2014-10-22

【お便りコーナー】第20回:藍藤♂/藍藤ユウ先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である藍藤♂/藍藤ユウ先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、藍藤♂/藍藤ユウ先生よりご連絡いただきました文面となります。



 皆さま初めまして。藍藤♂/藍藤ユウと申します。



 小説家になろう様にて2013年2月より連載しておりました「魔剣戦記~異界の軍師乱世を行く~」ですが、この度オーバーラップ文庫WEB小説大賞・銀賞を受賞し、2014年10月25日に発売することと相成りました。

 小説家になろう様では読み専として中学生の頃から夢や希望を戴き、本当に感謝しています。
 子供の頃から色々と空想や妄想を働かせるのが好きで、なろうと出会った当時は、自分の考えていたようなファンタジーの世界が大量に転がっているのを見て目を輝かせていたような感覚が残っています。
 まさしくここが桃源郷かと、わくわくしながらケータイ版のなろう小説をひたすら漁っておりました。

 この場所に初めて「魔剣戦記」を投下した当時のことも鮮明に記憶しています。ある冬の日、こたつの上にノートパソコンを広げて書いた、自分だけのファンタジー。初めて投稿する小説にどんな評価がつくのか緊張でいっぱいでした。
 自分で書いたものですからどの程度の出来かなんてわからないし、そもそも読み手がちゃんと自分の構想と同じようなイメージで読んでくれるのかもわからない。面白い? と聞くことさえ出来ないし、なまじ出来たとしても怖くてしなかったでしょう。

 だから日刊に載った時は目を疑いましたし、当時の文章に多くの批評や指摘もいただきました。けれどその中で「面白い」と言っていただけたことに、胸の奥から熱いものがこみ上げるような高揚を感じたことも、覚えています。

 とても、楽しかった。一文字一文字連ねていくことが、とても楽しかった。途中、現実の方で辛いことがいくつもあり、更新を止めたこともありました。けれど戻ってきた時に言ってもらえた「おかえり」も、心温まる言葉でした。

 後悔も反省も多いです。戦記の知識があまり無かった当時の自分に多くの戦記や兵法書を押しつけてやりたい気持ちでいっぱいですし、どんな事情があれど更新を止めてしまったことは申し訳ない気持ちでいっぱいです。けれど、再開して良かったと思いますし、戦記についての勉強も多く出来ました。

 こうして書き連ねてみると本当に「小説家になろう」というこのサイトは思い出の場所であり、これからも在り続けてほしい大切な場所です。

 ですから、書籍化に併せてこうして感謝の言葉を伝えさせていただくと共に、読者の皆さまやなろうで活動している皆さまにも一言ずつお伝えさせていただければと思い、こうして筆をとった次第です。

 少々前置きが長くなりましたが、メッセージを送らせていただきます。

 なろう運営の皆さま。
 この素晴らしい場所との出会いが無ければ僕は本当にこの世から消えていたかもしれません。比喩ではなく、命の恩人とも言える皆さまに、感謝を。

 藍藤♂作品読者の皆さま。
 散々一緒にふざけている覚えがあるけれど、皆さまとの交流や、いただいた感想やレビューの数々は大変な力になっています。明日への活力です。どんなにネタにされようと、「藍藤♂は今日も元気です」と言えるのは皆さまと共にあれるから。本当にありがとう。

 そして最後に、同じなろうユーザーの皆さま。
 書き手の方は、折れないでください。いくつも辛いことはあるかもしれません。けれど筆を折ってしまったら、途中で書くのを辞めてしまったら、貴方の作品は死んでしまう。だから敢えて頑張っているのを分かった上で「頑張ってください」と言わせてください。

 読み手の方。もし、中学時代の僕と同じように、書きたいけど怖い、と思っている方がいらっしゃれば。これを読んで、「投稿してみよう」と思ってくだされば幸いです。人の数だけ物語が生まれ、いつどんな良作が生まれるのか、僕も日刊ランキングや新着作品を見ながら楽しみに待っています。ですから、なろうをより楽しんでください。

 以上、思いの丈をつらつらと並べさせていただきました。
 これからのなろうが益々隆盛することを祈りつつ、僕も僕でこれからも一生懸命筆を執っていきたいと思っています。
 最後になりますが、なろうユーザーの全ての方々に、素晴らしいなろう生活のあらんことを。


 藍藤♂より、願いを込めて
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