【お便りコーナー】第49回: 薄味メロン先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である薄味メロン先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、薄味メロン先生よりご連絡いただきました文面となります。



 はじめまして、アーススターノベル様から『なんか、妹の部屋にダンジョンが出来たんですが』を出版していただけることになった薄味メロンです。

 とても胸を張って「小説家です!!」と言える人間ではないのですが、そんな私だからこそ書けるアドバイスもあるのではないかと思い、こうしてお便りを送らせていただきます。

 テーマは『ポイントが低くてもチャンスがある。自分のペースで小説を書こう』

 これで行きたいと思います。


 さて、早速ですが。

 皆様は小説を書いていますか?
『小説家になろう』に小説を投稿していますか?

 書いている方は、自分のペースで続けて頂ければと思います。
 書いていない方は、書きましょう!!


『ポイントが低くても、書籍化のチャンスはありますよ!!』

『書籍化すれば、憧れの作家先生方とゆっくり小説談義が出来ますよ!!』


 この2つは声を大にして言えます。

「書籍化」「プロと小説談義」したくないですか??

「いやー、昨日、作家の飲み会参加してさー。やっぱプロは面白いな!!」

 自慢げにそう言いたくはないですか??

『小説家になろう』であれば、そのチャンスが転がっています。
 ある日突然、書籍化の切符が手に入ることがあるのです。


 毎日更新? ランキング上位? 流行を読み取る能力??

 あるなら良しですが、なくても大丈夫です。


 私のデビュー作となります『なんか、妹の部屋にダンジョンが出来たんですが』
 書籍化のお話を貰ったのは、800ポイント、8万文字の時でした。

 ポイントは底辺。文字数は、本一冊分にも届いておりません。

 更新は月・水・金。
 ジャンル別の下の方ならまだしも、総合ラインキングなんて入ったことがありません。

 それでも、面白い、の一言で書籍化のお話を貰えました。

 担当編集様「私が面白いと思ったので声をかけました。妹がポイントなのかもしれません」

 そんな感じです。

 出版社様のホームページで発表していただいた時でさえ、1200ポイントでした。


 夜中1時まで小説談義を繰り広げた先生の中には、生まれて初めて小説を書いて書籍化した人もいます。
 ちなみに、重版に次ぐ、重版で、売れに売れています。


 更新は毎週日曜日の1回。
 それで書籍化している先生もいます。


『週に1回。二千文字』


 まずはそこから試してください。

 もちろん更新頻度は多い方がいいですし、ポイントも取れた方がいいです。

 ですが、趣味の範囲。それこそ宝くじを買うような感覚で、小説を投稿してみても良いのではないでしょうか??


 今週は疲れたから書くのやめよ。
 飲み会行くから、更新いいかな。


 私は、ありだと思います。


 小説は趣味。いまの生活の空き時間で、出来る範囲でやる。
 空き時間に書いてたら読者様から感想を貰った。うれしくなったからもう1話書こう。

 そんな書き方もありだと思いますよ?

 私のように、たまたま編集者様の目にとまって、書籍化のお話が来るかもしれません。
 ですが、投稿しない限りは、可能性ゼロですからね。


『空き時間に少しだけ書いてみる。投稿してみる』


 それが良いと思いますよ。

 少しだけ本質から外れますが、私の書き続けるコツは投稿することです。

 発表の場所があるから続けられる。
 1人でも読んでくれるから続けられる。

 とりあえず1話をアップしてみる。
 気が付けば2話目を書いている自分がいますよ。


 恥ずかしい?
 いいんですよ、趣味なので。堂々と「素人だからな!!」って言ってやりましょう。

 時間がない?
 時間があるときでいいじゃないですか。無理はしない。

 続きが書けないかもしれない?
 次の作品、行っちゃいましょう。また書きたくなったら書いたらいいですよ。



『とりあえず書いてみる。2000文字くらい貯まったら、軽い気持ちで投稿してみる』



 気が付けば、書籍化作家様とゆっくり話せる人生が待っているかもしれませんよ??
 本気で書籍化を目指している自分がいるかもしれません。


 まずは、1文字目をはじめてみましょう。


 最後に宣伝を……。


『なんか、妹の部屋にダンジョンが出来たんですが』
 出版社・アーススターノベル(泰文堂)

 8月17日発売となります。



 ダンジョンが浸透した現代日本。

「お兄ちゃん、ダンジョン行こー」

 無邪気に微笑む妹に連れられて、高校生の兄妹がダンジョンに入っていく。

 青春を歩む高校生たちが、部活気分でダンジョンに入る。そんな物語。



『妹が可愛い!!』
『幼なじみが可愛い!!』

 書店で見かけた際には、カスカベアキラ先生のイラストだけでも眺めて頂ければと思います。
 本当に可愛く描いてくださいました。

 特集ページには試し読みもあります。
(http://www.es-novel.jp/newbooks/#imoutodungeon01)

 カスカベアキラ先生のイラストが、7枚も見れてしまう!!

 よろしくお願いします。