【出版作品紹介】ユグドラシルの樹の下で3

小説家になろうの作者:paiちゃんさんの書籍の紹介です。

・作品名 ユグドラシルの樹の下で3
・作者名 paiちゃん
・イラストレータ 七語つきみ
・発売日 2015年4月25日
・販売価格 1,296円(税込)
・購入方法 書店等
・出版社 宝島社
・ISBN 9784800239631

・内容
 ネウサナトラム村での暮らしを始めたアキト達は、この世界の山村の貧しい暮らしを少しでも改善しようと陶器作りを始める。どうにか形になったものを、王都に送ったのだが、それに付けられた値段に大騒ぎ。
 そんな中、村の周囲で相次いで魔物が現れる。何らかの意図があるのではと、アルトさんが心配する。ミズキの調査結果を基にアキト達はアクトラス山脈の奥に向かい、魔物の元凶であるサルを退治したのだが、アキト達はサルが持っていた書物に驚いた。ぼろぼろに痛んだ書物の言語は日本語だったのだ。
 世界の成り立ちを考えながらも、アキト達は2回目の狩猟期に参加する。ミズキが狩猟期の獲物に選んだのは、サル討伐の折に目撃した大型の軟体動物ザナドウだった。
 かつて2回狩られたというザナドウをどのように狩るのか。ミズキが集まった仲間達に、その方法を説明し始めた。


・その他伝えたい事
 アキトを取り巻く世界が急速に広がり始めるのは、今回の3巻からです。
 陶器作り、サルとの遭遇と疑問、それに仲間達とのザナドウ狩りがメインに話が展開していきます。
カラメル族の秘密はちょっと驚かれると思います。彼らの好奇心が引き起こした世界的変異。ちょっと強引ではありますけど色んな種族が生まれた理由の1つとなります。 
 今回も、七語つきみさんがイラストを担当してくださいました。アキトが「イケメンだけど俺より劣る」と言ってるクオークや、ちょっと弱々しいけど芯のあるルクセム君の姿を見事に描いていますので一度手に取って見てください。