【お便りコーナー】第41回:みのろう先生

小説家になろうをいつもご利用頂きありがとうございます。
この度、小説家になろう登録作者であるみのろう先生よりお便りを頂きましたのでこの場にて利用者の皆様にお伝えいたします。

以下、 みのろう先生よりご連絡いただきました文面となります。



こんにちは、日本国召喚の作者 みのろう です。

 この度、第四回ネット小説大賞受賞の関係で、3月17日に「日本国召喚 導かれし太陽」が出版される事となり、お便りを書きます。

 まず最初に「小説家になろう」という「場」、そして「ネット小説大賞」という「場」を与えて下さったヒナプロジェクト様、感謝いたします。

 私は昔から、「リアル世界と異世界が戦う」といった戦記が読みたかったのですが、当時はそのような作品はほとんど無く、空いた時間にノートに書いていたのですが、書いているうちに書く事が好きになり、いろいろと空想していました。
 しかし、話の展開を考えると、必ずと言って良いほど補給の問題にぶち当たり、短編であれば完結できますが、長く続く話を思い至りませんでした。
 そんなある日、国ごと異世界に転移させ、文明レベルも色々な国が入り乱れる作品を思いつきます。それが「日本国召喚」です。

 私が「小説家になろう」に投稿し始めた時、「自分はこんな話が読みたい」といった、自分の読みたい作品を投稿していました。(それは今でも変わりませんが)
 すると、感想が来たり、自分の妄想から始まった作品に対する考察が行われたりする事が面白くなり、書く事が趣味になってきました。
 文字数が増加するにつれ、徐々に物語が形成されはじめ、薄いキャラクターですが、キャラが勝手に動くようになり、書いていて楽しくなりました。
 
 試しに第4回ネット小説大賞に応募してみたところ、まさかの受賞です。

 正直主人公は日本であり、特定人物としての主人公はいません。(場面として主人公を設定する事は出来ますが)それがあるため、仮に評価項目の中に「主人公の魅力」というのがあった場合、その部分はゼロだから落選すると考えていました。
 ただ、読者の方の中には、連載初期から「本になる場合」の話をされる方もいて、非常に嬉しく、もしかしたらという可能性が頭に浮かんだのですが、まさか自分の作品が本になるなんて、現実的には思っていませんでした。

 私の作品に目をつけて下さった、ぽにきゃんBOOKSさんに感謝です。
 
 そして何より、様々な感想を頂き、モチベーションを上げて下さった読者の方々に感謝いたします。


「小説家になろう」という場、「ネット小説大賞」という場、「感想」という心の支援、そして多大な迷惑をかけながらの「編集」、様々な要望に答えて下さった「イラスト」、流通させるための営業、物流、そして本棚へ置いていただく行為
 多くの人に支えられ、

  日本国召喚~導かれし太陽~

 は生まれます。

 皆々様に感謝いたします。

※正直、「小説家になろう」に投稿を始めた時、本当に本としての小説になるなんて、夢にも思っていませんでした。(完全に他人事だと思っていました)
本当に「小説家になろう」なのですね。