【出版作品紹介】戦国小町苦労譚  十、 逸を以て労を待つ

小説家になろうの作者:夾竹桃さんの書籍の紹介です。

・書籍名 戦国小町苦労譚  十、 逸を以て労を待つ
・作者名 夾竹桃
・イラストレータ名 平沢下戸
・発売日 2019年1月17日
・販売価格 1,296円(税込)
・購入方法 全国書店にて。
・出版社 アース・スター エンターテイメント
・レーベル アース・スターノベル
・ISBN 9784803012613

・書籍の内容

信長 meets チョコレート!?
真田家も加勢して、ワインとビールでどんちゃん騒ぎ!

1573年師走——信玄亡き後、真田衆も静子のもとに落ち着き、織田家は情報戦も一歩先を歩むこととなった。
静子はボーナスや年越しの準備で大忙しだったが、屋敷中に「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」を徹底させ、気持ちの良い新年を迎えるのだった。
新春、オリジナル暦を整えると、ついにカカオ豆を採取!
ワインとチョコレート製造も着々と進む中……加賀一向宗攻めの一手に悩む光秀たちに静子が出した案とは?
変わり続ける歴史から目が離せない、最新10巻!!


・その他読者に伝えたい事

普段あまり意識に上らないのですが、最近それを大きく損ねてしまい、初めていかに大切だったかを思い知りました。
勿体ぶった言い方をしましたが、健康というのは本当に得難い財産なのです。
とはいえ取り返しのつかないような状況になった訳ではなく、一度だけ入院を考える程の高熱を発しましたが、それ以外は大過なく原稿を上梓することができました。

拙作もついに10巻という大台を数えることになりました。
ここまで続けてこれたのも、拙作を応援してくださる皆様のご支援あってのことです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
さて、新刊の内容についてお話したいと思います。直近の8、9巻が合戦中心だったのに対し、10巻では戦後の処理から続く統治者の仕事を掘り下げます。
民からすれば上が如何に変わろうと、日々の暮らしに変わりはないなんてことは当然ありません。
民が自分の国に誇りと愛着を持ち、より良い暮らしを目指して積極的に取り組める国造りをするのが為政者です。
高度に情報化が進んだ現在の方からすれば、随分と原始的な取り組みに見えますが、先人が営々と紡いできた技術や歴史とはどうやって成立したかを知れる一助になれば幸いです。
激動の8、9巻に比べると、静穏なイメージの10巻ですが、『好事魔多し』の諺通り静子は今回も色々な厄介ごとに巻き込まれます。
飛ぶ鳥を落とす勢いの織田家ですが、取り巻く勢力状況は内外ともに刻一刻と変化していきます。
政治の世界から距離を置きたがっている静子ですが、なんといっても拙作は『苦労譚』ですので、簡単には逃がしてもらえますでしょうか?
詳しくは本書をお手にお取りいただければ幸いです。

今回も出版に際して店舗購入特典を何篇か書き下ろし致しました。
ご購入を検討される際には、是非アーススターノベル様公式サイト上にて特典情報をご確認頂き、該当店舗でお求めいただければ幸いです。
引き続き拙著『戦国小町苦労譚』をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

夾竹桃 拝