【出版作品紹介】聖樹の国の禁呪使い4・5

小説家になろうの作者:篠崎芳さんの書籍の紹介です。

・作品名 聖樹の国の禁呪使い4
・作者名 篠崎芳
・イラストレータ 〆鯖コハダ
・発売日 2015年9月25日
・販売価格 745円(税込)
・購入方法 全国書店、ネット書店にて
・出版社 オーバーラップ
・レーベル オーバーラップ文庫
・ISBN 9784865540680

・内容
シーラス浴場でつかの間の休息を楽しんだクロヒコ。王都へ戻った彼は、学園長マキナの紹介で《ルーヴェルアルガンの魔女》シャナトリスと出会う。禁呪の呪文書の取引を持ちかけた彼女の目的は、なんとクロヒコを弟子にすることで!? 困惑する少年を嘲笑うかのように王都へ姿を現す四凶災。マキナ、シャナトリスと共に四凶災最強の男ベシュガムと対峙したクロヒコは、自らの内に宿る《ケモノ》に身を委ね――。
「戦いの後、俺が俺でなくなってしまっていたら……その時は……」
禁呪を手にした少年は、自らの選択を迫られる――!!

・その他伝えたい事
4巻には、主にWeb版で「四凶災編」として連載されていたエピソードの前編が収録されています。
前巻で日常色やコメディ色が強かった分、4巻ではバトル成分が多めといった感じでしょうか。前編ではありますが、バトルとしては、ある意味最終決戦的な色合いが強いです。書籍版では「クロヒコが年上好きだとヒロインたちに勘違いされる小話」などの一部追加シーンもあります。
強大な敵に立ち向かっていく登場人物たちが奮戦する姿に、何か感じていただけたら嬉しいです。


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・作品名 聖樹の国の禁呪使い5
・作者名 篠崎芳
・イラストレータ 〆鯖コハダ
・発売日 2016年1月25日
・販売価格 745円(税込)
・購入方法 全国書店、ネット書店にて
・出版社 オーバーラップ
・レーベル オーバーラップ文庫
・ISBN 9784865540857

・内容
――四凶災が王都にやって来た目的は、セシリー・アークライト。
四凶災の一人、ベシュガムを倒したクロヒコは、死の間際のベシュガムの口から出た本当の目的に驚愕する。
そしてセシリーの側近であるジークとヒルギスもまた、四凶災と遭遇してしまう。自らが仕える主・セシリーのため、二人は絶望的な戦いに挑むが、驚異的な実力を持つ四凶災には敵わず――。
窮地のなか二人の前に現れたのは、着流し姿の底知れぬ笑みを持つ第6院の男。
クロヒコとの再戦を誓った桜色の剣先が、四凶災に向く。
「カカカッ。さあ――死合おうか」

・その他伝えたい事
おかげさまで5巻の発売を迎えることができました。ありがとうございます。
この5巻には「四凶災編」後編、四凶災戦後の休息エピソードなどが収録されています。また今巻ではシャナトリスの変身薬関係の追加シーンの他に、第6院時代のキュリエたちを描いた番外編を書き下ろしました。第6院時代のヒビガミやロキア、ノイズ、他の第6院メンバーも何人か登場しています。
四凶災との激闘も、今巻で決着となります。楽しんでいただけたら幸いでございます。
書籍版、Web版共々、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。