小説家になろうをいつもご利用いただきありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者である岩上翠先生よりお便りをいただきましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。
以下、岩上翠先生よりいただきました文面となります。
こんにちは、岩上翠です。
お便りコーナーへの投稿は2回目になります。
2冊目の小説が書籍化されたら、またこちらにお便りしようと思って頑張ってきました。
実現できて嬉しいです!
そして小説だけでなく、5月はコミカライズ作品も刊行されます。
◇『令嬢ですもの、やられたからにはやり返しますわ! アンソロジーコミック』
5月8日発売(コミックグロウル)
https://comic-growl.com/store_items/18326
◇『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚 4』
5月19日発売(マンガワンコミックス)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09854528
◇『身代わり花嫁の幸せガーデニングライフ 妹に名前を奪われた私が冷徹辺境伯と恋に落ちたら』
5月29日発売(角川ビーンズ文庫)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322601001326/
『お針子令嬢と氷の伯爵の白い結婚』は私の商業デビュー作なのですが、シリーズ累計10万部を突破したそうです。本当にありがとうございます!
――と、一見順調に見えるかもしれませんが、全然そんなことはありませんでした。
デビュー前は実生活の傍ら、年一くらいでキャラ文芸や文学系の公募に出し続け、一次落ち二次落ちを繰り返しくすぶること十数年。
そしてライトノベルを書き始めてその楽しさに気づき、出版社様からお声がけをいただき書籍化したけれど、2作目の出版はなかなか決まらない。
頑張って書いた新作のランキングが上がらないのはつらいですね……!
そんな中で書き続け、どうにか昨年末に2作目書籍化のお話をいただきました。
さらに別の作品がコンテストで受賞し、そちらも書籍化進行中です。
というわけで、今回は「自分の小説が商業化されるには?」という点について、日ごろ考えていることを共有させていただけたらと思います。
結論から言うと、「自分の心が動くことから書き出す」というのが大事な気がしています。
日々生きている中で自分の心が強く動いたことを小説にして「これどう?」と他の人たちに読んでもらい、その人の心も動かす。
「このシーンが書きたい」「この二人の関係性を見せたい」など、自分がグッとくることを中心に据えて書き出すことで、読んだ人の心も動かせる小説になるのではないでしょうか。
そこに王道やテクニックや流行を取り入れることで、自分が伝えたいことを効果的に伝えられるはずです。
拙作で言うと、執筆時に書きたかったものはこんな感じです。
◇『令嬢ですもの~アンソロジーコミック』収録の原作短編「もう、手加減はいたしません」→主人公が自分の不注意で大事な人を失い奈落の底に突き落とされる状況
◇『お針子令嬢と~』→恋していた婚約者を華やかな妹に奪われた絶望、からの、美しい氷の伯爵との温かな契約結婚生活
◇『身代わり花嫁の~』→立場の違う二人が少しずつ絆を結んでいき、たどり着いたラストシーン
いかがでしょうか。
このように書きたいものがはっきりしていれば読む人にも伝わりやすく、そうすれば出版社様にとっても売り出しやすいように思います。
商業デビュー3年目の作家の拙い意見ですが、みなさまの執筆の一助になりましたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
岩上翠(いわかみ・すい)
小説家になろう:https://mypage.syosetu.com/1299673/
X:https://x.com/iwakamisui
【お便りコーナー】第262回: 岩上翠先生
お便りコーナー
2026/06/25 11:00