籍化した拙作『極めたRPG~』もこの方法を採用しまして、連載開始当初は日に六回程更新していました。他にも、『へっぽこ冒険者ですが、女悪魔のおかげで充実しています』で日に五回の更新を続けた結果、一瞬だけですがランキング入り出来ました。
 ただ、この方法には『大量更新を行うだけの弾が必要』という欠点があります。計画的に攻めるなら、少なくとも数十話分のストックが必要になります。サクサクとストックを用意できる人であれば問題ありませんが、執筆時間をそれほど取れない人には厳しいでしょう。

◇さいごに◇
 今後もお便りを投稿するかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 活動報告も更新していますので、興味を持った方は覗いてみてください。
 (著者ページ:http://mypage.syosetu.com/745348/

 それでは、ありがとうございました。
投稿者: rame  linkLink 

2017-01-31

【お便りコーナー】第39回:東国不動先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である東国不動先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 東国不動先生よりご連絡いただきました文面となります。




はじめまして、知っている方はこんにちは。東国不動です。
よろしくお願いします。

以前にも一度、お便りコーナーを出させていただいたのですが、調べたところ一年と三ヶ月前の話でした。
私が『小説家なろう』に投稿した『異世界料理バトル』と書籍化デビュー作『賢者の転生実験』の一巻が立て続けに出た頃でした。
それまで小説などほとんど書いたことのない私でも立て続けにシリーズを出せるのだから『小説家なろう』は凄いところです。
もちろん賞になど応募したこともありませんでした。

それでも書籍の打診などというものがくると今度は賞にも挑戦しようと思ってしまいます。
応募要項を見たところ42文字×34行、縦書きとか書いてあります。
「なにそれ、意味わかんない。やめたやめた~」
今でこそ意味はわかりますし、そういった形式で出版社に提出しておりますが、なろうで決まった時は本当にそんな状況でした。
なにが言いたいかというと『小説家になろう』というサイトはそんな人にもチャンスをもたらしてくれる凄いサイトだということです。

私事ですが『僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件』という作品を投稿したところ新レーベルの創刊タイトルとして2月10日に発売になり、さらに小説版が発売される前にコミカライズが決定となりました。
http://books.tugikuru.jp/detail_bokudan.html
コミカライズにつきましては本年春頃からWEB連載がはじまるのを予定しています。
ちょっとだけどういう作品か説明させていただきます。
主人公が超格安を理由に訳有り物件を借りたら、そこはダンジョンに繋がっていて、幽霊ならぬ女騎士やらエルフやらペットになるスライムが出てきてしまったという話です。
それにしてもこんな私が創刊タイトルとか発売前にコミカライズ決定になるとは思いませんでした。
本当に『小説家なろう』は凄いですね。

ところで世間では出版不況と言われています。
にも関わらず、『小説家なろう』では毎日のように書籍化が発表され、コミカライズもネット的な言い方をすれば『まれだけどよくある』です。
それどころかアニメ化さえ何本も発表され放映しています。

これは一体どういうことなんでしょうか?
考えてみたところ答えはこういうことなんだと思います。
出版社(に限らずメーカー)は『売れる作品(ストーリー)なら常に欲しがっている』ということです。

書き手の立場からすると出版社はなかなか出版してくれないと思ってしまうかもしれません。
レーベルへ公募を出せば落選ばかりと思ってしまいます。
でも出版社から見れば意見は反対のハズです。
売れる作品ならドンドン欲しいのです。
むしろ常に探し回ってる状況ではないでしょうか。
そういう状況のなかで彗星のごとく『小説家になろう』が現れました。
すっごい数の作品があるぞと思ったに違いありません。

出版社も最初はおっかなびっくりだったと思います。
よ、よし、これを書籍に流通させてみようか……売れた!
ならもう一回やってみようか……やっぱり売れた!!
今度はコミックも……売れたぞ!!!
ならアニメ化だ……おお、売れた!!!!!

こう考えるとまだまだチャンスはあると思います。
むしろ今から新しいチャンスがさらに拡がっていくのではないでしょうか。
例えば、参入してなかった出版社がなろう発の小説を出す。
(これはもう今までにあったことですね)
大手の漫画雑誌がなろう原作の漫画を出す。ゲームのストーリーになる。ドラマになる。映画になる。
しかも、特別なある一作という訳ではなく何作もという形で。
そういう方向にまで進むと私は睨んでいます。
だって『売れる作品(ストーリー)なら常に欲しがっている』っていうのはラノベレーベルだけではないのです。
アニメ化作品が増えるなどで、そういった企業も『小説家になろう』注目していくことになります。

小説家なろうに作品を投稿するというのはそういったチャンスを得れるということなんだと思います。
さあ躊躇している場合じゃないです。
どんどん投稿しちゃいましょう。
投稿者: rame  linkLink 

2017-01-16

【お便りコーナー】第38回:藤原ゴンザレス先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である藤原ゴンザレス先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 藤原ゴンザレス先生よりご連絡いただきました文面となります。




 はじめまして。

 藤原ゴンザレスと申します。

 私が小説家になろうに登録してからかなりの時間が経ちました。
 すでに同期の仲間はほとんど残っておりません……
 そんな私は数年間ひたすら変な作品を量産して参りましたが、このたび書籍化と相成りました。
 ひゃっほーい!

 ……と言ってますが、実は私、デビューできるとは思ってなかったのです。
 実は私、小説家になろう様への作品の投稿は完全に現実逃避です。
 仕事したくないでゴザル仕事したくないでゴザル仕事したくないでゴザル仕事したくないでゴザル。
 俺、いつか異世界転生してハーレム作るんだ。(死亡フラグ)
 という毎日に潤いを求めた結果です。
 ……正直、自分の作品が書籍化するとは思ってなかったのです。
 今まで賞とかにも出しましたけど、お祭り騒ぎに相乗り気分でしたし。
 というわけで書いたみた系の私でもデビューできました。
 マジで小説家になろうでした。はい。
 なろうにKANSHA! きらりん★

 さて、ここで小説の書き方の一つもぶち上げたい気分でございますが、自分でもわかりません。
 だって私、ちゃんたした物語を書き始めたのここに登録してからですし。
 読む方は結構イケるんですけどね。
 HAHAHAHAHA!
 ただ異世界転生ものではないのにデビューできたのでワンチャンはあると思います。
 わんわんおー。

 さてさて、みんなクラスの誰が好きー? ぽくめがねのいいんちょー……じゃなくて、小説の話ですね。
 そうですねえ。
 テンプレしか読んでもらえないからテンプレを書くってのは楽しくないかも。
 いいんですよ。好きなもの書いて。
 トレンドはどんどん入れ替わるものですから。
 そのうち流行るでしょう。
 私もミステリーとか投稿してます。
 ただ、10万字近辺で1章がきれいに終わるように書くと、いいことが多いです。
 毎日投稿したら一ヶ月程度なので飽きたらやめられますし、出版社も声がかけやすく、書籍化作業も楽です。
 デメリットはちゃんとプロットを作る必要があるくらいでしょうか?
 プロットは作った方がいいので実質メリットだらけです。
 うわーおすっげえこうりゃくほうだー。(石を投げるのはやめてください)

 ※必ずしも効果を保証するものではありません。

 アクセス数の上げ方とかはわかりません。
 ぜんぜんわかりません。
 知っていたら悪用します。
 ちょうがんばって悪用します。
 誰か教えてください。
 不正以外の方法で。
 あと楽して寝てるだけで文章力を上げる方法を誰か知りませんか?
 わりと真面目に。
 あと楽して痩せる方法。
 できればラーメン食べ放題で。
 あと油そばの美味しい店が知りたいです。

 とうわけで最後に宣伝を。
 『ドラゴンは寂しいと死んじゃいます ~レベッカたんのにいたんは人類最強の傭兵~ ①』
 http://www.es-novel.jp/newbooks/#doranii01

著:藤原ゴンザレス イラスト:エナミカツミ
発売:2017年1月16日(月)
仕様:単行本 358ページ
価格:本体1,200円+税

 ぜひ読んでねー!

 ちなみにこっちがなろう版です。
 http://ncode.syosetu.com/n3450dm/

 これからもがんばるぞー!
投稿者: rame  linkLink 

2016-11-24

【お便りコーナー】第37回:伏(龍)先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である伏(龍)先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 伏(龍)先生よりご連絡いただきました文面となります。




 はじめまして、伏(龍)と申します。

 この度、第四回ネット小説大賞において新紀元社さんに拾っていただいて受賞の運びとなりまして、11月17日に『魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ』を発売することになりましたので、これを機にお便りさせて頂きました。

 私は中学生の頃から本を読むのが好きでした。きっかけは忘れてしまいましたがあるとき、同級生の名前を使って小説を書き始めたんです。内容は超能力を持ってしまった少年少女たちが月の裏側にある国の王女に助けを求められて戦うという話だったと思います。
 当時はパソコンどころかワープロすら手元になく、ひたすら原稿用紙に鉛筆で書き綴っていました。その作品と呼ぶのもおこがましいような物語を友人たちが面白がって読んでくれたのが私が小説家を目指した原点だった気がします。

 それから私は表立って小説家になりたいと言えぬまま、その夢を胸の奥に抱えたまま日々を過ごしました。就職も比較的時間が取れそうな職を選びながらも、いつか書く、いつか本を出す、やればできると自分を甘やかしながらなにひとつ具体的な努力をすることはなかったように思います。

 そんなとき『小説家になろう』を知りました。おそらくなろうを愛読している人達の中ではかなり遅いタイミングだったと思います。なろうを愛用するようになったのは2015年になってからでしたから。

 こんなサイトがあるのかと衝撃を受けました。しかもそこから本当に小説家としてデビューしている人がいると知ってようやくお尻に火が着きました。火が着くのに実に20年以上かかってしまいました。もう一度だけ書籍化を目指して頑張ってみようと決心して、時間をかけてプロットを練り、2015年4月4日にスタートしたのが『魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ』でした。

 最初は読んでくれる人も少なくて、この調子では書籍化なんてやっぱり無理なんだと思いました。
 ですが、少ないながらも読んでくれている人がいて、楽しみにしてくれている人がいました。更新するたびに感想を付けてくれる人がいました。そんな人たちが作品を読んでくれている限り更新は続けようと決めて書き続けました。もちろん自分で生みだしたキャラクターたちの動きを止めたくなかったというのもあります。

 そして連載開始から8か月後、日間ランキングの下の方に引っかかったことをきっかけに日間総合1位を取ることができました。結局なにがいいたいのかというと……

 自分が書き始めた作品を大事にしてあげてください。その作品を好きだといってくれる読者さんを大切にしてください。作者によって生み出されたキャラクターたちは作者が命を吹き込んであげないと動かなくなってしまいます。
 最初に人気がでなかったからといってすぐに新しい作品を考えるのももちろん間違いではないですが、どんな形であれ一つの作品を書き上げるということが書く人の力になると思います。と、いいつつ私自身なろうでは完結作品がないのですがw(過去には3作品ほど完結させています)

 いまはネット社会でWEB小説サイトもたくさんあります。自分の作った作品をすぐにたくさんの方に読んでもらえるという環境があります。小説家や書籍化を目指しているみなさん。皆さん方はいま、とても恵まれた環境にいると思います。原稿用紙を何百枚も買わなくてもいいですし、印刷もあっという間でワープロで感熱紙をじりじりと熱する必要もありませんw
 
 だから自分の作品に愛着をもって書くことを続けて下さい。そしてその作品を好きだといってくれる読者の方がひとりまたひとりと増えればそれだけ夢に近づくと思います。

 なんだか偉そうなことを言ってしまいましたが、最後にもう一度宣伝をさせてください。


『魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ 1』(著:伏(龍)/絵:中壱)
http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-1464-7/

11月17日に発売しますのでよろしくお願いいたします。イラストは中壱さんで超絶美麗なイラストでうちの女性陣の魅力を引き出してくれています。
是非書店さんなどで見つけたときは、手に取ってイラストだけでもみてみてください。
投稿者: rame  linkLink 

2016-09-26

【お便りコーナー】第36回:津田彷徨先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である津田彷徨先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 津田彷徨先生よりご連絡いただきました文面となります。




 はじめまして、津田彷徨と申します。

 今回、この小説家になろうの様なネット小説投稿サイトをモデルとした『ネット小説家になろうクロニクル』(http://ncode.syosetu.com/n6974de/)という作品を書かせて頂き、9月15日に発売する運びとなりましたのでお便りを書かせて頂きました。

 今から3年前、私は一念発起してこの小説家になろう様に作品の投稿をさせて頂きました。
 タイトルは『クラリス戦記』。
 後に『Clarith Knights』とタイトルを変更し、幾つか改題改稿をして、最終的に『やる気なし英雄譚』(http://ncode.syosetu.com/n5279bn/)というタイトルで書籍化させて頂くことが出来ました。

 ですが、タイトルを何度も変えていることからお気づきかも知れませんが、最初はポイントはもちろんアクセスも厳しい状況で、何かを変えなければと暗中模索していたのが正直なところです。
 実際に当時存在した戦記ジャンルにおいても芽が出ず、毎日頭を悩ませながら手探りで様々な試みを行っていました。

 その一つは先程も記載させて頂いたようにタイトルを変えたことですが、それ以外のも作品の投稿間隔を変えたり、アクセス解析から自分の作品の問題点を洗い出したり、主な読者様の生活時間を想定して投稿時間を変更してみたり、なろう内で人気が出やすいあらすじの単語やタグのポイント期待値を算出して取り入れてみたり。

 もちろんその努力を、もっと作品の質を上げる事に費やすことも一つの正解かと思います。
 ただ「書いて半分、届けて半分」という言葉もあります。
 ですので、書くための努力以外にもできることは一つずつ取り組んでみようと思い、上記以外にも色々な試みをさせて頂いた結果、様々な幸運も重なって書籍を出させて頂くことが出来ました。

 そんな経験を以前とある作家さんと話したところ、興味を持って話を聞いてくださったことがあり、ブログでアクセス解析の使い方などをパワーポイントでまとめて開示させて頂いたり、大阪芸術大学など幾つかの場所でお話させて頂く機会などを頂くことができました。

 ただせっかくならばやはり自分の出身となったこの小説家になろうで、それも小説という形態でこの経験をぶつけてみたいと思い、色んな方の手助けを頂きながら、ネット小説投稿サイトで様々なチャレンジを行いながら書籍化を目指す作品を執筆させて頂きました。
 それが今回の『ネット小説家になろうクロニクル』となります。

 もちろんアクセスアップのための手法に唯一の正解は無いと思いますし、このような執筆以外の取り組みなど不要の素晴らしい作品がなろう内では本当に多数存在すると思います。
 ですが、あくまで手法の一つとして、色々な取り組み方があるということをお伝えできればと思い、このお便りを書かせて頂きました。

 最後に著書の宣伝をさせていただきます。

『ネット小説家になろうクロニクル 1 立志編』(星海社FICTIONS 著者:津田彷徨 / イラスト:フライ)は9月16日頃より全国の書店様で発売となります。
http://www.seikaisha.co.jp/information/2016/09/09-post-net1.html

『やる気なし英雄譚』(著者:津田彷徨 / イラスト:MID)は10月25日にシリーズ完結となる第6巻がMFブックス様より発売となります。
http://mfbooks.jp/4298/


 そして最後の最後にもう一つだけ。

 いつも私の作品を読んで下さっている皆様本当に有難うございます。
 これからも楽しんで頂ける作品を目指し頑張ってまいりますので、どうぞ今後共よろしくお願いいたします。

津田彷徨
投稿者: rame  linkLink 

2016-09-14

【お便りコーナー】第35回:Swind先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるSwind先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 Swind先生よりご連絡いただきました文面となります。




Swindと書いてスインドと申します。
はじめましての方ははじめまして!
そうでない方は、いつもご笑読頂きましてありがとうございます。

さて本日は、拙作『異世界駅舎の喫茶店 ( http://ncode.syosetu.com/n2046cp/ ) 』が9月10日に宝島様より刊行させて頂くことなりましたので、筆をとらせていただきました。

『異世界駅舎の喫茶店』は、いわゆる異世界グルメ作品です。
食を通じて、主人公であるタクミ&ニャーチ夫妻と駅舎や喫茶店を訪れる人々との交流をのんびりと描いております。

異世界といっても蒸気機関車の汽笛の音が鳴り響くような「近代世界」をモチーフとした舞台であり、剣や魔法があるような世界ではありません。
1980年代中盤を代表する名作アニメ「名探偵ホームズ」のような雰囲気を思い浮かべてもらえれば……え?古すぎて知らない? 失礼いたしました。

さて、本作品は『第4回ネット小説大賞(旧なろうコン)』を受賞させていただいたことにより書籍化の機会を頂くことができました。

この『小説家になろう』と出会った一年と半年ほど前、作品を投稿し始めたばかりの頃は、自作が書籍化出来るなどということは夢にも思っていませんでした。
もしタイムワープして、当時の自分に「これ、書籍化するよー」といっても、絶対信じないでしょう。

その理由は明快、なぜなら“小説を書く”ということそのものが、全くの未経験だったからです。

そんな私が、なぜ小説を書き始めたのか?
それはもう「なろうの作品を読んでいたら、自分でも小説を書きたくなってきた」としか言いようがありません。

元々本を読むことは好きでしたので、コミック、小説、自伝、その他云々もろもろ片っ端から読み漁ってきました。
しかし、紙としての本を読んでいる間は“自分も書いてみよう”とは思いませんでした。

それが、友人からの紹介でこのサイトを知り、“某累計異世界グルメ作品”を読み始めたことで徐々に変化してきます。
最初のうちこそ楽しく作品を読んでいただけでしたが、他の作品(だいたいグルメ系)にも触れ、そしてこの『小説家になろう』が見えてくるにつれ、“自分も書いてみたい”と思うようになったのです。

この気持ちの変化にはいくつか理由があると思いますが、私なりに分析をすると
・たくさんの作品が投稿され、多くの読み手書き手が集っている
  → 作品を投稿すれば読んでもらえるチャンスはある!
・感想欄やレビューなどで、読み手書き手が楽しく交流している
  → 自分もその輪の中に飛び込んでみたい!
という二つの点が大きかったように思います。
今思えば、まさに『小説家になろう』の仕掛けにハマったということですね(笑)

そして、元々の興味分野である「食・グルメ」をテーマに、自分なりのテイストを入れて書いたのが短編『異世界駅舎のまかないご飯』、そして連載版の『異世界駅舎の喫茶店』です。

ここまでの話でお分かりの通り、『異世界駅舎の喫茶店』は自分が書きたいものを書きたいように書いてきた作品です。
異世界グルメ作品というテンプレ作品のように見えつつも、舞台が近代モチーフだったり、一話の分量が山盛りだったりと、いわゆる“なろう受け”する作品の作法からは外れている部分も多々あります。
実際、このお便りを書いている現時点でもポイントはまだ4桁台と決して高くありません。

それでもこうして『ネット小説大賞』を受賞し、書籍化させて頂く機会に恵まれました。

経緯が経緯だけに“こうすれば書籍化できるよ! ポイント取れるよ!”という有用なアドバイスはできません。

ただ一つだけ言えるとすれば、それは

『難しいことを考えずに書いてみよう! 投稿してみよう!』

ということです。

作品を呼んだ方から評価や感想を頂いたことも、昨年の夏に日間ランキングを上がっていったこともこの作品を書いていたからこそ得られた経験です。
ネット小説大賞を受賞し、書籍化させて頂けたのも、この作品を投稿していなければ得られなかった結果です。

書かなければ何も始まりません。投稿しなければ目に留まることもありません。

書きたいと思ったものは何でも書いて、投稿してみる。
長編が大変なら、お試し版の短編で書いてみて探ってみるのもアリだと思います。
何かしら動いてみると必ず何かしらの“縁”が紡がれることでしょう。

私も新たな“縁”を紡げるよう、これからますます頑張ってまいります。

なんだか青臭いことを言ってしまった後で恐縮ですが、最後に少しだけ。

冒頭にもあります通り、拙作『異世界駅舎の喫茶店』が2016/9/10に宝島社様単行本として刊行となります。
( http://blog.konorano.jp/archives/52004450.html )
書籍版ではWeb版から大幅に改稿して書き下ろし短編も追加、さらに『書き下ろしレシピ』も掲載しております。
これで作品を読んで頂いてお腹が空いたとしても、すぐに料理に取りかかれます(笑)
pon-marsh 様の素敵なイラストも必見です。
店頭で見かけた際には、ぜひお手に取ってご覧いただければと存じます。

そして、書籍化だけでなく、なんと“コミカライズ”も決定しました!
これは私自身本当にびっくりです!
頂いたご縁を大切にして、コミカライズ版でも多くの皆様を楽しませ、そしてお腹が空いて頂けるよう頑張ります!

今後の『なろうコン/ネット小説大賞』を目指される皆様に夢と希望を持っていただけるよう精いっぱい頑張って取り組んでまいります。
書籍版もコミック版も、もちろんWeb版もぜひご笑読いただきまして、そしてたくさんお腹が空いていただけましたら幸いです。

2016年残暑が続く日 Swind
投稿者: rame  linkLink 

2016-08-23

【お便りコーナー】第34回:玉響結良先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である玉響結良先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 玉響結良先生よりご連絡いただきました文面となります。



 はじめまして、玉響 結良(たまゆら ゆうら)と申します。
 簡単に自己紹介させていただきますと、二〇一六年一月になろうへ登録、同年二月末に連載を開始した『極めたRPG世界なので、兵器設計スキルで即英雄です』が株式会社KADOKAWAのファンタジア文庫より書籍化することでプロデビューを果たしました。
 なろう歴≒執筆歴となります。数年前に約八万文字の作品を書いた以外、なろうへ登録する以前に小説の執筆経験はありません。

 プロを目指す方に対するアドバイスは、「自分に対して厳しくなりましょう」です。漠然と「プロを目指しています」というだけの人は、具体的にどういうルートでプロになるのかを考えて取り組むと良いでしょう。集中力が続かないと言ってツイッター等に逃避する人は、それらのツールを断ち切って自分を追い込むと良いでしょう。がむしゃらに書き続けているだけの人は、流行を分析する時間を作ると良いでしょう。
 どうすればいいかを考え、遠慮したり面倒くさがったりしないで試す。失敗したら何が駄目だったのかを振り返る。プロになる為に必要な作業は、試行錯誤の繰り返しに尽きます。言い訳や馴れ合いはいりません。ただひたすらにゴールを目指し、考えながら走りましょう。

 また、プロになった時に備えて、ツイッター等のSNSで話す内容には気を付けましょう。企業はイメージを大事にしますので、人格に難ありと判断されると避けられかねません。攻撃的なコメントは当然として、人によって大きく意見が分かれる内容(例えば政治関係)なども控えるほうが無難です。

 最後に著書の宣伝をさせていただきます。
 八月二十日にデビュー作の『極めたRPG世界なので、兵器設計スキルで即英雄です』が発売します。内容は、ずっと遊んでいたネットゲームと同じようで異なる世界へ行った主人公が、ゲーム時代に培った知識を生かして駆け抜けていくものです。次々にイベントが起きるので、飽きずに楽しく読めます。結構なボリュームの書き下ろしエピソードも追加いたしました。担当イラストレーターのひなた睦月様による美しいイラストと相まって素晴らしい作品に仕上がっていますので、是非お読みください。

 それでは、ありがとうございました。
投稿者: rame  linkLink 

2016-08-09

【お便りコーナー】第33回:時野洋輔先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である時野洋輔先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 時野洋輔先生よりご連絡いただきました文面となります。



 初めましての方は初めまして!
 大阪生まれ大阪育ちのラノベ作家、時野洋輔です。

 『第4回ネット小説大賞』』(旧称:なろうコン)にて受賞した『異世界でアイテムコレクター』が2016年8月10日に発売ということで、お便りを書かせていただきました。

 いきなりですが、私は一度、プロになることを諦めた人間です。業界の間では、30歳を越えてプロデビューするのは稀であると言われていました(もちろん30歳を超えてからプロデビューなさり、一流になった作家様は山のようにいらっしゃいますが)。結局一度も原稿を完成させることができないまま30歳を迎えた私は、挑戦する前に挫折をすることになりました。
 そんなある日、ふとしたきっかけで『小説家になろう』様のホームページを見て「久しぶりに書いてみるか」と思って書き始めたのが、『チートコードで俺TUEEEな異世界旅』です。別にそれで何かを成そうとか思っていた訳ではありません。ただ、何もできずに終わった自分の自称小説家人生の供養のようなものだったのかもと、今では思っています。
 ですが、書いていると、すぐに読者様から感想が届きました。
「面白かった」「また読みます」そういう言葉のひとつひとつが私の胸に突き刺さりました。
 これは、ただ黙々とパソコンに向かって話しを書いているだけでは得られない快感でした。私はその快感の中毒になりました。たしか、連載をはじめて一週間の平均睡眠時間は二時間だったと思います。一週間で十万文字は書き上げました。十万文字というのは、大体本一冊分ですよね?
 私が十年近くかけて書き上げることができなかった本一冊分の原稿が、僅か一週間で仕上がったのです。

 それから四カ月後、私は「異世界でアイテムコレクター」という本を書き始めました。
 連載開始直後、私は「毎日更新します」と宣言しました。作者の方はわかると思いますが、これほどバカな発言はありません。でも、私はそれを守ることにしました。風邪を引いて熱が39度ある日も、仕事に追われて夜22時に帰って来た日も、書けるだけ書いて投稿しました。旅行に行く日は、前もって原稿を数日分仕上げることもしました。その結果、一年で100万文字以上の話を書くことができました。
 本9冊分はあります。でも、きっと私は「毎日更新します」と宣言しなかったらきっとここまで連載を続けることができなかったでしょう。
 他に連載している作品で、目の前に真っ白な原稿があって、話が全然まとまっていない時でも、「明日更新します」と宣言します。バカですよね。でも、そうしないと私は小説を書くことができないのです。まさに背水の陣です。

「できない」を「できなくする」。
 小説を書けないというのなら、書けなくなることを許さない環境を整える。こうして小説を書き続けてきた私は思いました。「30歳ならプロデビューできない」と決めつけていた私が「できない」を「できなくする」という持論で書き続けたんです。
 
 私は再び目標に向かって進むことにしました。

 そうして、異世界でアイテムコレクターを「第四回ネット小説大賞」応募しました。
 それからいろいろとありました。
『チートコードで俺TUEEEな異世界旅』をマッグガーデン様から書籍化打診が来たり、気分転換で書き始めた『成長チートでなんでもできるようになりましたが、無職だけは辞められないようです』が自己最高評価を貰ったり。
 そして、5月21日、ネット小説大賞の結果が発表され、私は『成長チートでなんでもできるようになりましたが、無職だけは辞められないようです』と『異世界でアイテムコレクター』のW受賞という栄誉をいただきました。
 数年前の三十歳になった自分に、そして、どこかでプロ作家になることを諦めてしまっている人に伝えたいです。
「できない」を「できなくしてください」!

 そして、私は宣言します。
 今度は「コミカライズ化」「アニメ化」なんて「できない」を「できなくするぞ」!と。

 まるで饅頭怖いのようなオチがついたところで、最後に、

 先ほども伝えましたが8月10日に「異世界でアイテムコレクター」9月12日に「成長チートでなんでもできるようになりましたが、無職だけは辞められないようです」が「モーニングスターブックス」様より10月10日「チートコードで俺TUEEEな異世界旅」がマッグガーデンノベルズ様より発売になります。

 また、モーニングスターブックス様より、
 モーニングスター大賞が現在公表開催中です。
 http://www.shinkigensha.co.jp/morningstar_contest/
 ぜひ、あなたの「できない」を「できなくする」第一歩としてご応募していただけたらと思います。

『異世界でアイテムコレクター 1』(著:時野洋輔/絵:冬馬 来彩)
http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-1418-0/
『成長チートでなんでもできるようになりましたが、無職だけは辞められないようです 1』(著:時野洋輔/絵:ちり)
http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-1417-3/
『チートコードで俺TUEEEな異世界旅 1』(著:時野洋輔/イラスト:やまくじら)
投稿者: rame  linkLink 

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