2017-01-31

【お便りコーナー】第39回:東国不動先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である東国不動先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 東国不動先生よりご連絡いただきました文面となります。




はじめまして、知っている方はこんにちは。東国不動です。
よろしくお願いします。

以前にも一度、お便りコーナーを出させていただいたのですが、調べたところ一年と三ヶ月前の話でした。
私が『小説家なろう』に投稿した『異世界料理バトル』と書籍化デビュー作『賢者の転生実験』の一巻が立て続けに出た頃でした。
それまで小説などほとんど書いたことのない私でも立て続けにシリーズを出せるのだから『小説家なろう』は凄いところです。
もちろん賞になど応募したこともありませんでした。

それでも書籍の打診などというものがくると今度は賞にも挑戦しようと思ってしまいます。
応募要項を見たところ42文字×34行、縦書きとか書いてあります。
「なにそれ、意味わかんない。やめたやめた~」
今でこそ意味はわかりますし、そういった形式で出版社に提出しておりますが、なろうで決まった時は本当にそんな状況でした。
なにが言いたいかというと『小説家になろう』というサイトはそんな人にもチャンスをもたらしてくれる凄いサイトだということです。

私事ですが『僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件』という作品を投稿したところ新レーベルの創刊タイトルとして2月10日に発売になり、さらに小説版が発売される前にコミカライズが決定となりました。
http://books.tugikuru.jp/detail_bokudan.html
コミカライズにつきましては本年春頃からWEB連載がはじまるのを予定しています。
ちょっとだけどういう作品か説明させていただきます。
主人公が超格安を理由に訳有り物件を借りたら、そこはダンジョンに繋がっていて、幽霊ならぬ女騎士やらエルフやらペットになるスライムが出てきてしまったという話です。
それにしてもこんな私が創刊タイトルとか発売前にコミカライズ決定になるとは思いませんでした。
本当に『小説家なろう』は凄いですね。

ところで世間では出版不況と言われています。
にも関わらず、『小説家なろう』では毎日のように書籍化が発表され、コミカライズもネット的な言い方をすれば『まれだけどよくある』です。
それどころかアニメ化さえ何本も発表され放映しています。

これは一体どういうことなんでしょうか?
考えてみたところ答えはこういうことなんだと思います。
出版社(に限らずメーカー)は『売れる作品(ストーリー)なら常に欲しがっている』ということです。

書き手の立場からすると出版社はなかなか出版してくれないと思ってしまうかもしれません。
レーベルへ公募を出せば落選ばかりと思ってしまいます。
でも出版社から見れば意見は反対のハズです。
売れる作品ならドンドン欲しいのです。
むしろ常に探し回ってる状況ではないでしょうか。
そういう状況のなかで彗星のごとく『小説家になろう』が現れました。
すっごい数の作品があるぞと思ったに違いありません。

出版社も最初はおっかなびっくりだったと思います。
よ、よし、これを書籍に流通させてみようか……売れた!
ならもう一回やってみようか……やっぱり売れた!!
今度はコミックも……売れたぞ!!!
ならアニメ化だ……おお、売れた!!!!!

こう考えるとまだまだチャンスはあると思います。
むしろ今から新しいチャンスがさらに拡がっていくのではないでしょうか。
例えば、参入してなかった出版社がなろう発の小説を出す。
(これはもう今までにあったことですね)
大手の漫画雑誌がなろう原作の漫画を出す。ゲームのストーリーになる。ドラマになる。映画になる。
しかも、特別なある一作という訳ではなく何作もという形で。
そういう方向にまで進むと私は睨んでいます。
だって『売れる作品(ストーリー)なら常に欲しがっている』っていうのはラノベレーベルだけではないのです。
アニメ化作品が増えるなどで、そういった企業も『小説家になろう』注目していくことになります。

小説家なろうに作品を投稿するというのはそういったチャンスを得れるということなんだと思います。
さあ躊躇している場合じゃないです。
どんどん投稿しちゃいましょう。
categoryお便りコーナー  time14:51  authorrame