【出版作品紹介】だれかのための物語

小説家になろうの作者:涼木玄樹さんの書籍の紹介です。

・書籍名 だれかのための物語
・作者名 涼木玄樹
・発売日 2019年2月28日
・販売価格 648円(税込)
・購入方法 書店・各種ネットショップ
・出版社 スターツ出版
・レーベル スターツ出版文庫
・ISBN 9784813706342

・書籍の内容
素直で優しい性格。だけれど部活での怪我で焦りを抱えていた高校3年生の日比野立樹は、
ある時、四月から転校生してきた森下華乃に、
『絵本の絵を描いてほしい』と頼まれる。

一週間に一枚ずつ。華乃から渡されるノートを読み、それを絵にしていく。
陽の光が差し込む海、夕焼け空、満月が輝く夜の森。美しい自然を舞台にした物語。
いつからか立樹は、その物語の主人公に自分の姿を重ねるようになる。
そして、共に成長していく。誰かのためにがんばることに充実感と幸せを感じながら。

華乃と出会ってから、立樹は記憶を失っていた小学生の頃の夢を見るようになる。
図書室で、ただひたすら絵を描く自分の夢。
その夢に変化がおとずれる時、二人の物語は急劇に展開する。
彼女の物語がもつ特別な意味を理解した時、
誰もがきっと、優しい気持ちになれる。

・その他読者に伝えたい事
初めまして!涼木玄樹と申します。
この度、スターツ出版様より書籍化の打診をいただき、本作を出版させていただくこととなりました。

本作は、教員として働きながら執筆した私の初めての作品です。執筆中、書きたい気持ち、伝えたい気持ちが溢れ、夢中になっていたことを思い出します。
書きながら、主人公と一緒に自分も生き方を考え、書き終えた時には自分の人生の方向性も見えた気がしました。
その結果、
今を生き、そして未来を担う子どもたちや10代〜20代の方に読んでいただきたい作品となりました。登場人物の生き方やセリフから学べるところもあり、読了後には温かい気持ちが残るように意識をして執筆させていただきました。

主人公の立樹は、絵本の物語の主人公に自分の姿を重ね、そこからヒントを得て、自身を成長させていきます。
読者の皆様にもそのように登場人物と自分との共通点を見つけていただき、彼らから勇気をもらっていただけるのではないかと思っております。

今回、書籍化にあたり編集者の方と相談し加筆・修正の方を行いましたが、サイトの小説の方はそちらを反映しておりません。(例えば主人公が行うスポーツをラグビーからサッカーに変更しております。)
サイトと書籍の違いもお楽しみいただければと思います。

それでは、本作をどうぞよろしくお願いいたします!

涼木玄樹